12月1日(土)晴れ

朝8時半に大学へ。今日は学外入試が行われるため、大学の入試本部で終了まで待機する。
待機しながら週明け月曜正午締切の「補正予算案」の作成に追われる1日となった。

午後5時過ぎ、各入試会場からすべての業務が無事終了との報告を受け、すぐに名古屋に向けて移動。6時半からの”LEDエシカル&フェアトレード・ファッションショー”開始に滑り込みセーフ。

“LEDエシカル&フェアトレード・ファッションショー”は、今日から始まった”NAGOYA アカリナイト”のオープニングイベントの一つで、エシカル・コーディネイターの原田さとみさんのプロデュースによるエシカル・ファッションと、名古屋造形大学ジュエリーデザインコースの学生が制作したLEDアクセサリーを組み合わせたファッションショーだ。モデルとして名古屋文化短期大学の学生さんが参加した。

“エシカル・ファッション”とは人や社会、自然環境に配慮した素材を使ったファッションで、オーガニック素材が使用され、フェアトレードにも留意されている。

“NAGOYAアカリナイト”は、ものづくり中部の中心地、名古屋にふさわしいイベントとして発足した。
あまり知られていないが、実は名古屋はLED発祥の地なのだ。
1986年、名古屋大学工学部の赤崎勇教授(現在、名古屋大学特別教授、名城大学教授)の指導と豊田中央研究所の協力を受けて開発に成功したのが地元の企業”豊田合成”なのだ
私は、以前特許問題などで四国の某企業が話題になったので、LEDは四国で誕生したものと思っていた。恥ずかしい限りだ。

LEDをアクセサリーにとり入れるという視点は実にユニークで、今回のショーでも学生さんの発想の豊かさに心動かされた。用いる光の色や点滅の具合でそれぞれに個性が出ている。
あまり上手く写真に収まらなかったが、当夜の雰囲気が少しでも伝わればと思う。


出品した学生たちをご紹介していただいているのは名古屋造形大学ジュエリーデザインコース客員教授荒川芳秋先生だ。

今回のショーは、公益財団法人中部圏社会経済研究所をはじめ、多くの企業や大学の協力による産学官連携事業として実現した。関係諸氏の皆様には心から感謝申し上げたい。
また、荒川芳秋先生はじめ、ご指導いただいた先生方にも心からお礼を申し上げる。

心温まるショーを見た後、少し身体を温めて高速バスに乗った。
ところが非常に込んでいて驚いた。長年このバスに乗っているが補助席に座るのは初めてだ。何となく年末が近づいている雰囲気だ。

帰宅したらウニが丸まって寝ていた。

ネコが丸まって寝るのは気温が20度を切った時だとか。
今夜は冷え込みそうだ。