



















プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「Prologue exhibition 2014」最後のとりのプレゼンテーションは岩田先生担当の「3DCG seminar」(3DCG)でした、このゼミは今年から新設したゼミで、デジタルメディアデザインコース1年生の3DCG基礎の授業でもお世話になっている岩田康裕先生に対応していただいています。
3DCGのために今年、MODOという3DCGソフトを導入、さらにそれを動かすためにワークステーションPCをゼミに入れました。合わせて映像エフェクトによるコンポジションも可能にするため、TrapcodeというAfter Effectsのプラグインも購入しました、基本的に映像ソースを制作するまでの過程を一通り出来る環境をなんとか整えてスタート、現在ゼミ生達は3DCGによるコンテンツ制作や表現を研究しています。
あと、宵の明治村に向けたプロジェクションマッピング制作の3DCGパートを請け負っているのもこのゼミです、なのでプレゼンテーションでは宵の明治村に向けた制作状況や、どのようにコンテンツとして仕上げて行くのかも発表、報告してもらいました。今年もお盆に宵の明治村で上映しますので、是非また夏にご来場ください。
ちなみに、わたくしたかひこんはこの日出張で不在だったため、写真がほとんどありません・・・
プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
渡邊先生担当のゼミ「Communication design seminar」(コミュニケーションデザインゼミ)のプレゼンテーションが5月21日(水)に行なわれました。去年まではコンテンツデザインゼミという名前でしたが、今年からデザインの基本でもある”コミュニケーション”を主軸に物事を考えるゼミ名へと変更しました。また、このゼミでは並行して医療関連の科研費プロジェクト「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」が並行して走っています、ゼミの何名かのメンバーはこのプロジェクトに参加して日々制作と研究を行なっています。
分かりにくいを分かりやすきするにはデザインの力が必要です、知らない事を知ってもらうにもデザインが必要です、それぞれお互いが情報をやり取りする事、つまりコミュニケーションする事で物事の理解が進んで行きますが、その過程も含めてデザインが必要です。例えば小中学校で苦手だった教科の事を思い出してください、何故苦手だったか?をよく考えると、意外と嫌いが好きになる妙案が隠れている事に気がつく場合があります(だいたそういうのは大人になってからだけど)そんな”苦手”を克服するための手段としてデザインは役に立ちます、教科書一つとってもそのレイアウトや表現方法で子供達の気持ちは変わるものですよね、まして最近では電子端末が身近にある時代、ゲーム感覚や、動的なビジュアライズ、あるいはインタラクティブによる参加型教科書のような物を開発すれば、教育効果が上がるかもしれません。
どんな提案が最終的に形になってくるかは、1年かけてじっくりみて行きたいと思いますが、とにかくデザインの力でコミュニケーションする事、を基本に「分かりやすい」「使いやすい」デザインコンテンツを日々研究しています。
プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
外山担当のゼミ「Interactive design seminar」のプレゼンテーションが火曜日に行なわれました、今年はなんとゼミ生3名と少ない・・加えて院生もこのゼミでインタラクションやインターフェースを研究していますが、今回の展示では3名のみの発表となっています。
インタラクティブデザインゼミでは、インタラクションやインターフェース設計を通じたコンテンツ研究を行なっています、とくに最近はビジュアルによるUXなどの分野にも関心をもっていて、双方向性のある、いわゆる反応する作品に応用するマッピングされる映像表現などの動的なビジュアルをどう演出するか?などを考えています。
今年は演劇部に属するゼミ生がいたので、演劇とインタラクション表現をどのように組み合わせるか?といった研究提案もありました、演劇などの演出に映像などを使う事もいまや当たり前になってきていますが、そういったメディア表現や、人の動きを取るセンサーなどの組み合わせなどを模索し、演劇の演出を効果的に表現する方法を探るそうです。
とにかく日々新しい表現が発表される昨今、思いついてすぐ実現していかなければ、誰かが先に発表するといった事が多いのも現実、なので、常に新しい事に敏感になりつつ日々開発する事が必要ですね。
2週目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
池田先生担当のゼミ「Sequential media design seminar」のプレゼンテーションが月曜日に行なわれました、このゼミは映像表現を中心とした制作や研究を行なっています。実写による映像作品からアニメーションまで毎回様々な動画表現を研究対象として提案するゼミ生達が居て、今回もバラエティに富んでいました。
大きくわけて実写とアニメーションは作り方が違います、ですのでそれぞれの向かう方向に合わせて習得しておかなければいけない技術や、表現にかなうカットが作れるかどうかをテストするやり方が違います、例えばストップモーションアニメーションであれば、それに使うパペットの設計や素材などが重要になります、ポーズを維持しながら動かすためには関節の仕組みとかも重要になりますので、事前のテストが結構必要となります。
実写撮影の場合だと、カメラの操作はもちろん、レンズによるフレーミング、カメラと被写体の位置、それにロケーションに合わせたライティングやカメラポジションなど撮影前にやっておかなければいけないリサーチや経験が必要になります。とりあえず未経験ですぐ出来るものでも無いので、まず技術習得や経験値を上げるため、テストとして習作を短期間で制作する課題が出されているゼミ生もいました。とにかく映像やアニメーション制作は根気のいる作業が多く、かつ技術的なスキルが要求される分野ですので、地道な鍛錬が最終的に作品のクオリティを左右します、大変な作業も多いと思いますが、是非良い作品を作って欲しいと思います。
Prologue exhibition 2014
the 2nd week
Sequential media design seminar
Interactive design seminar
Communication design seminar
3DCG seminar
デジタルメディアデザインコース4年生・3年生による「Prologue exhibition 2014」が、学内のD1.D2-Galleryにて行われます。
「Prologue exhibition 2013」は名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースのゼミ生が1年間をかけて行う研究や制作する作品のテーマおよびプラン発表と位置づけ、4年生は卒業制作に向けて、3年生は進級制作に向け展示とプレゼンテーションを今年は2週に分けて2回の展示で行います。
去年まで5つのゼミで運営してきたデジタルメディアデザインコースですが、コース学生人数が増えてきた事もあり、より多様性へ対応するため今年から「Technical seminar」「Game design seminar」「Sound & MediaArt seminar」「Sequential media design seminar」「Interactive design seminar」「Communication design seminar」「3DCG seminar」の7つのゼミで運営しています。
第2週目はSequential media design seminar(池田先生担当ゼミ)、Interactive design seminar(外山担当ゼミ)、Communication design seminar(渡邊先生担当ゼミ)、3DCG seminar(岩田先生担当ゼミ)の学生研究作品の展示です、明日からとなっていますので是非ご高覧ください。
[会期] 2014年5月19日(月)〜5月23日(金)
[時間] 10:00〜18:00
[会場] 名古屋造形大学 D1.D2-Gallery (入場無料)
プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
上山先生担当のゼミ「Sound & MediaArt seminar」(サウンド&メディアアートゼミ)のプレゼンテーションが16日に行なわれました。去年まではサウンドデザインゼミという名前でしたが、今年からメディアアートという一言を追加しました。デジタルメディアデザインコースは主に”デザイン”と呼ばれるカテゴリーに属している事になるかと思いますが、表現を追求していく過程において、最終的にそれがデザインなのかアートなのか?というのはかなり微妙なところですよね。もちろんきっちりと分けて考えるという事も一つでしょう、ですが逆にあえて分けないというのも一つ、この線引きに関しては昔から賛否両論があるかと思うのですが、コースではあえて特に線引きをせず、柔軟性を重視していきたいと考えています。
と、いってもゼミの基本はサウンド。音や音楽を中心としたコンテンツ展開が主になります、ですが姉妹校に名古屋音楽大学があるように、ここで”音楽”を主とする訳ではなく、あくまでコースにとっての”音”を扱ううえでの適材適所必要なスキルや研究を行なう事が目的となります。さらに上山先生のご専門の領域から、音だけではなく、舞台演出なども含んだ研究もあり、ミュージカルのような複合表現なども今年は提案されました。
上山先生はゼミ担当教員で唯一の女性という事もあって、慕っている学生も結構います、やはり研究内容だけでなく、研究していくならどの先生と一緒が良いとかも重要だと思います、そういう意味でもデジタルメディアデザインコースは個性的な先生方に支えられているんだと改めて思います。
この日のプレゼンテーションには2年生が参加しています、来年の春は自分達が前に立ってプレゼンテーションする番ですから、先輩達の発表から、いろいろと参考にしてもらえたらと思います。
プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインゼミ
竹谷先生担当のゼミ「Game design seminar」(ゲームデザインゼミ)のプレゼンテーションが行なわれました、このゼミは去年までネットワークデザインゼミという名前で主にネットワークやWebに関連する内容で進めていましたが、竹谷先生のご専門がプログラムという事もあって、もう少しプログラム的要素の強いゼミへということで、プログラムとデザインの両方の要素が必要になる”ゲーム”に少しシフトした運営へと変えました。
ゲームと言ってもゼミ生達はそれぞれ様々な提案を行なっています、プログラムを重要視したものもあれば、ゲームのキャクター開発といった美大ならではの切り口もあります。
昨今、美術系大学でもデザインを捉えるうえで、キャラクターデザインやゲームシナリオ、あるいはゲームを仮定しての販促ツール制作といった美術系大学ならではの従来のアプローチだけではなく、ゲームそのもののシステムや、プログラムを必要とした中身の制作、また3DCGといったモデリングやレンダリング技術など、”プログラム”を必要とした提案が出来る事も必要となってきています。
なかなか大変な時代ですが、最近の”物事”はコンピュータによって作られる事が大半ですので、どうしてもこのハードルを超えていかなければなりません。言い換えればデザインを捉えるだけでも”多岐にわたる”と言ったらいいのでしょうか、様々な方向性があるなかから選択して行く事となっているのと同時に、覚えて行かなければいけない部分も多くなっていて大変です。それでもそれぞれ自分達の方向性を探しながら、今年1年間の研究テーマを提案しています、今回の展示で提案したテーマの完成が楽しみです。
この日のプレゼンテーションには1年生も参加しました、質儀応答の時間には1年生からの質問もいくつか出ていました、先輩後輩交えてのこういう時間って実は大切ですよね、ゼミ生にとっては後輩達からの容赦ない質問にさらされ(笑)1年生達は未来の自分達の方向性を知る一つの切っ掛けにも繋がります、およそ3時間にも及ぶプレゼンテーション、参加したみなさんおつかれさまでした。
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