2月13日(月)第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展の搬入日です!会場である愛知県美術館の搬入口に13時に集合し、いよいよ作品をギャラリーへ運び込みます。前記事にあるように前日に運び込んだ作品は、審査保管室という搬入口すぐ横にある部屋に積み上げておいてあるのですが、毎年この保管室から搬入用エレベータにて各ギャラリーにどれだけスムーズに荷物をあげきるか!が勝負となります。この作業に時間を取られると、大学からこの日にトラックで到着するプロダクトデザインコースや建築・インテリアデザインコースの作品群とブッキングしてさらに混沌としてしまいますので、実質1時間であげきるのが目標です!
ということで、エレベーターであげる作業は的確に素早く行われました。自コースの物だけを上げるとかではなくコース関係なく目の前の作業を片付けていくというスタンスが大事ですね!デジタルメディアデザインコースはオープンキャンパスやコース展の搬入搬出であるていど鍛えられているので比較的作業は順調に行きました。グラフィックデザインコース、イラストレーションデザインコース、デジタルメディアデザインコースの3コースの作品群はおよそ1時間で上がりきり、予定通りのスタートとなりました。
といっても、搬入の本番はこれから・・・各ギャラリーに運び込まれた荷物の梱包を解き、展示計画に基づいて配置と飾り付けを行なっていきます。半日ですべてを済ます必要があるのでかなり作業はタイトです。特にデジタルメディアデザインコースの作品は、PCなどを使った電気関係の敷設が多い事や、メディアアートやメディアデザインの作品群によくあるインスタレーレーション形式のものもあり、基本搬入やセッティングに時間を要すものが多いのが特徴で、展覧会の規模でいっても半日で仕上げるのはちょっと難しいのが現実ですね・・・ただそこは人員でカバーです! コースの学生は比較的作業に慣れているし、後輩への依頼なども行なっていて、現場には3年生や2年生が手伝いに入っていて、とにかく人海戦術で作業をこなして行きます。
今年は実はコース人数に対して与えられた展示スペースがかなり狭く、配置に苦慮しました。他のコース事情も相まって、色々とあって最終的に別々の部屋に分散するよりも一部屋にまとまっているほうが観やすいのではないか?と言う事で、狭さを取ったのですが、やはり30名の作品を入れるにはちょっと限界がありましたね(笑)今年の展示はかなりギチギチとなってしまいました。
そうそう、あと、ロビーや入り口にある看板などの設置も実はデジタルメディアデザインコースの学生達によって敷設されているのです。会場に入ると大きな布製のバナーがぶら下がっているのですが、そういった広告物の制作から敷設などもコースで引き受けてやっていますので、そういう部分もみなさまに観ていただけたらと思います(写真多めに掲載です)
12月5日(月)Digital Media Design Exhibition 搬入の様子です。大学からトラック4台にわけて大曽根にある市民ギャラリー矢田へ、昼食をとって13時過ぎから搬入口にて荷物を各ギャラリーへ運び込みました。
物量が多いので、事前のどの機材がどのギャラリー(部屋)に行くかというラベルが貼ってあって、そのラベルをたよりに荷物を分配しながら効率よく運び込みます。ギャラリーでは高所作業用の作業台の組み立をやりつつ、事前に計画してあった展示計画書を張り出し、それをみながら荷物を細かく振り分けていきます。
コース全員が参加する展覧会で作品展も多く、半日という搬入作業の時間は実はかなり厳しく事前にあるていどシミュレーションしておく必要がありますが、なかなかそうはいっても計画通りに進まないもの・・・そういう場合こそ経験値や現場慣れが事を臨機応変に進める手腕となるのですが、やはり慣れない作業も多く、たまに戸惑っている後輩の姿に先輩達が指示を出してる場面なんかもみられます。
閉館19時のリミットギリギリまで搬入作業を行ない、一部ライティングをのぞきほぼ完了しました。いやぁ数が多いので毎年大変ですね、まぁとりあえずなんとか展示初日は迎えられました。
12月5日(月)Digital Media Design Exhibition 2016の搬入を行いました。写真は大学からトラックへ荷積みしているところです。毎年の事ながらコースそのまま引っ越しする勢いの機材の分量ですね(笑)それもそのはずで1年から4年、そして院生までのコース在籍全員が出展する展示なので、おおよそコースがもっている機材の半分以上がこの展示で出て行きます。
さらに、PC類以外にも展示用の展示台や専用機器類、そして建て付け用の壁までも持って行くので、その物量は小型トラックで4台にもなります。トラックでの運搬も教員と学生で行なうので運転免許証の制約などをクリアする必要があって中型トラックは使えませんから、小さなトラックに分配しての搬入となります。
作業は午前中の講義系授業が少ない4年3年が中心となりますが、授業の無い2年1年も手伝ってくれていたので比較的スムーズに作業は進みました。搬入の光景が朝の日の光で写真映えするので数多めに掲載してみました。
10月6日(木)デジタルメディアデザインコースの各ゼミアトリエでは芸術祭で開催する「Preview Exhibition」の搬入が行なわれていました。Preview Exhibitionは各ゼミ生達が12月の「Digital Media Design Exhibition」で展示発表する今年1年間の研究成果や制作をこの機会に仮展示するという企画です。
今回の「Preview Exhibition」は12月の本番の展示を極力再現するという条件があるので、展示台も使った本格的な展示形態を構築、アトリエがあちこちにあるので展示台を運ぶだけでも大変ですね・・・展示の準備をしながら並行して芸術祭で売るグッズを準備してる姿もちらほら(笑)模擬店などでもいろいろ売れるといいですね!
インスタレーション作品では汗かくメディアで展示した「あまもり」も再現しています、また3DCGゼミではVRゴーグルHTCのVViveによる展示もあります。D棟では映像作品やイラストレーション作品に関係する研究や制作が展示されています。
バグを改善するために! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月27日(水)魔法の美術館が開催されている静岡へプログラム修正のため急遽日帰りで行ってきました。
搬入時の記事にも書いたように「魔法の美術館」に作品展示するためにいろいろと修正した部分が逆に仇となり、通信関係のバグを内包してしまって起動から1時間あまりでシステムが落ちるという問題を抱えていました、今回はその修正のため10時の開館前に現場入りしプログラムを書き換えました。
プログラム更新を完了して、10時に開館、そこからは無事に問題なく動き続けるか検証するために会場にて待機。そしておおよそ4時間ほど落ちる事なく動作し続けていました、その間お客さんも途切れる事なく来場されていて、特に問題になる挙動もなかったので、大丈夫だろうという事で午後3時ごろに現地を離れました。いやぁなかなかこういう展示はバグ等が大変ですね、何事も無く動かし続けるのが一番難しいのかもしれません。
その後、会場からエラーの連絡もなく、なんとか無事動き続けているようです。
会期は5月15日までとなっていますので、お近くの方は是非ボール投げに遊びに行ってください!
問題無い!訳なかった・・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月21日(木)魔法の美術館の搬入2日目。トラブルも無く!と言いたいところですが、どうも動作が安定しません・・・36枚のセンサーからの入力をPCが受け取る仕組みなのですが、センサーの価をとるためのArduinoというI/Oを3台使っていて、それぞれから信号を受け取っています。
プログラムが走りはじめて約40〜60分程度でArduinoが突然停止、一旦停止すると復帰せずセンサー値をとる部分は再起動せざる得ないという状況が続きました、ケーブル等の接続や作品の震動、電力容量などいろいろと要因があるので、USBケーブルを新品に変えたりと現場で出来る事は行いましたが、それでもどうも安定せず時間切れとなりました。
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結局、様子みながら本番を迎えるという事になったのですが、後にその原因が無線通信から安定する有線通信に変更した際に書き直したデータのやり取りに関するプログラム部分の問題だという事がわかりましたが、その原因を見つけるまで展示現場では何度か作品が落ちていたみたいで、現場のスタッフさんには逐一リスタートしていただいていました。
今までの展示は常に自分達がスタッフとして現場にいたので、ある程度適当でもなんとかなって来たのですが、今回はすべて現地のスタッフさんにおまかせになるので、しっかりとシステムを組み立てなければならないという難しさを実感しました。
清水にて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月20日(水)魔法の美術館の搬入のため、静岡県は清水にある静岡市清水文化会館マリナートへ。「魔法の美術館」は日本全国を回顧するメディアアート作品など体験型の作品を集めた展覧会で、今回初めてスイッチの作品「なげる、あてる、ひろがる」を出展させていただく事になりました。
初めての出展は静岡市にある静岡市清水文化会館マリナート。あらかじめ作品は運送会社によって運び込んでいただいていたので、この日はメンバー3名で現地入り、会場に届けられていた作品の梱包を解き組み立てです。
規模が大きな展覧会なので、搬入期間も3日間あります。我々はそのうち2日間で設営を計画、一部搬送中にネジが欠落したらしく、部品が無くて買いに行くというハプニングがありましたが、この日はくみ上げから動作チェックと調整までおおよそ順調に設営を終える事ができました。
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