10月19日(水)晴れ

朝、駐車場で車から降りたらいい香り。

これだ!
駐車場の脇に大きな金木犀(キンモクセイ)の木がある。
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この季節と沈丁花(ジンチョウゲ)の香る季節は本当に楽しみ。

さて、朝から学長室で書類の整理。
そして、午前中に昨日から続く大学認証評価の実地調査、2日目。

評価委員の方々とのやり取りから得るものは大きい。
気付かされることも多く、さらに良い大学にしてゆくための励みになる。

お昼は今日も学食。
今日の日替わり丼は「中華セット」
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チンゲンサイのオイスターソース炒め、春巻き、揚げ餃子、とりの唐揚げ、そして黒ごま団子、お汁も中華風で、わかめと春雨が美味しい!
今日は肉団子の小鉢を付けて、ご飯は最少にした。
満足満足!

学食を出ると、またまた芳香が…
ここにも金木犀。
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人間を喜ばせようと香りを出しているわけじゃないと思うけど、思わず「ありがとう!」と心の中で感謝してしまう。

今日は久し振りにまだ明るい内に大学を出た。
少し用を済まして夜は久々に音楽を聴いて過ごした。

このところ、ハイレゾ音源の期間限定プライスダウン・キャンペーンが行われていて、今まで4曲ほどダウンロードした。

古い録音のものも目覚ましい音質改善が見られる(聴かれる)が、やはり、新しい録音のものを聴くと、従来のレコードやCDで聴いていた音と全く別物であることが分かる。

旧来のいわゆるハイファイといえば、ダイナミックレンジが広いとか、低域や高域が伸びているとか色々な表現が思い浮かぶが、今日聴いたストラヴィンスキーの「春の祭典」(ネゼ=セガン指揮のフィラデルフィア管弦楽団)やショスタコーヴィチの「交響曲第10番」(ネルソンス指揮のボストン交響楽団)の音を聴いていると、そのような表現を超えて、そこに空間が表れる感じがする。

リアルな音場が出現し、各楽器間の空気やホールの空気を感じる。そして、大音量になっても、音圧が過剰で耳に負担を感じる、というようなことがない。

音の空間の「風通し」が良いので、今まで、アンサンブルの中に埋もれていた微かなフレーズが聞こえてきてはっとすることがある。ショスタコーヴィチのメランコリックな旋律が絡み合う瞬間のなんと美しいこと!

あれもこれもと、ハイレゾで聴いたみたい曲が次々と思い浮かぶ。本当にヤバイ!