朝8時半から町内会の大掃除。
側溝の蓋を開けて掃除するのだが、肩が動かないため次男に助けを求めた。
じわ〜っと世代交代の波が押し寄せてくるのを感じる。
ほったらかしで枯れたと思っていたバラが可憐な花を咲かせていて深く反省。
大事にしてやんなきゃ!
お昼頃に家を出て中央道高速バスで栄へ。
セントラルパークでは”NAGOYA 学生 EXPO 2013″が開催中。
名古屋テレビ塔を中心とした学生たちの祭典だ。
昨日と今日の2日間開催。
愛知芸術劇場コンサートホールへ。
今日は名古屋市民管弦楽団のコンサート。
このオケには私の高校の先輩が所属している。
独奏ヴァイオリンは高木和弘氏、指揮は田中良和氏。
今日のプログラムは、まず武満徹の”オーケストラのための波の盆”、これは繊細な美しい曲だった。初めて聴いたが、もともとはテレビドラマの主題曲と劇中音楽を組曲にしたのものらしい。誤解を恐れずに言うと、ハイグレードなイージーリスニングのよう。もちろん、イージーリスニングを低く見ているわけではない。晦渋なところの全くない、しかし最上級の美しさを持った音楽という意味だ。ちなみに私はイージーリスニングは大好きだ。
つづいて、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
高木氏のヴァイオリンは表情が非常に豊かで艶のある音色は美しく、早いパッセージも正確だった。
オーケストラも一生懸命高木氏について行こうとしていて、それが音楽に緊張感を与え、スリリングな表情を生み出していた。
最後はプロコフィエフの交響曲第5番。私は生で聴くのは二度目だ。一度目は 1990年1月、ベルリンのフィルハーモニーで聴いた小澤指揮のベルリンフィルの定期だった。
今日の演奏はアマチュアオケとは思えない完成度の高いものだった。すごい練習量なんだろうなきっと。
本当に感動的な演奏だった。
次は11月にブルックナーの交響曲第8番をやる。
楽しみだ。
コンサートのあとは松坂屋で開催されている”中日いけばな芸術展”を観て帰宅。
外は雨が降り続いている。