



















代わり目は節目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は3月31日、つまり2011年度の最後の日ですね。そして明日4月1日から2012年度としてまた気持ち新たに新生活が始まります。31日といえば年度代わりでいろいろな節目、今日で任期満了という方も多いのではないでしょうか。名古屋造形大学でも任期に伴いここ数日はそんなシーンを多くみました。
そして、既に学長ブログの記事やニュースの記事などでご存知の方も多いと思いますが、我が大学の高北幸矢学長が本日をもって6年間の任期満了を迎えられます、名古屋造形大学を改革と躍進で押し進めてこられた高北学長、この6年間があったからこそ名古屋造形大学の今があるのだと思います、6年間本当にありがとうございました!
高北学長は4月から名古屋造形大学教授として引き続き教壇に立たれます、これからも名古屋造形大学の顔として、僕たち若手教員や学生達にご指導よろしくお願いします!(写真は名古屋造形大学卒展記念講演にて、浦沢直樹さんとのツーショット/撮影・漆脇美穂さん)
4月1日からはコンテンポラリーアートコースの小林亮介教授が新学長として就任されます、4月2日の入学認定式(入学式)が新学長の最初の晴れ舞台となりますね!この4月は新入生とともに新たな一歩の始まりです!代わり目は節目!名古屋造形大学は高北学長から小林学長へとバトンタッチ、新しい歴史が始まろうとしています、もちろんデジタルメディアデザインコースもこれを節目とし、更なる飛躍のためスタッフ一同頑張って行きます、みなさま来年度も名古屋造形大学とデジタルメディアデザインコースをよろしくお願いします!
めったにみれない舞台裏 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋造形大学卒展記念 「浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」」からはやくも一週間以上過ぎましたが、ここで滅多にみる事のない舞台裏をご紹介しようと思います。なかなかこういう本格的な舞台の裏でどのような作業が行われているのか知る人も少ないかと思いますが、今回の記念講演のような本格的なホールを使った本格的な規模のライブには30〜40人のスタッフが運営に携わっています。
この日は午前9時に会場入り、現場では照明・PA・映像・楽器のセッティングがそれぞれのプロによって行われていました。僕たちデジタルメディアデザインコースのスタッフは主にKINECTセンサーによるインタラクティブ装置のセッティングと運営のために入りましたが、実際は他の仕事もお手伝いしていました、現場は独特の緊張感とプロ達による手際良い作業が進み、学生達は彼等の指示に従って作業をこなしていました、現場のプロの方々も忙しいなか手順良く丁寧に学生達に接していただき、とても良い経験になった事だと思います。
僕たちの今回の試みはギターを弾く浦沢さんをKINECTセンサーで捉え、ギターを弾く動きからCGをリアルタイムに生成するというものでした、実際は時間が無くリハーサルもままならずほぼ本番直前に初めて舞台にセットしました、今だから言えますがほぼぶっつけ本番で実は動かしました、逆に本番で動いたのは奇跡じゃないか?と思うくらいです(笑)
本番で浦沢さんが「鉄人28号みたいな格好をさせられるんだよね〜」と言ってポーズを取ってくれましたが、あれはKINECTセンサーによるキャリブレーションで浦沢さんの骨格を取得する為です、この時に骨格取得に失敗すると断念するしかなかったのですが、本番でちょっとビデオスイッチャーでもたつきましたが無事取得に成功、浦沢さんがギターを持って準備をした瞬間にピックを持つ手の辺りからCGが広がり、会場から「お〜」という歓声が出た時は本当に嬉しかったです、バックヤードでは学生はもとよりビデオ関連のスタッフの方も一緒になって成功を喜んでくれました、あの時のバックヤードの雰囲気はおそらく学生達にとっても忘れられない瞬間だったと思います。
リハーサル中の舞台横でKINECTのプログラムをその場で書き換えるなど、かなりアクロバティックな作業を行ってました、舞台でシゲことカネシゲ君にエアギターをお願いしてる時の写真なんかは遊んでいるようにみえますね(笑)でもいたってマジメです。
ライブ中スクリーンに投影されていた映像は卒業生イワシマ君と彼のVJ仲間にお願いしていました、映像素材の制作からエフェクト、VJ、それにビデオカメラによるライブ撮影は彼等の手によって実現しています。今回の記念講演の映像関連はデジタルメディアデザインコースが実はほとんど運営していました。
あまり触れられない完全な裏方でしたが、それぞれのセクションのプロの方々や参加してくれたコースの学生達、身の回りの世話などをして下さった事務の方々など多くの人によって支えられ講演が成功した事を知っていただけたら幸いです。浦沢直樹さん、和久井光司さん、和久井バンドの皆さんはじめ多くの方の御尽力によって成功した事を心から感謝いたします。
写真多め!! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
プロフォトグラファーから名古屋造形大学卒展記念 浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」の写真が届きましたのでご紹介します!
名古屋造形大学で非常勤講師として写真の授業を担当してくださっている漆脇美穂先生はロックフェスティバルでもオフィシャルカメラマンとして撮影しているプロフォトグラファーです。今回、名古屋造形大学卒展記念「浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」」のオフシャルフォトグラファーとして撮影をしていただきました。
午前中のセッティングからリハーサル、本番、そして最後のサイン会までほとんどの工程を撮影していただきました、今回はそのうち本番の写真を多数いただく事ができましたのでブログにアップしました!
さすが臨場感ある表情がよく撮れていますね、72枚アップしましたのでご来場くださった皆さんは当時を思い出しながら楽しめると思います、またご来場なれなかった方は写真からどんなイベントだったか雰囲気が伝わるかなと思います、是非ご覧下さい。
無事終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋造形大学卒展記念 浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」無事終了いたしました、漫画ありトークありミュージックライブありと盛りだくさんの内容で2時間があっという間でした、お越しくださったみなさんありがとうございました!
浦沢さんのトークからスタート、とにかくその場でスラスラと描くライブ描写は流石です、僕は裏方だったのでその様子をスイッチングのモニータでみていました。浦沢さんが小学校3年生に描いたという漫画「太古の山脈」を題材にトークが盛り上がりました、この「太古の山脈」は名古屋造形大学卒展記念でしかみれない(かもしれない)レアな漫画です、参加された皆さんだけの特別公開。
その後、和久井光司さんと和久井バンドの皆さんをお迎えして漫画と音楽のセッション、バンドの演奏に合わせて即興で描かれる浦沢さんの絵にみなさん首ったけの様子でした、こんなセッションめったにみれないと思います!とても面白い企画でしたよ。
後半は浦沢んさと和久井バンドの皆さんによるライブが行われました、これがまた本気ライブ!一気にコンサート会場に早変わりといった感じ。
ライブコンサートにはデジタルメディアデザインコースは裏方としVJやKINECTのパフォーマンスとして参加、学生スタッフとともに朝から現場に入って作業を行っていました、現場の裏でプロの仕事を間近でみれる経験なんてめったにないので、学生達にとってとてもいい経験になった事だと思います。また現場スタッフの方々も学生達に丁寧に対応していただきありがとうございました、裏方の仕込みについてはまた別に記事を書きたいと思います。
今回は名古屋造形大学としても愛知県芸術劇場大ホールでの初めての記念講演とあってとても大変でした、現場は各方面のプロの方に入っていただいていたのでセッティング等はスムーズでしたが、造形大スタッフが素人だったのでいろいろとご迷惑もおかけしたかと思いますが、何とか無事に終了する事ができて、名古屋造形大学教員職員とも感謝しております、浦沢直樹さん、和久井光司さん、和久井バンドの皆さん、それに現場の多くのスタッフの方々、本当にありがとうございました。
チョコの日で卒展の初日 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
第19回名古屋造形大学卒展がついに始まりました!今日は午前からオープニングレセプションが開催され、朝から多くの方にお越しいただきました、ご来場くださった皆様ありがとうございました。
ちょうど今日はチョコの日ですね、つまりバレンタインデー、みなさん勝負あったでしょうか?(笑)人生には勝負しなきゃいけない時がありますよね!そんな時は本気と勢いで乗り切ってみましょう!ということで卒展初日は無事に終了しましたが、卒展2日目の明日はそんなバレンタインデーの本気にも負けない本気のライブ「名古屋造形大学卒展記念講演、浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」」が行われます!
名古屋造形大学各員教授でもある漫画家の浦沢直樹先生によるトークとマンガをその場で描くライブパフォーマンス、それに和久井光司さんと和久井バンドの皆さんをお迎えしてのミュージックライブが行われます!是非この機会をお見逃し無く!明日の当日受付も行っております、予約がお済みでない方も当日午後5時に会場前へお越し下さい、当日受付で入場可能です。
浦沢直樹トーク&ライブの記事はこちら
オフシャルインフォメーションはこちら
日時/2012(平成24)年2月15日(水)午後5時開場/午後6時開演
午後6時-7時=トーク/午後7時-8時30分=ライブ
会場/愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター1階)
名古屋市東区東桜1-13-2(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東 へ徒歩2分)
入場無料
そうそう、今日の卒展会場ではこの名古屋造形大学卒展記念講演の館内案内放送が3回ほど行われました、なんとその放送のウグイス嬢はデジタルメディアデザインコースの学生だったのでした!明日も放送されるので展示会場へお越しの方は彼女の美声をどうぞお聞き逃し無く!
デジタルメディアデザインコースの学生はなんでもやります!浦沢さんのライブにだってスタッフとしてVJとしてプログラマーとして参加します!是非是非起こしください!
浦沢直樹トーク&ライブのお知らせ!
いよいよ来週から第19回名古屋造形大学卒展がはじまります、そして今年の名古屋造形大学卒展記念講演は漫画家の浦沢直樹さん!! 今年は大ホールを使った浦沢さんによるトーク&ライブが行われます。
「表現欲」というタイトルで、前半は浦沢さんによる漫画家としてのトーク、舞台には作業場を再現したテーブルを用意し、トークを交えながらその場でマンガやイラストをライブで描くというパフォーマンスがあります!浦沢直樹ファンにはもうたまらない「現場」が観れるまたとないチャンスです!もちろんこれから漫画家を目指そうと考えている高校生や大学生にとってもこんな機会はめったにありません!
(名古屋造形大学のマンガコースに入学すれば話は別ですが・・・なにせ浦沢さんはマンガコースの客員教授ですからね!授業で浦沢さんに指導していただく機会があるのです!)
そして後半はミュージシャンとしての浦沢さんが登場、そう浦沢さんはミュージシャンとしても活動しています、記念講演では和久井光司さんと和久井バンドの皆さんをお迎えしてミュージックライブが行われます! マンガによる表現欲とは別にミュージックによる表現欲を表現する浦沢さんを観る事ができます!もちろん参加は無料です、要予約となっていますが、予約無しで当日申し込みも可能です。まだ席に余裕がありますので、みなさんのご参加お待ちしております!是非この機会をお見逃し無く!! (オフシャルインフォメーションはこちら)
ちなみに、ミュージックライブでは一部映像等を使用する予定で、実はデジタルメディアデザインコースでは映像ソースでこの講演をサポートしています、もちろん学生スタッフも多数参加、まだ最終の調整が済んでませんが、いろいろと仕掛けを組み込む予定です。あくまでサブ的な要素ではありますが、この講演が盛り上がればと、担当学生と教員共に裏方として今まで作業をしてきました、そんな部分も観ていただければ幸いです。
日時/2012(平成24)年2月15日(水)午後5時開場/午後6時開演
午後6時-7時=トーク/午後7時-8時30分=ライブ
会場/愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター1階)
名古屋市東区東桜1-13-2(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東 へ徒歩2分)
入場無料(要申し込み・全自由席)
気分はもう先生!? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日はメナード美術館にて「名古屋造形大学公開講座2011」の第3回目「マンガ世界の歩き方」がマンガコースの石川俊樹(イシカワトシキ)先生によって行われました。マンガコースが名古屋造形大学に設立されて4年目、造形のなかでもダントツの人気を誇るマンガコースを一手に引き受け育てて来た石川先生のマンガ論とあって、どうしても聞きたくてお邪魔してきました。
もちろんデジタルメディアデザインコースも人気ですよ!(って言っておく 笑)でも今やマンガは日本の文化として無くてはならない存在となり、大学がマンガを研究するという時代です、東海地方で4年生大学としてマンガを専門にするコースは名古屋造形大学が最初、客員教授でもある浦沢直樹先生や長崎尚志先生、志波秀宇先生の御尽力もあってマンガ家を目指す若い人達の心を掴んでいるのもこのコース、学内でもマンガコースの学生達はアトリエで毎日マンガを描いて読んでと本当に熱心な姿を目にします。
今日の講義は石川先生のアシスタント時代からマンガを目指す切っ掛けになったマンガの紹介から始まりました。大友克洋さんの「気分はもう戦争」に影響を受けた石川先生は、好きな映画などの影響もあいまってこの世界に飛び込んだようです。それから過去のマンガの歴史を追いながらマンガの今を説明されました、マンガもロングテールの時代なんですね、これはネットによって購買構造が変わったと言われた内容と少し似ていて興味深かい話でした。
最後はマンガの構造を自身の短編作品を例に、構成やカメラアングル、カット割り、吹き出しの種類や感情の表現方法など、マンガ独自の記号化された表現について説明がありました、マンガを読む楽しみに加えてマンガ家があの手この手の表現を駆使して描いている表情や技術を楽しむという新しい視点が産まれた気がします。あ、ちなみにどうでも良い事ですが・・僕もマンガ家に一時憧れた時があって、その切っ掛けになった作品が大友克洋さんの「気分はもう戦争」でした、たぶんまだ実家に単行本あります(笑)
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