大名古屋電脳博覧会に出展されている作品を紹介します。
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Interface design seminar(外山担当ゼミ)からは担当教員が3年前に作ったグループ「スイッチ」から3作品が出品されています、そのスイッチの最初の作品が「まわる、うつる、ひろがる」です。ちょうど3年前に制作し愛知県児童総合センターの「エキゾチック展」にて発表しました。「まわる、うつる、ひろがる」は独楽をまわす事によって、その動きや位置に映像が投影されるという仕組みです、最初の展示の時の独楽は展示により各部が破損し、現在使っている独楽は二世代目となります、スイッチにとっての処女作でありかつ一番歴史のある作品となっています。
機械的な部分のシステムは当時とほぼ変わらずですが、今回の大名古屋電脳博覧会に向けてCGを完全に入れ替えました、これまで「まわる、うつる、ひろがる」をご覧になった事がある方は「花が出る」という印象をお持ちだと思うのですが、あの花の裏事象をお話すると、実は初回の展示に持ち込むのがギリギリで、とにかく動作させる事を優先した結果、動作確認用に作った花が出るサンプルが動かせる段階だったので、そのまま花びらを各独楽の色に合わせて出るように突貫で仕込んだというのが経緯です、よく何故花なのですか?と聞かれる事があったのですが、実はこういう事情があったのです(笑)
大名古屋電脳博覧会に出展した今回のバージョンは新しくメンバーに加わった2年生がCGプログラムを書いています、映像と音が以前とまったく違う感じになりましたので、是非独楽を回しに会場にお越し下さい。それと独楽のデザインも変えました、といってもフタのデザインを変えただけですが、透明アクリルにサンドブラスト加工をして少しサイバーなイメージに仕上げました。すでに3年目ですが、まだまだ改善と進展の余地がたくさんあるので、このシステムを利用してさらに新しい表現を追求して行きたいと思っています。
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大名古屋電脳博覧会に出展されている作品を紹介します。
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Interface design seminar(外山担当ゼミ)からは担当教員が3年前に作ったグループ「スイッチ」から3作品が出品されています、そのうちボールを壁に投げる作品が「なげる、あてる、ひろがる」です。
去年、愛知県児童総合センターの企画「汗かくメディア」で汗かくメディア賞を受賞し展示した事はこのブログでも紹介しました。当時は子供向けの施設による企画だったので、多くの子供達が来てくれました。その当時の様子はYouTubeにもアップしています。今回はその当時と全く同じものを展示しています、作品そのものが大きいので、なかなか体験する機会の無い作品です、是非ボールを思いっきり投げにきてください!
ちなみにこの作品は壁に40個のセンサーが設置されています、そのセンサーにボールが当たる事によって、映像が出ます、ボールの当たる位置や強さなどで音や映像が変化します。
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大名古屋電脳博覧会に出展されている作品を紹介します。
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Content design seminar(渡邊先生担当ゼミ)から出展された「インフォメディカルウエア」は、病気や治療方法、手術方法などを患者さんに説明し理解と合意を得るインフォームドコンセントの為の医療用ソフトウエアの提案です。今回は軽度な大腸がんを想定し実際のインフォームドコンセントの現場を再現、医者が患者さんにどのような説明を行うのかを体験してもらう事ができます。
この開発には国立がん研究センターで腹腔鏡手術を執刀しておられる伊藤先生の協力を得て、実際の現場にどのようなソフトウエアがあれば有効なのかを検証しています、インフォームドコンセントは患者さんにとってとてもシビアな内容ですが、理解と同意を行う上で大切なのは、今どのような病気でどのような手術方法があり、そしてリスクがどれほどあるのかをしっかり理解する事です、しかし内容は専門的な事が多くて難しいうえ、医者が提供する説明書面は直筆で手術内容の絵などが書き添えられるのですが、先生によって絵のクオリティはバラバラです。
そこで、IT技術やデザイン、イラストやアニメーションによってその部分を補い、医者からの的確な説明とその補足に役立てる事、患者さんの理解を高め、インフォームドコンセントを得る事ができる事、また術前の不安を取り除くためのソフトウエアとして現在開発と研究を行っています。今回の出展は公式の場による初の発表で最初のプロトタイプとなります。
ガンなどの大きな病気をまだ経験した事のない若い方にとってはなかなか無い体験だと思いますが、これを機会に体験してもらって医療現場に対するデザインやアニメーションの可能性を理解していただけたらと思います、またすでにご病気などでインフォームドコンセントの経験がある方には、ご自身の経験と照らし合わせていただいて、ご意見などをいただければ幸いです。
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まにあうのかっ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大名古屋電脳博覧会に向けての制作が土日に割り込んできました、なんとか間に合いそうな感じではありますが、土日休んでいる余裕は全くありません、つまり土日も制作しないと間に合わないって事ですね、ダメやん(笑)
という事で、本日も絶賛制作中でした、特に「スイッチ」による制作は工数が多くてかなりシビアな感じとなってきました。フライヤーなど公式なところにはスイッチの出品作が「 ” target=”_blank”>なげる、あてる、ひろがる」となっていますが、前回のブログ記事にも少し書いたように「 ” target=”_blank”>まわる、うつる、ひろがる」「 ” target=”_blank”>なげる、あてる、ひろがる」「ころがる、ころがる、ひろがる」の三作を同時に出展します。
スイッチで制作してきた作品が新作を含め全作同時に同じ場所で展示されるのは今回が初めてです、「 ” target=”_blank”>まわる、うつる、ひろがる」はプログラムに変更を加えCGが変わります、システムはほぼ同じですがデバイスの独楽のデザインも変えました。新作の「ころがる、ころがる、ひろがる」はKINECTセンサーを使った初の作品です、こちらは少しクリスマスを意識した感じに上がっております(なにせ展示期間がクリスマスど真ん中ですので)三作ともインタラクティブインスタレーション作品となっていますので、是非体感しにご来場ください!
本格的なサンドブラストBOXが欲しい! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大名古屋電脳博に向けて連日制作が行われているアトリエからレポート、今日はわたくしたかひこんが中心に運営しているグループ「スイッチ」の制作現場をお届けします。
スイッチは3年前に結成したグループで当時からのメンバーに加え、2年1年の新メンバーを交え、現在大名古屋電脳博覧会に向けて新作を含む3作品「まわる、うつる、ひろがる」「なげる、あてる、ひろがる」「ころがる、ころがる、ひろがる」を同時進行で制作しています。スイッチの作品はインスタレーション形式をとっているインタラクティブコンテンツなので、セッティングや設置が大掛かりで仕掛けを仕込むだけでも大変・・・現在アトリエに2作品を実装に近い状態で仮設置して連日プログラムの調整を行っています。おかげで天上は穴だらけ、色んなものがぶら下がってます(笑)
従来からの作品もバージョンアップを図っています、特に独楽を使った「まわる、うつる、ひろがる」は発表から3年を迎えそろそろ変化を持たせたいので、今回はプログラムを一部見直し新しいCG表現を実装する予定です。また独楽のデザインも一部変更する予定で、今回は簡易のサンドブラストマシンをプロダクトデザインコースからお借りして実験的に表面のデザインにサンドブラストを用いてみました、ちなみに写真は実験的にいろいろと試してる状態のもので、最終的にどんなデザインになったかは本番のお楽しみ。
大名古屋電脳博覧会に向けて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月21日から大曽根にある名古屋市民ギャラリー矢田で開催される「大名古屋電脳博覧会」に出展するべく連日制作がデジタルメディアデザインコースのアトリエで行われています!(大名古屋電脳博覧会についてはまたブログでちゃんと紹介しようと思います、オフシャルブログはこちら)
名古屋造形大学からはデジタルメディアデザインコースから渡邊先生のゼミで研究されている「インフォアニメディア」のコンテンツとわたくしたかひこんが中心に運営しているグループ「スイッチ」の3作品、それにアニメーションコースの吉岡先生のゼミからアニメーション作品が出展予定です。
写真は渡邊先生のゼミ生達で構成されたインフォアニメディアプロジェクトの制作風景です、このプロジェクトでは「インフォームドコンセント」のためのツール提案を研究していて、このプロジェクトの途中段階のプレゼンテーション展示が行われます。今年度後半から本格的にスタートした若いプロジェクトなので、これからの研究による進展がかなり期待されるプロジェクトとなっています。
今、若い美大生達が得意とするアニメーションやコミックイラストの技術が生活にどのように役立てる事が出来るか?という名古屋造形大学のデザインセクションならではの視点や切り口から、新しいデザインの可能性、医療現場などのシビアな場所に「デザイン」としてどのように役立てる事ができるかという社会性を強く意識したプロジェクトとなっています。
一見エンターテイメントと捉えられがちなアニメーションやイラストの新たな応用価値を見つけ出そうとするこの研究は将来のデジタルメディアデザインコースの一つの方向性として定着する事が期待されます。
次々と たかひこん@デジタルメディアデザインコース
少しご無沙汰していました、久しぶりのブログ更新です。デジタルメディアデザイン展が終了して一段落したかと思いきや、実はまったくそんな事はなく、搬出の次の日からギャラリー矢田で12月21日から開催される「大名古屋電脳博覧会」に出展する為の準備に慌ただしく入り連日アトリエでは制作が続いています。
1年2年はデジタルメディアデザイン展の後、通常授業に戻ったので以前と同じキャンパスライフを送っていますが、3年は次の研究に向けて、4年は卒業制作に向けてそれぞれ制作を開始、そして大名古屋電脳博覧会に出展するメンバーはそれに対応するために個人制作と両立しながら作業を行っています、本日もすでに宿泊申請が出ていて深夜のアトリエで作業中です、そしてこのブログ記事も深夜のアトリエで書いてます(笑)
写真は大名古屋電脳博覧会に出展予定の「スイッチ」の制作風景です、今回は旧作のリニューアルのため基盤の再設計と新作への挑戦の為KINECTセンサーの導入を行いました、この一週間で必要な機材などを買って現在実験を繰り返しています、デジタルメディアデザイン展が終了して間もないですが、次回の展示まで時間があまりに無いので既に制作はシビアな状況です・・頑張ります!
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