9月14日(水)曇り

朝、ウニが香箱を作っていた。
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この姿勢が「香箱を作る」とか「香箱を組む」というらしい。
「香箱」とは、お香などを入れる箱だが、どこか香箱に似ているのだろう(よく分からないが)。

なんでも安心しリラックスした時にとる姿勢らしいが、うちのウニがこの姿勢をしたのを実は初めて見た。てっきり、この姿勢をとることは一生無いのかと思っていたが、それはリラックスしていなかったということだろうか…

午前9時半、歯科に。

前回、奥歯に仮に詰めていたものを取り去って治療が行われた。

麻酔をかけたあと、どうもピンバイス(極細のドリル刃)のようなもので歯の根っこの先までゴシゴシしているように思う。直視していないので想像に過ぎないのだけど…

時々キ〜ンと来たものの、幸い、脳天をズッキ〜ンと貫くような痛みまでは行かなかった。

例えば、痛い痛い拷問を受けたとしよう。徐々に痛みが増してゆき、そのあとは命が無くなる可能性があるとする。それなら、たとえ身に憶えが無いことでも、取りあえずは認めてしまって命を長らえようと考えるのが自然だと思うが、どうだろう。

相手が独裁的権力者(あるいはその手先)であった場合、権力の保持や強化のために、彼から見た「危険分子」の存在がどうしても必要だ。そうであれば、事実であるかどうかに関わりなくクロにされる。逃れようがない。自白か死か… いずれかを選択するしかない。

自分なら身体が大きなダメージを受ける前にペロッと吐いてしまうだろうな〜 と実感(痛感)した。

痛みや死の恐怖に耐えられるとしたら、それに打ち克つよほど強いものが無ければならない。たとえば、は大切な他者(一人であっても集団であっても)を守るためだとしたらあり得るかも… さもなければ強いマインドコントロールをかけられている場合だろうなぁ。

少なくとも思想的信念だけで痛みや死の恐怖に耐えて自分を貫き通すことなんてとてもできない…

・・・と実感したところで今日の治療は終了。

その後、大学へ。
随時打合せを入れながら時間が過ぎていった。

気が付けば午後5時。
今日は一向に日が差してこない。

ベランダに出てみたら、相変わらずのどんより天気。
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この部分は洞窟の天井から日が差しているような感じ。
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ベランダの脇にある楠の実。
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だいぶん大きくなってきた。
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午後6時近くになって、夕闇が迫ってきた。
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校舎の上で鳴いているのは背黒鶺鴒(セグロセキレイ)のようだ。
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ずいぶん暮れるのが早くなってきたと思ったら、もう9月も半ばだ。

これ、先日某音大のT先生にいただいたグミだ。なんだかラジオ番組で有名になったらしい。
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こういう趣味の悪い遊び心は嫌いじゃないので、喜んで食べようとしたら、T先生曰く「上手く剥がれないよ」とのこと。しかし、やってみるとすんなり剥がれた。うんちくんとの相性いいのかな??

上手く剥がれた記念に自撮りしたが、顔が写っているのはどうも恥ずかしいので、あれこれ考えたあげく、ストーンズ風(?)にしてみた。味はコーラ味でなかなか美味しかった。
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ペロッ!