朝、いつも通り大学へ。
午前中は学長室で仕事。
お昼は学食。
Twitterでメニューを確認。
豚汁定食、アジフライ、コロッケ、切り干し煮、イイね!
実はコロッケ好きなんだけど糖質多すぎだな…
真ん中手前は中華風豆腐、向こうは穴子と胡麻豆腐。
持参の納豆を加えるとバランスはまあまあ。
午後はアニメーション1年生の人体デッサン。
今日で3日目。
今日はクラフト紙に下描きを続ける。
今年の1年生は非常に飲み込みが早い。
参考にするのは安井曾太郎と松岡壽の滞欧作。
特に安井曾太郎のデッサンは見事。
モデルに近い低い位置からのデッサンは、一見、写真のワイドレンズを用いたような画角だが、実は写真で撮るとこうは写らない。まったく奇妙なプロポーションになってしまうのだ。
安井曾太郎の凄いところは、近接したパースを感じさせながら、高度なテクニックで巧みに不自然さを排しているところだ。
人体を描くことで学ぶことは多い。デッサンで得ることが出来る大事なことのひとつは平面上に立体を描くことの絶対的な不可能性だが、その意味でも、安井曾太郎のデッサンは単なる達者なデッサンの範疇に収まるものではない。
学生たちも休憩時間に真剣に見ているが、ここから”描くこと”の意味を感じ取ってほしい。
週明けには画用紙に描き始める。
来週の上達が楽しみだ。