朝、いつもの整形外科でリハビリ。
微かに良くなっているような気がするが、中々めざましい快復とは行かないものだ。
その後、名古屋へ。
例年今の時期に行われる新入生研修。
新1年生が真宗大谷派名古屋別院(通称:東別院)に集合。
境内の桜は残念ながら葉桜に移行しているが、八重桜は見事に満開。
すごいボリューム感と鮮やかなピンク!
ご輪番のお話を聞き、その後は、コース別に分かれて美術館などを見学。
私は愛知県美術館で開催されている「應挙展」を観に行くグループに加わった。
應挙は良かった。感心したのは常に伝統を打ち破る実験的表現を行ってきたこと。それだけに伝統的な考えから離れられない文化人からは徹底的な批判を浴びたようだ。
應挙は西洋の透視法を採り入れたり、当時の最新技術を採り入れた「眼鏡絵」を描いたりと、非常に先進的なアーティストだったと言える。
一方で応挙は描写を徹底的にやった。今で言う「デッサン力」をしっかり身につけたうえで、斬新な表現を目指したというところは学生さんにもしっかりと理解してもらいたいところ。
夜からは毎年この時期の定例となっている名古屋造形大学教職員の「愛球会」。野球ネタを中心に語り合う会だが、それは口実で、飲んで話をするのが好きな教職員の親睦会だ。
場所は今池の有名なドラゴンズファンが集まる中華料理店。
愛球会のメンバーで最も多いのが地元中日ファン、意外と多いのが阪神ファン。巨人ファンは少なかったが、今回、新任の先生のお一人が巨人ファンだ。また、しばらくぶりにヤクルトファンの先生が着任され、今のところ、セリーグ4チームのファンで構成されている。広島ファン、横浜ファン、パリーグファンの加入を促進したいと思う。
二次会を終えて、それほど遅くない時間に帰宅した。