「dialogue」名古屋学芸大学にて仕込み ・その1

プロジェクト, レポート

8月29日(火)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」のためのテストを名古屋学芸大学にて行いました。

常に劇場でテストやリハーサルが出来ないため、テクニカルな部分のチェックやアクターの練習なども含めて劇場と同じ舞台を仮設する必要があったのですが、名古屋学芸大学にあるNUASホールを1週間ほどお借りして仕込みを行なう事になりました。名古屋造形大学のチームは主に映像投影やトラッキングなど技術的な部分のテストをするため、ホールのキャットウオークにからKinectセンサーを4台吊り下げ、実際に必要なデータが取得できるかどうか?また複数台のPCをうまく連携できるかどうか?さらには映像の切り替え等をどのように行なうか?などをこの貴重な機会にやる必要があります、まさにこの週が勝負!

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この日はまず劇場を再現するための搬入日、学芸大学では鉄の格子状のオブジェクトと呼んでいる大掛かりな舞台上のセットが制作されており、それがホールに持込まれていました。これが思っていたよりデカイ!このオブジェクトの前が舞台となるので、その上部4カ所にKinectセンサーを吊ります。そして、その作業はキャットウォーク上で行なうのですが、これがまたサウナのように暑い!!汗が滝のようにとはまさにこの事か?!と言わんばかり顔や腕を流れ、ぽたぽたと下へ落ちていく・・・・そしてあろう事か、制御PCを1台キャットウオークに乗せないとケーブルが届かない!! まさかの場所にiMac(笑)毎回の事ですが、こういう作業ってアクロバットな事多いですよね・・・とりあえずこの日はKinectをなんとか吊り下げるところで時間切れ、明日はPC等を繋げて動作チェックです。





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業務用プロジェクター

レポート

8月18日(金)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」で使用する業務用プロジェクターの投射テストに参加しました。今回の「dialogue」では株式会社タケナカさんの全面的なご協力により、本格的なプロジェクションマッピングなどで使用される業務用のレーザープロジェクターをお借りする事ができました。

設営から映像ソースのスイッチング、分配までをすべてやっていただいたうえに、輝度等も申し分無い高価なプロジェクターを2台使うという贅沢な仕様。デジタルメメディアデザインコースでは液晶の業務用プロジェクターでプロジェクションマッピングなど行なってはいますが、この輝度のクラスのプロジェクターを使ったのは初めてです。

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この日は2台を設置して映像を舞台にマッピングできるかどうかのテストでした。投影面は床面と奥の舞台上の金属オブジェクト(舞台セット)で2つの映像がシームレスに繋げることができるか? さらに「dialogue」のイメージとなるグリッドのデザインの映像をオブジェクトと床にピッタリと投射できるかどうか?もポイント。企画段階で出来ると言った手前・・・なにがなんでも合わさないとですよね(笑)合わせる自信はありましたけど、合わなかったらなんて言い訳しようか考えていたのはナイショです。

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金属オブジェクト(舞台セット)のフレーム幅にピッタリ合わせるには解像度(ピクセル数)の関係もあってグリッドデザインの段階から厳密に計算してイメージを作っていただいていました、最終的には4ピクセルの線が奇麗に乗るように微調整をかけ、おおよそ大丈夫だという事が分かったので一安心です。





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「dialogue」2回目の劇場テスト

プロジェクト, レポート

8月16日(水)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」のためのテストを東文化小劇場にて行いました。本番はまさのこの劇場で行なうのですが、当日まで常に劇場を使う事が出来る訳ではなく、むしろ限られた日程しか使えないので本番を想定した本格的なテストやリハは数回しかできません。今回はその貴重な劇場での2回目のテストとなります。

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今回我々がテストしなければいけない最大の部分は、インタラクティブを導入するため、人の動きや舞台装置の動きをセンサーによって取得可能なのかどうか?というところです、もしこれが無理な場合、パフォーマンスそのもののシナリオなどにも影響してきますので、このタイミングで可否を決定する必要がありました。

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なにをやったかというと、まず劇場のキャットウォークからKinectセンサーを吊る事が可能かどうか?という事、それとKinectセンサーで吊り下げた場合、舞台のどの範囲を取得できるのか?という事、それによってはパフォーマンスエリアが決定されたりプロジェクションの範囲を決定する事になるので、このタイミングで何が出来て何が出来ないのかをはっきりさせる事が重要です。

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結果的に、若干不安定な部分はありますが、Kinectが想定位置にだいたい吊り下げる事が可能だったのでパフォーマーの動きの取得と舞台上の小道具の動きの取得は技術的には出来るだろうという結論になりました。ただし、舞台エリアをカバーするにはKinectが計4台必要というのが最大の問題点となります、今回は時間的に1台吊るのがやっとだったのでまだ未知な部分がある状態ですが、まぁとりあえず今までの経験をふまえて見切り発車で何とかなるかなぁ〜 という若干爆弾抱えた感じでテストは終了しました。この現場感ある感じがたまらないですねぇ〜(違うって?)





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大名古屋電脳博「dialogue」劇場打ち合わせ

プロジェクト, レポート, 研究

8月9日(水)大名古屋電脳博覧会で劇場を使ったパフォーマンスを行なう事になりました! 大名古屋電脳博覧会は2年ごとに、この地域の美術系大学が集まって開催するメディア系の展覧会で、例年はギャラリー矢田にて各大学の展示エリアを設けた作品展覧会を開催しております。そして今年はそれに加えて新たにギャラリーにある東文化小劇場を使った複数大学コラボレーションのパフォーマンス企画をやれないか?という話しがもちあがり、実行委員会で水面下で「dialogue」の企画を練ってきました。

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この日は、おおよそ各大学が具体的に何ができるのか?が見えて来たので、それぞれの先生方や関わる学生達を集め、劇場での顔合わせと、企画の大まかな説明などを行いました。名古屋造形大学はパフォーマンスの舞台演出を受け持つ事となっており、映像関係の制御とプロジェクションマッピング技術、それにインタラクティブ技術の持ち込みを検討していく事になっています。

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全体のディレクションは名古屋学芸大学の伏木先生が担当し、舞台設計は井垣先生、イメージとなるダイアグラムデザインは愛知県立芸術大学の森先生、サウンドデザインに名古屋芸術大学で非常勤講師されている牛島先生、そして舞台の映像演出として外山が担当する事になりました。実はデジタルメディアデザインコースとしても他大学の先生方と布陣を組んでコンテンツを作るというのは初めての事で、開催まで1ヵ月とかなりタイトなスケジュールですが、この先の制作が楽しみです!

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