



















10月24日(月)〜26日(水)までの3日間、金沢美術工芸大学にてスポット授業を行なってきました。例年と同じく今年も視覚デザイン3年生対象にarduinoとprocessingによる電子部品の接続とプログラムで簡単なインタラクティブコンテンツを作るという内容で行いました。
1日目はLEDを光らせたりといったarduinoを動かす基礎的な部分から始め、センサー等を繋げてその反応を取得するところまでを行ないました。2日目はprocessingによるプログラムでドローイングを制作するところから始め、図形やアニメーションを制御する簡単な関数などをやりながら、最終的に前日のarduinoから送られてくるセンサー入力の値でビジュアルを制御するインタラクションの基本までを行いました。
授業時間も限られているので、あくまでこういう事が出来ますよ、というくらいの物しか制作できませんが、デザインを志す学生にはこういうインタラクティブな事が出来るという事実を知ってもらう事も大事ですよね。金沢美術工芸大学の実習授業は午前中なので、午後は金沢城や21世紀美術館などを巡って金沢を散策してきました。
ちなみに、この授業で行なう内容はデジタルメディアデザインコース2年生の実習授業にもとりいれています。またこれらをもっと短く簡単にしたワークショップを12月3日開催の「冬の1日体験入学」でも実施予定です、やってみたい方は入試広報よりデジタルメディアデザインコースのワークショップにご応募ください。
雪降る金沢へ〜 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2月26日、卒展企画として卒展のために動いてくれた4年生3年生の卒展プロジェクトメンバーを対象にした「他大学の卒展を見に行こうツアー」を行いました。
今年の訪問先は金沢美術工芸大学の卒制作展。朝8時30分に春日井駅の大学バス乗り場に集合し、いざ出発!東海北陸自動車道を北上するにつれて雪!途中のひるがの高原サービスエリアでも結構降ってました! そして12時過ぎに金沢着、金沢は雪が積もってました。
金沢美術工芸大学の卒業制作展は21世紀美術館内にある市民ギャラリーで行なわれているため、21世紀美術館と合わせて見学。結構見て回るにはボリームがありすぎて2時間ほどの滞在時間で全て観るのはなかなか難しかったですね、ちょっと時間配分ミスしました(反省)
美術館の後は金沢美術工芸大学を見学、他の大学がどのような環境で制作や研究を行なっているのかやはり気になるところですからね、せっかくなので無理を言って視覚デザインの坂野先生に学内見学ツアーを企画していただきました。いろいろな施設をくまなく紹介していただきありがとうございました!
日帰りツアーという事で、ちょっと時間に余裕がない感じではありましたが、参加した学生達には良い刺激になったかと思います、これで卒展関係の企画は全て終了、みなさんお疲れさまでした。
MRJ飛びましたね! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月9日(土)〜10日(日)金沢美術工芸大学、視覚デザイン3年生に授業してきました! ことしで4年目になるこの授業、内容はAruduinoとprocessingを使ったインタラクティブコンテンツ制作となります。
大学によってコースの内容や学生達の雰囲気ってずいぶんと違いますよね、毎年金沢には来てますがデジタルメディアデザインコースの学生達とは思考が若干違うという感じを受けます、主に視覚デザインなのでグラフィックデザインをはじめとしたビジュアルコミュニケーションを中核とした作品制作を行なっている感じで、デジタルメディアデザインコースほどコンピュータ中心という感じではなく、アトリエにあるいろいろな物(たぶんゴミじゃないとおもうけど 笑)もだいぶ雰囲気が違いますね、スゴく自由な発想でものつくりをしてる感じでした。
別の大学で授業をやってみると、それぞれの大学の色があって結構面白いですね。まぁデジタルメディアデザインコースも美大というくくりでみたら他大学とだいぶ違う特殊なコースなのかな、とも思いますが・・・ あと授業後スタジオのサブ室を借りて持て余した時間作業をさせてもらっていたのですが、そこに歴代Macのマウスがころがっていて、全部並べてみました!学生達はピンとこないと思いますが(ジェネレーションギャップってやつですね)おじさん達にとっては結構懐かしいと思います(笑)
インタラクション たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学2日目の授業はProcessingによるビジュアルプログラムの基本を行いました、Processingではプログラムをスケッチと呼びます、セッティングとループ基本構造をざくっと知ってもらった後は、座標の概念をもとに簡単な図形の書方、プログラムの進行の順番、それにif文や変数についてを一通りやってもらいました。
次にシリアル通信を簡単に説明して、1日目にやったArduinoとセンサーの入力数値をProcessingのスケッチに代入してビジュアルが動くところまでを行いました。2日間という短い時間ですので、おおよそここまでが限界ですが、一通りインタラクティブコンテンツ制作の簡単な流れは知っていただけたかなと思います。IT技術の発展によって、最近は街にでるとあちこちでインタラクティブな仕組みを見かけます、アミューズメント施設や公共交通機関、百貨店やショッピングモールなどの広告等をはじめ、今後も様々な事に応用される技術だと思いますので、是非この機会に今後の制作や研究に役立ててもらえたらと思います。
恒例になりつつある たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年もスポット授業に金沢美術工芸大学へ行ってきました。今年で3回目を迎え恒例となりつつありますね。内容は去年と同じ2日間で午前実習事業を使ってArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入とProcessingによるビジュアルプログラムの基本とArduinoとの連携です。
1日目はArduino UNOのはじめようキットを手本にArduinoを動作させるところから、LEDの点灯や点滅をプログラムして動かします。授業対象の学年は3年生、デジタルメディアデザインコースとはカリキュラムも運営方法も違うので、こういったデバイスやインタラクティブなものを実際に作るという事がはあまり無いみたいでそれなりに楽しんで取り組んでくれた感じでした。
1日目の夕方は実習とは別に講義授業もさせていただきました。去年金沢美術工芸大学にレーザーカッターが導入された事を知っていたので、今年はレーザーカッターを使った制作事例と、流行のプロジェクションマッピングにスポットをあてた内容にしてみました。
ここ最近ドタバタといろいろなプロジェクトを動かしているのでネタには困らないのですが、時間がなくて演題すら決めてないという状態で金沢入りしたもので・・・午前の実習終了後にその場で担当の坂野先生ととりあえず題名を突貫で考えた結果「メディア表現いろいろやってます」といういい加減なものに(スミマセン)・・・プロジェクションマッピングとかレーザーカッターとかとか・・・って・・・と思いましたが、なにせ時間がなくて勢いで行くしかなかったのです(汗)
講義はスイッチで制作している作品にレーザーカッター導入で新しい仕組みが追加できた事などを順に映像交えながら紹介、プロジェクションマッピングでは宵の明治村での制作を中心に、どのような過程で制作しているのかというノウハウや、建物と映像を合わせる時に使ってる方法などを紹介しました。人気のプロジェクションマッピングですが、制作過程などはプロダクションなどの企業さんもあまりノウハウを出していませんから、興味あるところだったのではないでしょうかね。
11月25日と26日・金沢で授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月25日と26日の2日間、金沢美術工芸大学にてスポット授業を行ってきました。去年も同じような授業をやらせていただいたのですが、今年は2日間で完結するように内容に組み直しました。Arduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入というのはほぼ同じで、とりあえずArduinoはじめようキットをトレースする形でArduinoを動作させるところから、LEDの点灯や点滅などをプログラムで書き込むところ、それからセンサー入力を反映するところまでを1日目に行って、2日目はProcessingによるビジュアルプログラムの基本と、センサー入力の値を代入するところまでを行いました。
短い時間なので、そんなにたいした事は出来ませんでしたが、Arduinoなどのデジタイザを使ってセンサー入力や出力の関係を知ってもらって、インタラクティブコンテンツ制作の基礎的な部分は理解していただけたのではないでしょうか、これを機会に是非インタラクションのあるデザインやコンテンツ作品を制作してもらえたらと思います。
2月26日終日・金沢 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学の卒業制作展を観に21世紀美術館へ行ってきました。金沢美術工芸大学には3年前までデジタルメディアデザインコースの1年生デザイン基礎の授業で非常勤講師として来ていただいていた坂野先生が視覚デザインの専任講師として教壇に立たれています、ちょうど今年の4年生達が1年のときに坂野先生にデザイン基礎やエデットリアルの基礎を教わっていた事もあって、彼等も坂野先生の大学の卒業制作展の作品が気になっていたみたいで、今回はゼミ生数名と一緒に金沢まで行って来ました。
実は去年も金沢美術工芸大学の卒展にお邪魔していて、その時はインダストリアルデザインの作品がとても印象に残っていたので、今回も視覚デザインとインダストリアルデザインの展示が気になりました。でも流石金沢美術工芸大学、どのコースも作品のレベル高いですね、もちろん名古屋造形大学だって負けてはいないところあると思うのですが、他大学の展示を積極的に見学する事で自分達の卒展や作品を俯瞰的に観る事が出来るので、長所や短所が結構浮き彫りにできます。
美術館の特徴もあるのでしょうけど、全体的にスポット照明による展示だったのがとても作品の印象を変えている気がしました、デジタルメディアデザインコースの展示は基本スポットライトタイプの展示を行いますが、名古屋造形大学では蛍光灯を使うコースも幾つか存在します、そういう意味でいうとライティングの考え方が大学や美術館によって大きく異なる事も違いとして認識する事ができます、どちらが良いか悪いかという事ではなく、どういう展示を目指すかという事に尽きるとは思うのですが、個人的な感想として最近蛍光灯による展示ってあまり無い気がします。
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