ついに初日! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ついに「あかりの明治村」ザビエル天主堂のプロジェクションマッピング初日を迎えました!ザビエル天主堂は結婚式などでも利用されているので、明治村では有名な建物の一つですよね。そして結婚式などで利用される建物の特徴故に、実は機材を常に設置したままに出来ないというのもちょっと大変だったりします、この週末も朝に結婚式があったので搬入した機材のほとんどは一旦撤収した状態でした、なので初日はまず機材の敷設とケーブルの取り回しから。
前日の搬入でほとんど取り回し等は決めているので、敷設はそんなに難しい作業では無いのですが、上映開始に設定した17時が実はまだちょっと明るすぎてプロジェクターの映像がほとんど見えず・・・まず建物に映像を合わせる事すらできなくて、結局17時ちょうどスタートを延期して17時15分からの回から上映しました。
上映は15分置き、なのでお越しの際は結構な確立でプロジェクションマッピングをご覧いただく事ができると思います。この時期だと辺りが暗くなる18時ころの上映がおすすめです、あと夜は少し冷えますので暖かい格好でお越し下さい。
初日の上映とあって、いろいろとスタッフの学生達も手探りな部分もありましたが、なんとかオペレーションも行なえ大きな問題もなく19時の終了を迎えました。今回は少しスローテンポな選曲で制作しているのでどうかな?という感じもありましたが、教会との雰囲気も合っていて、おおむね好評でした!
この後、ザビエル天主堂のプロジェクションマッピングがみれるのは11月15日(土)・16日(日)と11月22日(土)・23日(日)24日・(祝)の連休となります、是非お見逃しなく!
Xavierと書いてザビエル。 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「あかりの明治村」ザビエル天主堂プロジェクションマッピングの搬入を行いました、結局前日の深夜までかかっての作業でなんとか投影する映像を1本にまとめ、約6分間の本編が完成。それに加えてプロジェクターを設置する台座や教会内に仕込むDMX照明のシステムと台座を突貫でなんとか制作しこの日の搬入にこぎつけました。
いろいろ後手にまわって作業が押していて、結果的に周りが暗くなってからも機材敷設の作業が残り、暗い中でのケーブル取り回しや機材チェックと本当に本番に間に合うのか?というシビアな感じでしたが、なんとか午後7時過ぎに投影までこぎつける事ができました。今回は・・というか今回もギリギリ過ぎました・・・。
夏の「宵の明治村」の時は時間や作業にもう少し余裕があったので、投影テストを繰り返して建物と映像の整合性を詰めましたが、今回はたった2回しか投影テストが出来なかったので、6分間のうちのほとんどの映像がどのように見えるのかまったく想像できないままでした、ほぼ手探り状態で今までの経験と勘をたよりになんとかした感じです・・・
スタッフ全員がこの時初めて教会に映し込んだ全編を観たので、最初はおおぉ!って言っていましたが、よく見て行くと不備や変更点があちこちにあって、修正箇所の洗い出しに1時間ほど費やしました・・・と、言っても明日の本番までに変更する事は物理的に無理なので、とりあえず次週にむけた課題としていくつかの修正案をまとめた感じでこの日は搬入を終えました。
プロジェクションマッピングの制作は毎回修羅場と化す・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村の秋のイベント「あかりの明治村」で行なわれるザビエル天主堂でのプロジェクションマッピング作品の映像制作が全く間に合ってなくて搬入前日のアトリエは修羅場と化してます・・・プロジェクションマッピングの制作は毎回アトリエが納期前に修羅場と化しますね・・・今回は立て続けに他のプロジェクションマッピングや展覧会、イベントが入っていたこともあって、現場での投影実験も2回ほどしか出来ず、建物に投影した状態で合わせる事がほとんど出来ませんでした、なので実は搬入での投影が行き当たりばったりの実験となっている有様です・・・もう綱渡りもいいところ。
連日の泊まり込み作業でも間に合うのか?というくらいのスケジュール、アトリエの散らかりようは半端ないですね・・そもそも絵コンテがだいたい出来上がったのが1週間前というくらいの無茶さ加減でしたから無理も無い・・・・・
投影する建物が教会という事もあって、音源には教会音楽やクラシックを起用しました、プロジェクションマッピングと言えばテンポの良い曲を使うのが定番ですが、今回はかなりゆっくりとした曲に挑戦する事にしました。音楽は名古屋音楽大学の協力を得てオルガンの演奏とともに歌っていただきました。ザビエル天主堂に合ったなかなか雰囲気のあるプロジェクションマッピングになる予定なのです!
この日はちょっと寒かった たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村の秋の夜間イベント「あかりの明治村」に、夏に続いてデジタルメディアデザインコースからプロジェクションマッピングで参加する事になりました。そして現在それにむけて急ピッチでマッピング用の映像を制作しています! が、しかし、最大の問題は夏の札幌電話交換局ではなく、秋は「ザビエル天主堂」ということ・・・つまり今までやった事のない建物なので、なにも無い最初からすべてを作らなければ行けないという事なのです。画角や映像の映り具合、またモデリング等の素材と建物がどれほど合うのか?という未知な部分も多く、今回はおおよその素材を持ち込んで、デジタルメディアデザインコースが持っている機材やノウハウでどれほどのマッピングが出来るかを試しに行ってきました。
そして今回、新しい試みとしてライティングによる映像以外の演出も加えようという案もあって、映像に合わせてステンドグラスの一部に光をあてる事が出来るかを試してみました。結論からいうと、半分できて半分出来ない・・・という結果。まずコースで持っているライトでは光量が足りなくてほんと一部という感じでした、なので現在の絵コンテでは光の演出はほんの一部になる感じです。
あまり本番まで時間が無いので、投影実験では出来る事はすべてやっておきたいというのが本音。なので約2時間におよぶ寒い夜空での実験となりました、結果的に問題点なども色々あってちょっと大変そうです、なにより納期までがかなり短いのが一番の心配材料・・・・ぶっちゃけると現在の進行状況だとちょと厳しい状態です、来週のアトリエはかなりの修羅場になりそう・・・・
もう秋ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
なんとなく季節外れな印象の台風19号が過ぎ去って、季節はうんと秋らしくなってきました。今日はちょっと台風の余波を残したような冷たい風が吹く1日でしたね、みなさん風邪ひかないように〜、そして台風一過の夜空は星が奇麗でした。
さて、今日は夕方から営業終了した明治村へ行ってきました、目的はザビエル天主堂。
秋の夜間イベントでプロジェクションマッピングが出来ないか?という事で少し前からいろいろと検討してきた結果「ザビエル天主堂」となりました。明治村のなかでも結構有名な建物なのでご存知の方も多いと思います。
ザビエル天主堂は大きな建物なので外観のマッピングはコースの機材では少し難しいのではないかと言う事で、建物内部でのマッピングを春から実験投影などを行いながら検討してきましたが、実際のところ内部は内部でいろいろ条件や制約もあってなかなか難しく、紆余曲折あって結局外観のマッピングでなんとかならないかという事に落ち着きました。
ザビエル天主堂の前の広場が実はちょっと狭くて投影距離が取りにくいのが若干難儀なところなのですが、今日の投影実験ではギリギリまで後ろに下げればなんとか建物を映像で覆う事ができるという事が分かりました。プロジェクターの画角がだいたい分かったところで、これから実制作に入る訳ですが、最大の問題点はイベントまで時間がもう無いという事実・・・・これからの作業がかなりタイトになりそうです・・・・。
春でした! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年の「宵の明治村」のための視察に15日明治村に行ってきました、2年間続けた「宵の明治村」でのプロジェクションマッピングですが、今年も何かしら参加する形で話をすすめています。
この日はとりあえず何が出来るか?を検討するために、施設内を見学してまわりました。去年、一昨年と行なった場所を基本としながら、新しい表現が可能かどうかを含めて検討しました。この時期の明治村は春の陽気でとても暖かく過ごしやすい!とても観光日和!春の明治村なかなか良いので是非行ってみてください〜
約2時間ほどうろうろと見て回りました、去年と違った手法や表現が出来たらと思っているのですが、なかなか野外でのインスタレーションはハードルが高くて、出来る事が限られているのも事実、そのなかでも最大限新しい事に挑戦したいとは思っていますが、まだまだ検討の余地がある事が多くて、どうなるかはまだまだ未定。とりあえず計測したデータや建物の設計図とにらめっこしながら可能性をみながら現在図面を書いています、来週早々にまた現場で投影テストを行なって、具体的に何が可能かどうかを検討して行きたいと思います。
5月16日 夜 明治村 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村にて「宵の明治村」にむけたプロジェクターの投影実験に行ってきました。去年と違う建物を予定しているので去年の経験がほとんど使えないのが辛い所ですが、とにかくまずこの建物で投影が可能かどうか、投影距離等の場所の制限も含めて実験する必要があります。
前回の記事でも書きましたように、今年はプロジェクターのレンズを近接に入れ替えてみました、また建物が大きいので複数のプロジェクターによる投影がどれだけ必要かも検討しなければなりません、単純に台数が増えるとそれだけ予算もかかるし、なにより映像の作り方や出力方法など技術的な問題が大きくなります。
現在デジタルメディアデザインコースが保有している技術では2個のプロジェクターによるマッチングが限界で、それ以上の台数になるとそれなりの機材とソフトウエアを導入する必要があります。今後プロジェクションマッピングの案件が増える事を想定すると、もう少しレベルの高いスキルが必要になってきますね、予算等難しい部分もありますが可能な限り良い作品に仕上げるためにも実験を繰り返す事は大事かと思いますし、場合によっては機材拡充も考えなければなりません。
今回の実験では明治村プロジェクトチームが投影する映像を持ち合わせていなかったので・・・投影の感じをつかむ為にスイッチで開発している「Motion」のプログラムを走らせてみました、リアルタイムにレンダリング出来るので建物のいろいろな場所にエフェクトを出す事が出来て、ちょっと楽しかったです(笑)明治村のスタッフさん達には好評でしたが、本番はまた別にちゃんとプロジェクトチームが映像を作る予定ですので、写真は今回だけの特別なものです。
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