プレゼン、プレゼン、そしてプレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は1年生最初のプレゼンテーションの授業で毎年恒例の友人を紹介する「他者紹介」を行いました。自己紹介じゃなくあえて他者を紹介するには訳がありまして、例えば自分の事を説明するのだと、それほどいろいろと調べる必要はありませんよね、もちろん自分の事は自分が一番知っているのですからね(笑)だけど他人を紹介するとなれは話が違います、しかもまだ出会って1週間ほどの友人を紹介するとなると、お互い知らない事だらけ、それでも相手の特徴などを皆に分かるように説明するためには、相手の事を調べる必要があります。ポイントはそこ、つまり相手とのコミュニケーションを通じて取材して調べる事、サーベイとも言いますがデザインをするに当たって調べてまとめて行くと言うのはとても重要な作業となります、特にいろいろな案件で企画段階から作業を進めるとなると「調べてまとめる」というのは重要ですからね、まずは相手を調べ、それを発表しやすい形にまとめるという事をここ2日間で行ってもらいました。
そしていよいよ発表、発表は1人3分以内、とりあえず3分という限られた中で相手の事を皆に説明してもらいます、まずは時間的な制約でどれだけの事が説明できるか?というのを体感してもらう事、それとプレゼンテーションに慣れてもらう最初の第一歩が目的。
今回は4年や3年の先輩も何名か聴講に入っていたので、さすがに少し緊張したと思いますが、ほとんどがほぼ3分で説明できていましたし、全体的な印象は無難にプレゼンテーション出来た感じです。さて来週からは本格的なデザインの授業に入ります、作品講評やプレゼンテーションもこれから多くなると思いますが、皆自分の思っている事をうまく説明できるように普段から心がけておきましょう。
授業いろいろ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
授業2日目、ゼミもほぼ一回りして3年4年はそれぞれの目標を各自設定しはじめている頃だと思いうのですが、この時期1年間かけて何を制作・研究するかを決めるというのは実は結構大変で、なにをやったらいいのかはっきりしないという人は結構苦しむ時期となります。
漠然とした案はあっても、それが何のためになるのか?とかデザインという文脈に乗せた時にどう説明するのか?といった事を考えると、とたんに破綻する事も多く、モンモンと考えを巡らせても何も目標が定まらないなんて事もしばしば起ります。
今回、わたくしたかひこんのゼミでは、とりあえず漠然としていても良いから、やってみたい案や、方向性、キーワード、好きな事、などとにかく制作や研究に何かしら繋がりそうな事をまず全員でテーブルに出して、それについて皆でディスカッションしてそれぞれの足りない所を全員で補うというブレーンストーミングを行って目標を明確にして行くという作業を取り入れました、結果として5時間に及ぶゼミとなりましたが、それぞれ個人的にやる事、またそれぞれのコンテンツの関連する部分の連携などをお互い認識する事ができ、1回のゼミで全ゼミ生の今年の制作・研究目標が定まったのは今までで初めてかもしれません。
同じ頃1年生は他者紹介用のプレゼンテーション資料の制作をしつつ、G- mailの登録作業を行っていました、デジタルメディアデザインコースでは主にGoogleのサービスを使っています、G-mailのアカウントを持っているとメールを始め、グループの利用やドキュメントのサービス、カレンダー、写真サーバのサービスなど多くのサービスを受ける事ができます、コースではそれらを利用してコース間の情報共有や学生達への連絡に使っています、クラウドサービスを利用する事で飛躍的に情報伝達の効率をあげる事が出来るので、学生達にアカウントを取得してもらって、そのサービスを実際に使ってもらいながらネットワークコンテンツやクラウドサービスについての知識も同時に覚えて行ってもらえたらと思います。
新しい1週間のスタートです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
月曜日、今日からまた1週間がスタートですね、新学期も2週目に入って各授業が本格的に動き始めています、1年生は今日から3日間かけて友達を紹介する恒例の他者紹介の授業です。初めてそろったクラスメイトはこれから4年間共に学ぶ訳ですが、その前にお互い良くしっておくのも大事、という事でデジタルメディアデザインコースでは入学して最初の授業で友人紹介をするという授業を行っています。
まず2名ペアになって、お互い相手を取材していろいろと聞き出し友人の特徴などをまとめます、そして最終的にその情報を組み立て、全員の前でその友人を紹介します、つまり最初の授業からいきなりプレゼンテーションの実践を行ってもらうのです。高校生ではあまり経験なかった事かもしれませんが、デジタルメディアデザインコースではプレゼンテーションが多いので、1年生の最初から人前で発表する事やプレゼンテーション資料の組み立て、またプレゼンテーションの時間感覚などをつかんでもらいたいと思っています。
3年4年は各ゼミがスタートしています、今日は小林先生のWeb系のゼミがスタートしました、各自これから1年間で何を研究・制作するかの発表を行ったようです、1年間は長いようで短いので何をやるかをダラダラと悩んでいる暇はあまりありません、できるだけ早めに自分の目標を決めて行く事もとても大事ですからね、始まったばかりですけどコースとしても少しペースを上げて行きたいと思います。
今日から授業! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日からついに授業が始まりました、1年2年は基礎授業から3年4年はゼミがスタート、それぞれ学年別に様々な授業が展開されます、前期は1年生はグラフィックデザインを中心としたカリキュラム、2年生はwebとアニメーションを中心としたカリキュラムとなります。
ゼミは各ゼミごとにスタート、今日は映像系のゼミが最初の導入を行っていました、わたくしたかひこんのゼミは本日プレゼン日じゃないのでゼミ室のレイアウトと今後の制作や研究の為の準備を行いました、とりあえず各自の割り振りを終え、今はそれぞれが自分の作業を行っています。
え〜っと、写真が去年と代わり映えしてませんね、初日早々の授業後のゼミ室は「何時ものメンバーでお送りしております」という状態です(笑)制作環境を整備するため各自PCにソフトのインストールなどを行っていて7時40分現在、いまだにゼミ室作業中です。
さて明日からも頑張ります!
先週の事ですが・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
すこしブログサボってましたスミマセン・・2年生の先週末の授業の様子です、2週間で学内のバス停から2年生の実習室までの地図を制作するという課題を行いました。
今回は学内のバス停から2年生のアトリエまでの道のりをデザインしてもらいました、アトリエまでは何通りかの行き方があるのですが、全く知らない人がその地図を使ってアトリエまで本当に来れるのか?がポイントとなります、なので実際に完成した地図を持って皆で歩いてみました。
歩いてみると、別れ道で何グループかに分かれたりするのが面白いですね、それぞれの提案したルートが幾つかあるので、人によってはエレベータを利用したりしてました。どのルートがベストという事は無くて、とにかく無事に目的地点にたどり着けるという事が最低限まずは必要なのですが、最終目的の部屋が明確に記載されていないという致命的な欠陥のある地図なんかもあって、廊下でストップした人もいました(笑)
学生達は学内を良く知っているので補完して地図を観てしまって、本当に意味でこの課題の地図が使えるかどうか?という点まではなかなか分からなかったと思うのですが、全体的にもう少しユーザーの立場を考えて情報デザインをして欲しいなというのが率直な感想でした。課題なのでなんとなくこなしてしまえばみたいな所もあって突貫作業みたいな部分も見え隠れしてたのは残念な感じでしたが、デザインにとって情報を的確に、さらにグラフィカルに伝えるという作業は最も重要な事になりますし、今後の作業に必ず付きまとう要件なので、今後もこういう作業を多くこなして行って欲しいなと思います。
いいてんき! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は秋晴れのいい天気でしたねぇ、学内は今週末から始まる芸術祭に向けた準備がそろそろあちこちで目立つようになってきましたよ、正面の階段には今年の芸術祭のキャラクター「祭田 わっしょい」くんが描かれていました、駅の階段とかによくある手法ですが、なかなか目立って素敵です!
no images were found
キャンパス内は緑がとても多くて、今日のような過ごしやすい天気の日はウロウロしたくなりますねぇ、緑がとても奇麗だったので、ちょっと花とか葉っぱとか撮ってみたり。
さてさて、今日は2年生の授業風景から。紙と電池とLEDで作るペーパークラフトインターフェースの提案という課題の合評が行われていました、紙という加工しやすく簡単な素材と、電池とLEDによる電源のスイッチだけで構成するというとてもシンプルな構造をどのように組み立てて面白いインターフェースを提案できるか?というのがポイントとなりますね、電源のON OFFによる切り替えのみなのでまさにデジタル入力。
それぞれ色々な考え方があって、出来上がってきた物はバラエティがありました、インターフェースという事で、つまるところ「ユーザーにLEDをどのように点灯させるか」が重要な所ですね、単純に言えば電源スイッチとして認識出来るか?って事だとも思うのですが、使用環境やユーザーの置かれる立場、その時々による思考の違いなど、様々な要因で人間は物を使います、なので一概にこれがベスト!というのは難しいのですが、ユーザーに使い方をアフォードする仕組みが導き出せていれば成功かなと思います。
工作そのものはまだまだ雑ですが、なにより思った使い方をユーザーがするか?という点でインターフェースを考えるには良い課題だったと思います。
2回目です たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業を紹介します、と言ってもちょうど一週間前と同じ内容の授業なのですがね・・・詳しくはそちらで読んでもらうとして、今日は先週と少し条件を変えてみました。
まず、目安となる定規やコンパスといった決まった単位で計るものを使わないという条件を付けました、つまり皆が共有できる単位を使わずに図形を文字や言葉で伝える必要があるので、先週より少し難易度があがっています、そのぶん図形は少し簡単になってます。
その出来上がりはというと、なかなか上出来でした。
さて、これのどこがデザインの勉強なんだ?って思うかも知れませんが、デザインというのは表面を飾るだけの事ではありません、色々な物事の提案をする事もデザインの仕事、つまり「中身をどう伝えるか」「相手にどう伝わるか」「ユーザにとって何が必要か」「無いものをどう表現するか」「プレゼンテーションでどう理解を求めるか」などデザインを取り巻く色々な事に対してデジタルメディアデザインコースの学生は解答を出していかなければなりません、そういう時にこのようなトレーニングをしておくと何かと便利なのです。
例えば説明のつかないまだ世界に無いようなもののデザインを提案しようとすればするほど、周りの人やユーザに理解してもらう必要があるし、それを納得して使ってもらう必要がある訳です、そんなときに自分が提案している事が説明できなければ相手にされませんよね?なのでこのような課題を通してコミュニケーションの大切さや伝える事の難しさ、表現の難しさ、厳しい条件下での臨機応変さ、ずる賢さ、などなどを経験してもらっています。
← Previous Page — Next Page →