このところ日に日に暖かくなっていたのだが、今日は少し気温が低く、肌寒く感じられる。
今日は久々に徒歩で大学に行くことにした。
まずは、家の近所の八重桜。
このボリューム感と濃い色合いが見事!
近所の公園で見かけた鶫(ツグミ)。
越冬のためにシベリアから飛んで来たんだね。
こんな小さな身体でよく頑張れるなぁ!!
田んぼの畦道に咲く野草たち。
これは(松葉海蘭)マツバウンランという北米からの帰化植物らしい。
これは野襤褸菊(ノボロギク)
蕾のような形状のは実は花で、白いのは花の後の綿毛。
これは春紫菀(ハルジオン)
これから咲こうとする蕾のくせにすでに疲れてだらりとした感じがおもしろい。
これは烏野豌豆(カラスノエンドウ)、正式名称は矢筈豌豆(ヤハズエンドウ)だ。
これは蓚(スイバ)、タデ科の植物で、ギシギシとかスカンポと呼ばれることもある。葉は酸味があり、ヨーロッパではスープの材料などに使われてきたらしい。
大学の入口近くにある木瓜(ボケ)の木。綺麗な深紅の花が咲いている。
午前中は学長室で執務。
午後は美術1年生への人体デッサン授業。
新入生への初めての授業だが、入学式の時に顔を覚えてもらっているので、親しみを感じてもらえているようだ。
デッサンの授業というと、昨年度のマンガコースで行った人体デッサンの授業アンケートが戻ってきた。学生によるアンケートなのだが、評価が非常に高かった。
項目が14あるのだが、12の項目で平均を上回り、平均と同じ点数が2項目。満点の評価5が2項目あった。
私の授業は決して楽ではないと思うが、個々の学生に丁寧に対応し、持てる能力を最大限に引き出すことを心掛けてきた。そのことが多くの学生に理解されたようで、自由記述にも「絵の実力が付いた」とか「今後に役立つ授業だ」というような肯定的な記述ばかり。本当に嬉しい!
授業では、私は容易に引き下がらないので、学生さんにはきつい面があったと思うが、皆さん本当によくがんばった。学生が確実に「対象の把握力」を会得したと実感できることが多々あった。この財産は一生ものなので、あとで必ず役に立つと思う。教員としてもやりがいのある授業だった。
美術の新1年生については2日間だけの指導だが、できる限りの指導を行った。
ものの見方が分かることは「世界と自分の関係性」の理解につながることと感じていただければ幸いだ。
さて、今日の天気は晴れ。少し風が冷たいがアトリエから見る風景は爽快。
雲がリズミカルで面白いね!?
授業後は会議。
午後9時を過ぎて帰宅した。