2103年12月10日(火)12時30分より穴窯の焼成が始まりました。焼成は13日(金)まで行われます。窯のなかには500点以上の作品が入っています。
学生が数名の班に分かれて2~3時間ごとに交代しながら4日間徹夜で穴窯の管理と温度の記録をとっていきます。学生にとって大変貴重な体験になると思います。風邪など引かないように体調管理には充分気をつけて徹夜してください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
名古屋造形大学 情報表現領域 デザイン&イラストレーション[足立スタジオ]
12月10日(火)、2年生は講評を行いました。課題はパッケージデザイン。ターゲットとなる年齢層や嗜好を客観的にリサーチして制作を進めていきました。
松井さんのパッケージデザインです。上品で深い味わい抹茶が伝わってきそうなデザインに仕上がりました。
山崎さんの作品です。描かれている男性の表情に愛嬌がある可愛らしいデザインです。
畠山さんの作品。この商品を手にすれば、ゆっくりとくつろいだ気分にさせてくれる、仕事終わりの女性にお勧めしたいパッケージデザインに仕上がりました。
最後に池田さんの作品です。商品写真に顔を描いて、キャラクターにしてしまいました。その事でいっそう親しみを感じられるデザインになりました。
講評はディベート形式で進めていきます。前で話す学生は肯定の意見しか言ってはいけません。観ている学生は否定の意見しか言っては行けません、そしてお互いの意見を論破しあいます。
自分ならどうデザインするのか。本当にこのデザインで良いのか。さまざまな意見が出されていきます。
今回のディベートで予想もしなかった意見が出てきました。論破できなかった表現方法や、指摘を受けた問題点を改善していき、次の課題に繋げていってください。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ
益田さんは1964年から2020年までの日本の歩みをイラストレーションで表現します。どちらも東京オリンピックがキーワードになっており、その両期間の出来事を描いていきます。
展示方法は、一般的なポスター形式ではなく屏風として展示を行います。そのため日本画の鈴木教授、濱田准教授にも指導をしていただいています。イラストレーションを学んでいるデザイン系の学生が、日本画家に指導していただけるのは美術大学ならではの強みです。
新幹線開通からリニア、高度成長からバブル崩壊、震災と復興、1964年から次の2020年へ。半世紀にわたって起きた出来事や人々の想いを屏風に込めて制作しています。
イラストレーションデザインコース 足立ゆうじ