地域社会圏領域
地域社会圏領域とは
「地域をつくる建築をつくる」
私たちの取り組む相手は、地域と建築です。地域をつくる建築を考え、デザインします。
美しい建築をつくり、美しい地域社会が生まれること、それが私たちの理想です。
私たちの取り組む相手は、地域と建築です。地域をつくる建築を考え、デザインします。
美しい建築をつくり、美しい地域社会が生まれること、それが私たちの理想です。
建築空間とは「それ自身であると同時に周辺地域社会との関係」です。周辺環境・地域社会との関係が豊かに育まれる建築・住環境をめざしたデザイン・研究活動を行います。それは同時に、ひとつの領域性を持った「地域社会圏」の構築をめざすことでもあります。まちづくりのためのサインデザイン、あるいは地域に固有の交通システムのような、建物単体だけではない新たなデザイン活動も射程に組み込みながら、地域をつくる建築をつくります。
学べる分野
・住環境
・建築デザイン
・まちづくり
・住宅設計
・リノベーション
・エリアデザイン
・建築デザイン
・まちづくり
・住宅設計
・リノベーション
・エリアデザイン
建築専門知識に加え、学ぶことができる能力
- 他者への想像力(コミュニケーション、思考法)
- 敷地と時間を超えて建築空間を捉える広い視野(リサーチ、空間把握)
- 持続性に寄与する仕組みを構築する創造性(マネジメント、プログラム)
地域社会圏領域で学び、習得できる能力は、建築の専門知識だけではありません。極端に言えば、どの仕事に就いても確実に役に立つ、根本的な能力を学ぶことができます。例えば、ここで学ぶことができるコミュニケーション能力(自分の考えていることを正確に伝え、相手の考えていることを丁寧に聞き取る能力)は、誰に対しても、どのような場所でも発揮することができます。
地域社会圏領域のSNS
カリキュラム
1年前期
必修 基礎的な表現能力を身に付ける
1/1スケール制作
スケッチ
実測
立体構成表現
CAD基礎(Vectorworks)
模型
1年後期
必修 場所とモノに向き合う
場所とコミュニケーション
(設計の思考)
リサーチ演習
(認知、表現、展開、提案)
椅子制作
(素材、構造、ものづくりプロセス)
2年前期
分野別必修 敷地の外側を想像して住環境を設計する
3D設計基礎
(Sketch Up、Artlantis)
住宅設計-小規模住宅-
「敷地の中で完結しない居住環境」
近代建築史
構造デザイン
素材のことば
住宅設計-中規模住宅-
「新しい生活の時間」
2年後期 - 3年後期はセメスターごとにスタジオ選択/4年でスタジオ固定
2年後期からはスタジオ制になります。(1級建築士の受験資格が得られます。)
スタジオの学び
地域コミュニティセンターの設計小 学校の設計 集合住宅の設計 など |
→ | プレ卒制 | → | 卒業制作 |
将来の職業
- 建築家
- 1級建築士・2級建築士
- 設計士
- まちづくりデザイナー
- 企画/プランナー
- リノベーションデザイナー
- コンサルタント
- まちづくりデザイナー
- 地域の公務員
- NPO活動
など
先輩メッセージ
杉山 未来さん[ 3年 ]
木曽川高校(愛知) 出身
父が建築士で、幼いころから建築物や間取りを見たりすることが好きでした。そのため、「高校卒業後は建築系の大学に進学したい」と高校1年生の頃から思っていました。地域社会圏領域は、美術系大学なのに1級建築士の受験資格を得られるので、とても惹かれました。また、得意な絵や美術もここでなら活かせるかもしれないと思い、名古屋造形大学に決めました。椅子を制作する授業では専門的な機械を使い、先生方からプロの目線で評価してもらえてよかったです。
木曽川高校(愛知) 出身
父が建築士で、幼いころから建築物や間取りを見たりすることが好きでした。そのため、「高校卒業後は建築系の大学に進学したい」と高校1年生の頃から思っていました。地域社会圏領域は、美術系大学なのに1級建築士の受験資格を得られるので、とても惹かれました。また、得意な絵や美術もここでなら活かせるかもしれないと思い、名古屋造形大学に決めました。椅子を制作する授業では専門的な機械を使い、先生方からプロの目線で評価してもらえてよかったです。
深野 有哉さん[ 3年 ]
愛知教育大学附属高校(愛知) 出身
中学生のころから建築について学びたいと思っていました。オープンキャンパスで領域の先生とお話しできる機会があって、そこでいろいろなことを教えていただき、「ここしかないな」と思ったため、名古屋造形大学に決めました。新型コロナウイルス感染症の関係によりオンラインでの授業も受講していますが、CADなどのパソコンを使う作業の時は画面共有して、みんなで相談しながら楽しく課題制作をしています。
愛知教育大学附属高校(愛知) 出身
中学生のころから建築について学びたいと思っていました。オープンキャンパスで領域の先生とお話しできる機会があって、そこでいろいろなことを教えていただき、「ここしかないな」と思ったため、名古屋造形大学に決めました。新型コロナウイルス感染症の関係によりオンラインでの授業も受講していますが、CADなどのパソコンを使う作業の時は画面共有して、みんなで相談しながら楽しく課題制作をしています。
Pick up
第3回建築系愛知16大学共通設計競技「名古屋東部のターミナル藤が丘を再構築せよ」最優秀賞受賞!
愛知県内で建築に関する教育・研究を行なっている大学の学生たちによる競技「第3回建築系愛知16大学共通設計競技『名古屋東部のターミナル藤が丘を再構築せよ』」にて、大学院2年谷口 舜さん、学部4年小島 慎平さん、曽我 駿作さん共同制作作品「認識の中の“藤が丘”の拡張」が最優秀賞を受賞しました!
【谷口 舜さんコメント】
今回のコンペは実際の街を対象としたものであり、審査もその土地で活動する人々が行うものでした。そのため、自分達の考えた提案が街を変えることができるかもしれないと思いながら制作していました。これは学校の課題だけではなかなか感じることのできないものでした。貴重な経験ができたということと同時にこのような評価をいただけたことはとても嬉しかったです。
【谷口 舜さんコメント】
今回のコンペは実際の街を対象としたものであり、審査もその土地で活動する人々が行うものでした。そのため、自分達の考えた提案が街を変えることができるかもしれないと思いながら制作していました。これは学校の課題だけではなかなか感じることのできないものでした。貴重な経験ができたということと同時にこのような評価をいただけたことはとても嬉しかったです。
パース・模型・3DCG 考えを形にする手段を学ぶ
現在、建築業界ではBIM化が進んでいる。そんなBIMに挑戦してみたいと思い、この授業を選択した。
今回制作したのは、2年次後期の「美術館課題」。制作にあたり、名古屋駅周辺の調査を行ったところ、名古屋駅エリアでは高層ビルが立ち並び、コンクリートとガラスでできていると感じたので、このエリアに、もう一つ違う材質が加わったら面白くなるのではと考え、設計した。また、ただ美術館を建てるだけではなく、木材を使った椅子などの制作ワークショップなどを行い、美術館周辺だけに木材という質感が増えるのは、高層ビルとのバランスが悪くなり景観が崩れてしまうのではないかという心配がでてきた。そこで周りの建物と合わせるために、周辺の建築物からヒントを得て、なめらかな曲線を使い、周りとの境目を感じにくく、馴染むようなデザインを意識した。
この授業を通して、3Dを使うことで自分のイメージをより正確に相手に伝えることを学ぶことができた。
在学生 勝浦 凪斗/「人と木と都市の美術館」
今回制作したのは、2年次後期の「美術館課題」。制作にあたり、名古屋駅周辺の調査を行ったところ、名古屋駅エリアでは高層ビルが立ち並び、コンクリートとガラスでできていると感じたので、このエリアに、もう一つ違う材質が加わったら面白くなるのではと考え、設計した。また、ただ美術館を建てるだけではなく、木材を使った椅子などの制作ワークショップなどを行い、美術館周辺だけに木材という質感が増えるのは、高層ビルとのバランスが悪くなり景観が崩れてしまうのではないかという心配がでてきた。そこで周りの建物と合わせるために、周辺の建築物からヒントを得て、なめらかな曲線を使い、周りとの境目を感じにくく、馴染むようなデザインを意識した。
この授業を通して、3Dを使うことで自分のイメージをより正確に相手に伝えることを学ぶことができた。
在学生 勝浦 凪斗/「人と木と都市の美術館」
学生作品紹介
教えてクリエイター!在学生編 〜間宮 千晴さん〜
領域教員
蜂屋景二
伊藤維
辻琢磨
河部圭佑
佐々木司
岩月美穂
水野太史
小笹泉
田中郁恵
野中あつみ
夏目知道
漆脇美穂
葛島隆之
藤沢百合
小松宏年
松田貴仁
伊藤潤一郎
浅野翔
小林啓伯
青木裕典
福元隆司
名和知弘
井村正和
酒井悠行
渡辺一生
堀達哉
天野良則
木村俊介