レーザーカッターでパッケージデザイン

2年生, 実習授業

とにかく使えるツールは使う! たかひこん@デジタルメディアデザインコース

本格的なレーザーカッターを大学に導入して1年以上が経ちました、これまで研究で制作してきた作品の部品切り出しやプロジェクションマッピングのテスト投影用の模型制作など、ゼミやプロジェクトで使ってきましたが、せっかくの制作ツールを授業で使わない手はないという事で、だいたいカッティングの癖も分かって来た頃なので2年生の基礎授業にレーザーカッティングを導入してみました。

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今回の課題はレーザーカッターでカッティングする事を前提にしたパッケージデザインという内容です(正確には「プレゼントを入れるパッケージ、またはレターケース」というテーマです)ペーパーのカッティングだけなら手先が器用だとカッターを使ってカッティングする事も可能でしょう、ただ、手でカットするには個人差もありますし、限界もあります、そこでレーザーカッターならではの正確さや細かさを活かしたクラフト作業を基本にしてパッケージをデザインしてもらう事にしました。

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レーザーカッター用の切断データはグラフィックデザインの作業でおなじみのIllustratorで作成できます、なので数値入力や正確な図面をIllustratorで描ければだいたいのパッケージの展開図を作る事ができます。コースではグラフィックデザイン基礎をはじめIllustratorを使った授業や制作はあたりまえのように行なっています、なので学生達はIllustratorを使えるのは基本中の基本!作業そのものもそんなにハードルが高い訳ではなく、要は展開図をうまく図面として書き起こせるかというところがポイントになります。

初めての授業導入でしたが、そんなに手間取る事もなく、それぞれ図面を引いていました。特にレーザーでは細かなカッティングが正確に行なえるという事で、表面を飾るモールドにこだわってる人も多くいました、印刷とはまた違った紙の造形で魅せようとしてるところはなかなかレーザーカッティングならではかなと思いました。さて最終的に完成する作品がどんなのになるのか楽しみです!




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6月のオープンキャンパス

イベント・展覧会, コース行事

オープンキャンパスやりました たかひこん@デジタルメディアデザインコース

6月7日オープンキャンパスを開催しました。デジタルメディアデザインコースでは今年も4年3年のゼミ生を中心にコースのオープンキャンパスを企画、ゼミ展示をはじめ、デジタルメディアデザインコースで学べる内容や研究できる内容に沿ったワークショップや体験コーナーを設けました。

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毎年人気の液晶ペンタブレット体験ももちろん設置していますが、今回は液晶ペンタブレットで描いた絵を別のワークショップや体験に利用出来るという仕組みを導入しました。やはり芸術系大学ですから絵を描くのが好きという受験生も多いのが特徴、ですが好きな絵を描いて生きていけるというほど世間は甘くありません・・やはりビジネスとして描く絵も必要ですし、いろいろな事に応用されるからこそ絵やイラストも活きてくるというものですよね、ですので例えばゲーム体験のゲーム内にテクスチャーとして絵やイラストを使ったり、プロジェクションマッピングや3DCGにイラストを使ったりできるように運営しました。

その他、導入したデジタルサイネージを使ったプロモーションも簡単ではありますが展示してみました、今後のオープンキャンパスではサイネージを利用した課題制作の作品などの展示も考えて行きたいと思います。

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受験を控えている高校3年生はもちろんですが,最近は2年生くらいでオープンキャンパスに訪れてくれる傾向にありますので、できるだけデジタルメディアデザインコースで何が出来るのか?や課題や研究でどのような事に学生達が取り組んでいるのかを知っていただいて、コースに興味もってもらえたらと思っています。

次回のオープンキャンパスは7月12日(日)になります、次回もお見逃し無く!




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デジタルサイネージパネルを導入してみました

備品・設備, 学生生活

とりあえず時代について行かなきゃ・・・って事で たかひこん@デジタルメディアデザインコース

デジタルサイネージ用の液晶パネルを4台導入してみました。ここ最近、駅やお店などの公共の場の広告表示がデジタルサイネージに置き換わっている現場によく遭遇するようになりました。従来ポスターなど紙の印刷物で掲示されていたものが、液晶パネルに変わる事で動的なものに変わりつつあります。

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デジタルサイネージに変わる事で、静的だったポスターが動的な表現へ切り替える事ができますし、なにより時間軸を持つことによって同じ場所でも時刻によって内容を変化させる事が可能となり、複数のクライアント広告を出力したり、朝、昼、夜、といった時間に合ったもの提供する事も可能です。さらにマルチパネルとして制御する事によって、複数台連携した効果的な広告表現もできます、センサー機器やスマートフォン、インターネットなどとの連携など、他メディアとの親和性も高いため、それらを活かしたインタラクティブ(双方向的)な動的広告を提供する事も可能となります。

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そんな事から、徐々に世間に浸透しつつあるデジタルサイネージ、公共のインフラも随時置き換えられつつある現状から、デジタルメディアデザインコースとしても紙媒体以外の広告戦略に対して対応出来ないとこれからのデザイン系のコースとしても致命的な遅れとなりかねません・・とはいえすでに今更感が否めないですが、遅れながらもとにかくデジタルサイネージを実働した状態で再現できる事がコースとしても先決と思い、42インチと少しサイズは小さいですが2kパネルの導入を大学側に強く要望してなんとか4台導入する事ができました。

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今後はこのパネルを使って、動的な広告やポスターの制作をデザインの基礎授業に盛り込んで行く予定です。またマルチパネルとして制御するソフトやビデオボードなどの導入も随時すすめ、出来るだけ時代にあったデザイン提案や、そういった機器を授業や研究で使えるよう環境をさらに整えていこうと考えています。




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壁をペンキで塗るんだぜ!

3年生, 4年生, 学生生活

スプラトゥーン!  たかひこん@デジタルメディアデザインコース

アトリエの壁を自分達で塗る・・どっかでいつか見た光景ですね・・・はいそうです2012年にもD206(当時D306)を改装した時に、予算削減で壁の塗り替えを拒否され、だったら自分達で塗ってやろうじゃないの!って事で当時の学生と一緒に壁を塗りましたね、そしてまたまたそんな事が再来です(笑)

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今度は新しく新任で来られたペルティエ先生のゼミ室、過去の先輩達がテープで貼ってしまって剥げた壁がずっと放置されていたのですが(この大学の人、なんでか所構わずテープで壁に紙類を貼る癖がある・・・個人的にはみっともないからやめてほしい)やはりそれがゼミ生達も気に入らなかったみたいで、自分達で塗り替えます!って事でゼミ生達でスプラトゥーン!!(*あ、スプラトゥーンは任天堂WiiUのゲームです)

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ペンキ塗りって実は体力いるんですよね、そして2回〜3回は塗らないとムラになるので結構な重労働、とりあえず今回は大きな壁面1面を3日間ほどかけて塗ってました、あともう1面残っていますが、とりあえずまた次回との事。なかなか古い大学なのでいろいろと最先端の設備に向いてない構造だったりと不足の部分が多いのですが、その反面、古いだけにDIYで改装するのもあまり気兼ねせず出来るというのは良いですね、自分達の作業しやすい環境に改装してもあまり文句言われないので、実際デジタルメディアデザインコースではピクチャーレールを敷設したりと結構自分達でアトリエ改装してます(笑)




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グラフィックデザイン基礎・小林先生、特別授業

1年生, 実習授業

現場の方の授業を! たかひこん@デジタルメディアデザインコース

岡田先生担当の1年生グラフィックデザイン基礎の授業に講師として小林功二さんをお迎えして特別授業を行なっていただきました。小林先生はLampLighters’ Labelで企画・編集・制作を主な業務とされていて、現在「+DESIGNING」の編集長なども勤めておられます。

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今回の授業は、まず自分達で好きなテーマを見つけ出し、それにつて調べ、それをどのような切り口で企画にして行くかを考え、最終的に編集するという情報をデザインしていく行程を体験したようです。雑誌などの一つのトピックを企画立案していく過程で、やはりそのテーマになる事象の特徴や特性、またユーザーに対して何を情報としてあたえて行くか、ユーザーは何を期待しているか?など、様々な要因を考えながら必要な情報を収集し、取捨選択を行い編集して行く事は情報デザインを学ぶ上で重要です。

デザイナーは制作する事だけが仕事ではありません、その手前にある企画立案が出来る事もとても大事です。膨大な情報があふれる現代において、必要な情報を集め、それを情報提供する相手に理解出来る形にプレゼンテーションするためにメタ化して行く作業は、特に企画や編集の段階で重要なスキルとなってきます。そのような過程からテーマを作り編集を行なったら、後は制作ですね、つまり実在化していく作業。

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最近はとくにデータビジュアライゼーションやインフォグラフィックスのように”データ(情報)”をある形に変えて提供して行く事がよく話題に出ます、ICTによってネットワーク化された社会、さらにビッグデータなどの情報をどのように取捨選択し、それを応用し利用して行くのか?という課題、あるいは過程は、これからのデザイナーに必要なスキルとなってくると思います。

1年生にとってちょっと難しい内容も含まれていたかもしれませんが、現役の方によるレクチャーは絶対後に役立つと思います!




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ゲームデザインゼミ・プレゼン

ゼミ, レポート

プレゼンテーション たかひこん@デジタルメディアデザインコース

5月27日、Game design seminar(ペルティエ先生担当ゼミ)のプレゼンテーションが行なわれました、プログラミングを主にしたゲームやインタラクティブコンテンツ、モバイルフォンコンテンツなどを制作するゼミです。この4月からデジタルメディアデザインコースの専任とし来られたペルティエ先生はプログラミングが専門で、ゼミではグループワークから個人ワークまで様々なコンテンツ制作の提案にそれぞれペルティエ先生なりのやり方が反映している感じでした!

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特にグループワークはこれから詰めて行く必要があるにしても、それぞれの得意や、やりたい事と社会ニーズに必要な新しいコンテンツのあり方などの提案性をうまく盛り込んだ形のプレゼンテーションとなっていて、ちょっと今までになかった新しいゼミの形が出来そうな予感です。

ゲームデザインゼミの発表後には大学院生の発表もありました、大学院生は研究課題を自分達で見つけ、それについて研究をすすめていますが、それぞれ院生としての提案性はまだこれからという感じだとは思いますが、さらに提案には院生としての強度をコースとしても求めて行きたいなと思いました。名古屋造形大学はまだまだ大学院の存在感が薄くて、院生達の問題という以前に、大学としてもっとしっかりとした組織作りがやはり必要だなとコースでは感じています。

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この翌日には3DCG seminar(岩田先生担当ゼミ)の発表が行なわれたのですが、残念ながら出張で取材に入れず記事にできませんでした・・また追ってゼミの制作の様子などでお伝えしたいと思います。




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プロジェクションマッピングにむけていよいよ始動!

プロジェクト, レポート

今年もはじまってしまいましたかぁ〜 たかひこん@デジタルメディアデザインコース

宵の明治村のプロジェクションマッピングにむけて、今年もいよいよ始動です。例年よりちょっと遅いスタートとなってるので若干心配ではありますが、今年も8月に博物館明治村にて夏の風物詩になりつつあるプロジェクションマッピング「宵街映写」をデジタルメディアデザインコースで提供する事となりました。(去年の様子

4年目をむかえる今年はなんと2年1年からの参加者が多く総勢なんと30人超えてます!外で行なうプロジェクションマッピングのほとんどはコースプロジェクトとして有志を募って制作・運営を毎回行なっています、そして今年もプロジェクションマッピングプロジェクト参加者を募ったところ多くの学生達が参加表明してくれました!実はここ数年プロジェクションマッピングを手がけていた事もあって、入学希望の時点で「プロジェクションマッピングに興味があって」とか「プロジェクトに参加してみたくて」という事を早くから言ってる受験生達も増えていて、その結果が今になって反映されているのかなと思います。

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さて、肝心のプロジェクションマッピングですが、実際は楽な仕事ではありません・・・30名とはいえ全員が全うに制作し続けれるか?という事が最大の問題になってくるかなとも思います、ともあれ、とりあえずまず参加してプロジェクトの空気にふれて行く事が大事かなと思いますので、とりあえず全員で現場の明治村に行って投影実験を行なって来ました!

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まずは投影する札幌電話交換局前にプロジェクターの設営から、去年の経験者である先輩達からの指示に従いながら機材の準備をすすめました、さすがに人数が多くて何をしていいか分からない状態になっている学生もいたりですが、まぁ最初はしょうがないですね(笑)設営を一通り終えたあとは、暗くなるまで投影出来ないので、秋に行なう「あかりの明治村」でのプロジェクションマッピング会場になる聖ザビエル天主堂にも視察に行きました。そうそうこのプロジェクトは「宵街映写」の制作だけではなくて、今年度通して行なうプロジェクションマッピングすべてを制作を手がけてもらう事を前提にしています、なので実は1年間ずーっと制作し続けなければならなくなるメンバーもおそらく出てくるのではと思います、さすがにハードだと思いますが、去年も実のところそうでした(笑)

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そうこうしているうちにプロジェクターが映る暗さになったので、片面ではありますが去年上映したソースをマッピングしてみました、マッピングには特有のノウハウがあります、特に錯視を応用する部分も多々ありますので3DCGやエフェクトを効果的に使うにはどういう点に注意すべきか?という事を投影しながら確認しました、さて、今年のプロジェクションマッピングはどんなものが出来上がってくるのでしょうね!いまからちょっと楽しみです!




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