1月19日(火)晴れ

午前中は会議。

お昼は学食で”日替わり丼”。
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でっかい豆腐とひき肉にたれが絡んで絶妙。ヘルシーなのもイイね!

午後はコンテンポラリーアートコース3年生の「アート・フィールド」授業の作品講評。今回のテーマは「愛に行く?」だ。

アート・フィールドはもう16〜17年くらいは続いているだろうか…、以前「総合造形コース」と呼ばれていた時代からの特色ある授業だ。

学生が自ら展覧会(主に野外・学外展示)を企画・運営し、作品も展示するというハードな授業だ。ただ、普通の実技授業では学ぶことが出来ないことを幅広く(体験しながら)学ぶことが出来、このコースで学んだ卒業生からも「良い体験が出来た」「あの授業があったからこそ今の自分がある」というような言葉を良く聞く。

今回は人数が少なく、全体にこぢんまりした印象が強かった。また、自分を強く打ち出すというより「誰かが気付いてくれればいい」という内向的なタイプの作品が多かった。それでも、各自の今後の活動に繋がる特長は表れていたように思う。

講評は2日に分けて行われ、今回は客員教授の沖啓介先生と私の二人で担当した。

キャンパス内の森に設置された作品を見て歩いたり、
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美術の研究室に設置された作品を見たり、
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また、マイクロバスで学外に出て、
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お店に展示された作品を見て回った。
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最後に講評した作品は交換留学生の Monika の作品だが、同じ「愛」を扱っていても、日本の学生よりもっと直接的だったのが面白かった。リトアニアの祖母への手紙、そして、オランダにいるボーイフレンドとのSkypeの遣り取りを作品にしたものだ。
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彼女が作ってきたリトアニアの伝統的なお菓子を食べながら、寛いだ雰囲気の中で意見交換ができたが、学生たちも意識の違いを感じただろうか?
自らの作品に向かう姿勢について考え直してみるのも意味のあることだと思う。

Monika は所属しているオランダの大学のあるフローニンゲンに今月末に帰国する。

講評が全て終了。
その後、大学に戻って会議。
会議終了後、午後9時に大学を出て帰宅。

さて、学生の作品展示がされていた「フルーツサンド」のお店で、色々なサンドイッチがあることにビックリした。実はフルーツサンドというものがあること自体知らなかった。
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思わず二種、買って帰ったが、
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特に、左のあんこ、生クリーム、栗が入ったのが美味しかった。パンの黒糖の香りとそれぞれの素材が絶妙のハーモニーを醸し出していて、やみつきになりそう!