4Kの魅力 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月9日、早川貴泰さんによる特別講義を行ないました。早川さんはアニメーション作家として活動されています、今回は4Kによるアニメーション作品の上映も同時に行なっていただきました。
特別講義は2年生の授業と池田先生担当のゼミ生達に開かれました、おもにアニメーション作家として活動されている早川さんの現在の仕事からお話がスタート、その後いままでの経緯をお話していただきました、とにかくアニメーションに関わる仕事をしたかった事が若いころからあったようで、それを追求しているうちにドローイングによるアニメーション制作のワークフローに行き着いたそうです。
デビュー作の「可畏キモノ」がCG & ANIMATION FILM FESTIVAL 2004で 優秀賞を受賞された事が切っ掛けで、アニメーション作家として本格的にデビュー、その後、映像の高精細技術による新しい画像表現にたいして、自身のワークフローを当てはめる事によって実現可能だという事を基軸に4Kによるアニメーション作品の制作を手がけておられます。今回はそんな4K作品「塵芥集」をコースの4Kモニターにて上映していただきました、4Kならではの高精細画像で表現されるドローイングはまさにこの技術があるからこその表現力、学生達も映像に見入っていました。
今回の特別講義では早川さんのデビューから今までを振り返り、今現在の活動、それからこれからの展望を語っていただいたのですが、学生達にはとても刺激になったようで、常に新しい事に挑戦する姿勢にとても魅かれているようでした。早川さんありがとうございました!
なんとか出来ました。 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
レーザーカッターを使ったパッケージデザインの課題、なんとか終了しました。デジタルメディアデザインコースの2年生1年生は基礎という事でいろいろな課題に挑戦しています、それこそグラフィックデザインから3DCG、プログラミング基礎、WEB基礎、サウンド基礎、それにアニメーションに映像制作、さらにドローイングなどのアナログな作業等々、課題内容もそれぞれの授業によって異なりますので、常に忙しく課題制作に打ち込んでいる姿を目にします。
そんななか、やはり新しいツールや新しい概念をとりいれて行きたいと思い、昨年導入したレーザーカッターを使ったパッケージデザイン制作という課題を2年生でやってみました。総勢29名もいるクラスなので、カッティングのセッティングやカットの時間を考慮すると、それなりに時間のかかる授業となりましたが、おおよそスムーズに作業は流れた印象です。
実際にカッティングして初めてデータの不備や組み立てにくい箇所などが出てきたりするので、納得いくまで幾度かやり直しする学生もいて、それなりに楽しんでくれた感じもします、予想通りレーザーならではの複雑なカッティングを施す学生もいて、課題として今後も続けて行きたと思います。
無事終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月1日(水)から5日(月)まで開催されていた大名古屋電脳博覧会2015無事終了いたしました、展覧会に起こしくださったみなさまありがとうございました。おかげさまで名古屋造形大学が出展した作品群も評判よく、なんとか乗り切る事ができました。
第1展示室という大きなスペースをどうするかという課題は結構大変でしたが、それなりの規模の作品を入れる事ができ、来場くださった方々からも良かったといっていただけてなによりです。
最終日は予定通り13時から作家によるアーティストトークが開催されました。名古屋造形大学からは出展した平野真美さん、谷阪萌瑚さん、加治屋弘樹くん、そしてスイッチの可児亘くん、石井翔くん(いずれもデジタルメディアデザインコースの卒業生、在校生)の全員が参加、アーティストトークにも多くの方に来ていただく事ができました、短い展示期間ではありましたが、ありがとうございました。
なんとか間に合いました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「大名古屋電脳博覧会2015」の搬入2日目の様子をお届けします。3回目を迎える大名古屋電脳博覧会ですが、他大学は1日目にほぼ搬入を終了しているのにやっぱり今回も名古屋造形だけが全く終わってなくて搬入日を全て使い切るのも、もう恒例になりつつありますね。
2日目の搬入は第1展示室内の2作品の仕上げです。市民ギャラリー矢田は、この第1展示室という部屋が一番大きくて電脳博覧会の企画段階で毎回どの大学が使うか?で悩みます、今回もこの広さを使い切る作品がなかなか無いという事で紆余曲折あったのですが、とりあえず前回、前々回の実績もあるので今回も名古屋造形大学でなんとか企画してみますという事になりました。
なんとか企画してみますとは言ったものの・・・となったので、とりあえずまずこの部屋を想定した作品を新たに企画し制作する事から考えました、作品の規模が大きくなるのは結局この部屋ありきで考えているからなのです、そして今回新作として考案したのがスイッチが制作した「Record」になります。
さらに加治屋くんの新作「電脳と花」も生花を大量に使うヘビーな内容、これも当初は第7展示室でとなっていたのですが、光と音の関係で第1展示室に変更しました、結果的にこれは正解、かなり規模大きくて複雑なので結局こちらの作品も1日では完成せず、2日間搬入があったからこそなんとかなったという感じです。
第1展示室の2作品は完成するのに2日目の午後9時までかかってしまいましたが、なんとか動作するところまで完了しました。なかなかメディア系の作品でこの規模のインスタレーション設営する事って無いと思いますので是非体験してください(映像は第1展示室搬入の様子です)
思った以上に時間かかりました・・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は「大名古屋電脳博覧会2015」の搬入1日目でした。大学が通常授業という事もあってなかなか平日での搬入や展示には苦慮します。特に午前中は講義系の授業が集中していたりと融通が利かず、結果的に午前中の授業が終了する12時30分まで手伝いふくむ学生スタッフが全員そろうまで待ちとなりました、なのでギャラリーに荷物とともに入ったのが13時30分とかなり出遅れたスタートとなってしまいました。
名古屋造形大学からの出展は今回4作品、点数が他大学とくらべると少ないので搬入作業はさしてそんなにかからないだろうと思っていたのですが・・・やはりこういったメディア系作品の搬入でつきものの機材的トラブル等は今回ももれなくついてきました、いやはや、やはり大変ですね・・・。
インスタレーション作品は設計通りとは言え、結局は現場合わせなところもあります、付け加えて計画通りに事が進まないという事もやっぱり多発、例えば天吊り用に用意したプロジェクターを急遽現場で入れ替えが起きるとプロジェクターの吊り具用の枠が合わないとか。大学では動作していたビデオ信号が現場に入れたとたん認識しなくなりPCを何度も再起動するとか、メディアプレイヤーはHDMI経由でしか音声出力出来ない仕様と現場で気づくとか・・・とにかくトラブルとトラブルシューティングの繰り返しで、結局第7展示室の平野さんの「蘇生するユニコーン」と谷阪さんの「うわさのねこ」のみが展示完了。のこりの第1展示室の2作品は完成には至らず、スイッチの「Record」に関しては動作チェックすら出来ないまま本日終了となってしまいました。
明日も搬入日です!明日こそ完成させるぞ!(あたりまえか・・) 調整中にならない事を祈って頑張ります!
「大名古屋電脳博覧会2015」に出展します。
3回目をむかえる大名古屋電脳博覧会、この地域の5つの芸術系大学によるメディア系作品の企画展です。名古屋造形大学からは今回。平野真美「蘇生するユニコーン」(プロジェクト展示)、加治屋弘樹「電脳と花」(インスタレーション)、谷阪萌瑚「うわさのねこ」(クレイアニメーション)、スイッチ「Record」(インスタレーション) の4作家が出展します。いずれもデジタルメディアデザインコース卒業生および在学生。
それぞれの大学にてICTなどメディア系に関わる制作や仕事をしている作家を中心に作品をチョイス、メディア系と一概に言っても様々な捉え方があるように、各大学のそれぞれ違った特徴を観る事が出来るのではないでしょうか。
会期は7月1日(水)〜7月5日(日)10時〜19時(最終日は17時まで)となっています、是非おでかけください。
なお、最終日7月5日(日)の13時より出展作家によるアーティストトークを予定しています。
場所 : 名古屋市民ギャラリー矢田
会期 : 7/1(水)~5(日)※最終日のみ17:00まで
時間 : 10:00~19:00
https://www.bunka758.or.jp/img/scd19/yada20150622%20denno.pdf
1年生はグリッドシステムを覚えた! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岡田先生担当のグラフィックデザイン基礎の授業が完了しました!デジタルメディアデザインコースに入学して最初に経験するメインの実習授業がグラフィックデザイン基礎にります、主にPhotoshopやIllustratorを使った編集技術を覚えながら、グラフィックデザインのノウハウを学びます。
最終課題は自分で見つけたテーマをA4サイズの紙面に編集してまとめる事だったようです、以前に小林功二さんをお迎えして「企画〜編集」の流れをレクチャーしていただきましたが、その時の内容を紙面にレイアウトしまとめたものが今回の最終課題として完成したものになります。紙面デザインを行なう上での基本やノウハウはいろいろあるのですが、とにもかくにもまず美しく仕上げるためには、いままで培われたルールに乗っ取って作業するのがとても効率よく、かつデザインの本質的な部分も見えやすいかなと思います。
と、いうことで今回の課題ではグリッドシステムを基本にしてレイアウトをするというグラフィックデザインの基本を忠実にトレースする事を行なったようです、グリッドシステムは紙面にとどまらずWebデザインでも応用されている基本的な仕組み、これをうまく利用する事で紙面に無駄なく奇麗にレイアウトする事ができます、要するに情報を整列して並べるための基本骨格を作ってそれに流し込んで行くという感じですね。
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結果的に全員ぶんを取材できませんでしたが、プレゼンをみせてもらった感想は、全体的にA4紙面に伝えたい情報を入れ込む事に苦労している感じでした、テーマから情報収集、それに見出しや記事などのライティングも自分達で行なっているようでしたが、伝えたい事を文章にするとどうしても長文になる傾向があるのかな?結構パンパンに記事が入ってるって作品が多かった印象でした(笑)もちろん編集の作業の現場だとライターさんが別にいたりして、決められた文字以内で的確に書いてくれたりするので、デザイナーは流し込んで見栄えを編集するのが仕事だったりしますが、企画からはじめ、一連の流れを経験しながら紙面まで完成させるという授業の流れはおそらく今後のデザインワークに役立つ事間違いないと思います。それぞれ反省点なども述べていましたが、その反省点こそだいじなポイントだなと思いました、これを糧に今後の作業に是非役立ててもらえたらと思います。
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