朝、天王寺のホテルを8時に出発。マイクロバスで一路大阪大谷大学へ。
大阪大谷大学は大阪市から南の方向にあり、普通なら車で40分くらいで着くらしいのだが、とんでもない渋滞に巻き込まれ、予定より1時間ほど遅れての到着となった。
途中の風景。
全国どこでもゴミのポイ捨てが多い。これは本当に情けないことだ!
私が子供の頃の日本は決して今のように清潔な国ではなかった。
漱石の「三四郎」には、列車で弁当を食べた折り箱を窓からポイ捨てするシーンがあるが、昭和30年代でもそのような情景は普通だった。
オリンピックの頃からか、マナーが厳しく言われるようになり、日本は随分清潔な国になった。ゴミひとつ無い街の風景が世界に自慢できるようになったが、前世紀終わり頃からまたまたマナーが悪くなってきたように思う。
自分の家の前にゴミを捨てられたら誰でも怒るだろう。ポイ捨てされた地域にも人が住んでいるし、誰かがそれを片付かなければならないという想像力が無いのか、あるいは、そんなこと意に介さないのか… いずれにしても、このようなズルい輩が一番嫌いだ。
この「たのむ、ゴミ捨てないで!」という訴えが心に響く。
この塔は「大平和祈念塔(正式名称は”超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔”というらしい)」という名称。
パーフェクト リバティー教団(PL教団)」が1970年に建てたものだとか。
なんか近未来アニメに出てきそう。
薬学部があるので、我々があまり見ることのない施設がある。
これは実際に薬を売っているところではなく、あくまでも実習のための(模擬)薬局だ。
薬の管理は非常に厳密に行われているとか、微細なチリなども厳重にシャットアウトすることができる施設もあるとか(残念ながらそこには入れなかったが)感心すること頻り。
見学会のあとは総括があって、お昼過ぎに解散。
その後、マイクロバスで天王寺へ。
お昼の時間をかなり過ぎていたのでお腹が空いてきた。
そこで、天王寺から札幌大谷大学の高橋学長と鶴橋へ移動。
ということで、遅いお昼は美味しい焼き肉。
絶品だった。
ちなみに、札幌大谷大学の高橋学長のブログには焼き肉を食べた相手が私であることが書かれていない、何故か?
実は、今日は私の大学の公開講座が名古屋であり、本来は自分が講座冒頭の挨拶をしなければならかった。だが、大阪大谷大学での予定が午前中一杯あり、講座には到底間に合わないので、学部長に代わりに挨拶をお願いした旨をお話ししていたのだ。
スケジュール的に無理なのだが、その講座の最中にビールを飲むのは気が引ける、と私が言っていたものだから、気を使っていただいたのだ。感謝!
その後、神戸の実家に立ち寄り仏壇に線香を上げていたら、スマホに着信があった。
何と、神戸の旧友からの電話。海外赴任から一時帰国して神戸にいるとの連絡だった。
数年に一度も話す機会のない友人が、たまたま私が実家に帰った途端に連絡してくるなんて普通あり得ないよね!?
そこで、夕方から三ノ宮でビール。
そして、あまり遅くならない時間に帰宅の途についた。
今日は新世界、鶴橋、三ノ宮の三箇所でビールを飲んだ。