



















後期半分すぎましたね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月12日(金)後期の授業も半分が過ぎようとしています、1年2年ではこのタイミングで授業の内容が変わるものがあり、後期前半の授業の内容の合評だったり作品提出などがあります。写真は1年生の授業の制作と発表の様子。実際に作品を作る授業もあれば、企画や調べものをしてまとめるという授業もあって、それぞれ特徴があります。
メディア系の業界は年々変化が激しく授業の内容も年ごとにいろいろと変わります。授業によっては変わらないからこそ良いものもありますが、ほとんどが日進月歩で変化するものなのでデジタルメディアデザインコースでは去年と今年、また来年は全く別の授業が組み立てられるなんて事が常に起っています。言い換えればそれだけ変化に対応するのが大変なジャンルではありますが、常に流れを読み取る力は学生だけじゃなく、我々コース運営側にも必要なので、大学の基本となる授業運営はじめコースを舵取りするのは結構大変なのです。
1年生はグリッドシステムを覚えた! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岡田先生担当のグラフィックデザイン基礎の授業が完了しました!デジタルメディアデザインコースに入学して最初に経験するメインの実習授業がグラフィックデザイン基礎にります、主にPhotoshopやIllustratorを使った編集技術を覚えながら、グラフィックデザインのノウハウを学びます。
最終課題は自分で見つけたテーマをA4サイズの紙面に編集してまとめる事だったようです、以前に小林功二さんをお迎えして「企画〜編集」の流れをレクチャーしていただきましたが、その時の内容を紙面にレイアウトしまとめたものが今回の最終課題として完成したものになります。紙面デザインを行なう上での基本やノウハウはいろいろあるのですが、とにもかくにもまず美しく仕上げるためには、いままで培われたルールに乗っ取って作業するのがとても効率よく、かつデザインの本質的な部分も見えやすいかなと思います。
と、いうことで今回の課題ではグリッドシステムを基本にしてレイアウトをするというグラフィックデザインの基本を忠実にトレースする事を行なったようです、グリッドシステムは紙面にとどまらずWebデザインでも応用されている基本的な仕組み、これをうまく利用する事で紙面に無駄なく奇麗にレイアウトする事ができます、要するに情報を整列して並べるための基本骨格を作ってそれに流し込んで行くという感じですね。
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結果的に全員ぶんを取材できませんでしたが、プレゼンをみせてもらった感想は、全体的にA4紙面に伝えたい情報を入れ込む事に苦労している感じでした、テーマから情報収集、それに見出しや記事などのライティングも自分達で行なっているようでしたが、伝えたい事を文章にするとどうしても長文になる傾向があるのかな?結構パンパンに記事が入ってるって作品が多かった印象でした(笑)もちろん編集の作業の現場だとライターさんが別にいたりして、決められた文字以内で的確に書いてくれたりするので、デザイナーは流し込んで見栄えを編集するのが仕事だったりしますが、企画からはじめ、一連の流れを経験しながら紙面まで完成させるという授業の流れはおそらく今後のデザインワークに役立つ事間違いないと思います。それぞれ反省点なども述べていましたが、その反省点こそだいじなポイントだなと思いました、これを糧に今後の作業に是非役立ててもらえたらと思います。
現場の方の授業を! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岡田先生担当の1年生グラフィックデザイン基礎の授業に講師として小林功二さんをお迎えして特別授業を行なっていただきました。小林先生はLampLighters’ Labelで企画・編集・制作を主な業務とされていて、現在「+DESIGNING」の編集長なども勤めておられます。
今回の授業は、まず自分達で好きなテーマを見つけ出し、それにつて調べ、それをどのような切り口で企画にして行くかを考え、最終的に編集するという情報をデザインしていく行程を体験したようです。雑誌などの一つのトピックを企画立案していく過程で、やはりそのテーマになる事象の特徴や特性、またユーザーに対して何を情報としてあたえて行くか、ユーザーは何を期待しているか?など、様々な要因を考えながら必要な情報を収集し、取捨選択を行い編集して行く事は情報デザインを学ぶ上で重要です。
デザイナーは制作する事だけが仕事ではありません、その手前にある企画立案が出来る事もとても大事です。膨大な情報があふれる現代において、必要な情報を集め、それを情報提供する相手に理解出来る形にプレゼンテーションするためにメタ化して行く作業は、特に企画や編集の段階で重要なスキルとなってきます。そのような過程からテーマを作り編集を行なったら、後は制作ですね、つまり実在化していく作業。
最近はとくにデータビジュアライゼーションやインフォグラフィックスのように”データ(情報)”をある形に変えて提供して行く事がよく話題に出ます、ICTによってネットワーク化された社会、さらにビッグデータなどの情報をどのように取捨選択し、それを応用し利用して行くのか?という課題、あるいは過程は、これからのデザイナーに必要なスキルとなってくると思います。
1年生にとってちょっと難しい内容も含まれていたかもしれませんが、現役の方によるレクチャーは絶対後に役立つと思います!
ミイラ取りがミイラに・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は1年生のスタジオ撮影の実習を取材してきました、今年から写真実習の授業は漆脇先生が担当されています、1年生は30名もの大所帯なのでさすがにスタジオはいっぱいいっぱいで撮影するのも一苦労という感じ。
今日はデジタル一眼レフを使ったモデル撮影の実習でした、2人でペアになって1人が撮影1人が被写体という段取りで撮影が進んで・・・というようにみえましたが、気楽な感じで撮影が始まり出すと1人の被写体に複数が寄り集まって撮影大会状態(笑)要所要所で「フォトグラファーがモデルにして欲しいポーズをオーダーするんだよ!」とう漆脇先生の指導が入りつつ、皆それぞれ思い思いにシャッターを切っていました。
ある程度撮影が進むと、モデルに大きなアクションをとってもらって動きのある写真をシャッター速度やISOを調整しながら撮影してました、髪の毛の動きやジャンプの瞬間などをおさえつつローアングルやハイアングルで表情の違いなどを実際に撮影して確認、今やフィルムと違ってその場で上がりがみれるのでとても便利ですよね、撮影枚数もメモリ残量の限りほぼ気にしなくて良いので、フィルム時代の事を思えば恵まれたシステムになったなぁと思います。
で、撮影が順調に進んでいると思ったら、なんだか雲行きが怪しくなりはじめイヤな予感的中・・・漆脇先生にモデルとしてかり出されてしまいました、取材のために撮影に行ったのに撮影されるとは、ミイラ取りがミイラになった気分・・・まぁとりあえず皆楽しそうに撮影してたので良しとしますか(笑)
Macを使うのです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は岡田先生担当の1年生のグラフィックデザイン基礎の授業をのぞいてみました、今週の課題はトレーディングカードのデザインだそうで、カードのビジュアルイメージとカードに記載する各種特徴などを自分で設定して1枚のカードに仕上げていました。もちろんビジュアルイメージに沿った文章が記載されていなければ意味が無いので、カードの内容もある程度考える必要がありますよね。与えられた内容だけでなく自分で考えなけれなならない部分も必ずデザインの作業には含まれますので、良いトレーニングになるのではないでしょうか、来週の月曜日が合評らしいのでまたレポートしたいと思います。
1年生は30名と4学年中一番人数が多い大所帯、なので今までコースで使ってきたコンピュータルームの最大許容人数ギリギリという状況で、コンピュータールームはコンピュータと人で熱気がスゴイ!もう真夏のような状態です・・・
デジタルメディアデザインコースの1年生の基礎授業は基本的にMacを使います、高校時代や家ではWindowsを使っているという人も多い昨今ですが、グラフィックデザイン系では多く利用されている事と、Mac OSのオペレーションも含めて慣れてもらいたいという事もあって、1〜2年生の間は主にMacを使って授業を進めています。
いろいろ発見ありました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今週の月曜日で授業は終了し、名古屋造形大学では補講とテストの期間となっています。昨日はちょうど池田先生担当の1年生の映像基礎の授業の合評が補講期間を利用して行われていたので、のぞいてきました。
池田先生の授業ではビデオカメラの使い方や撮影方法、編集ソフトの使い方など基礎的な技術を学ぶと同時に、映像表現に対する考え方やアイデアの作り方なども含めた総合的な内容で展開されています、1年生の最後の課題は2つの映像が同期する映像装置を使って表現出来るコンテンツを2人1組になって制作するというものでした。
ハードウエアの仕組みは2台のPCをwifiでお互い通信させ、それぞれのPCにある映像ソースを同期して同時再生する事が出来ます、この仕組みを使って「映像」を用いて何が出来るか?という興味深い内容の課題でした、それぞれいろいろな事を考えて企画し映像として完成させていて、CMとして展開したグループやアニメーションに展開したグループなど様々でした。装置の関係上ノートPCでの表示でしたが、画面だけが壁に埋め込まれていると仮定してCMに仕立てたり、ロッカーの扉が画面だったと仮定して上下の関係でアニメーションが動いたりとそれぞれアイデアを具体化していました。
映画館やテレビ画面に映し出される映像を観るというスタイルではなく、投影装置そのものがある種の自由を持っていると、突然「空間と映像」という概念が入り込みます。その考え方のシフトの上に成り立つ新しい映像コンテンツの表現を考えるというのは、実は昨今のデジタルサイネージによるビルボード広告や、持ち運べる携帯端末の画面やカメラを通じた映像表現、AR技術などのような現実と映像の融合表現、またここ最近流行っているプロジェクションマッピングやKINECTセンサーなどによる映像によるインタラクションなど、多様なスタイルに対応したコンテンツの企画への発想へと繋がる一歩になります。
合評に参加して1年生の彼等が純粋にいろいろと模索して提案してきた内容から、実は思いも寄らない発送や展開があるという事に僕自身気がついてとても有意義でした。まだまだ1年生なので荒削りな企画が多かったのですが、デジタルメディア時代に置ける新しい表現を見いだす事や、新たなビジネスモデルを産み出すという若い世代のこれからのデザインの仕事の事を思うと、彼等がどんな新しい表現を産み出してくれるのかワクワクします。
機械やソフトの操作を覚えるというだけではなく、発想力や企画力、それに新しいモデルを産み出す柔軟なプロセスを踏むという技術もとても大切な基礎なんだと今回改めて思いました。
デザインって難しいのです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業でプレゼンテーションが行われました、お題は「貼り紙のデザインと新しいデザインの提案」。簡単に言うと街に出て貼り紙による操作の方法の追記や注意書きが施されているものを幾つかピックアップし、それぞれなぜ貼り紙が必要になったのか?を分析するというものです。
特に駅の券売機など公共性が高く、多くの人に利用される物によく見られる「貼り紙」ですが、もとのデザインでは操作方法や指示が伝わらなかった事に補足説明として添付される事が多いようです、操作を行わなければいけない物に目立ちますが、そのほか案内看板の補足など様々なものにも追加添付された貼り紙が街の中では見受けられます。
今回はそんな中から貼り紙がされた案件を1つ選び、何故貼り紙が必要になったのかを分析してもらいました。街にあるほとんどの物は用途にあわせてデザインされていますが、それが思わぬ間違いや勘違いを産み出している場合もあります、そこで、本来のデザインのどこに問題があったのか?などを考えてもらいました。例えば操作の手順や使う人の年齢層、また置かれている周りの環境や、人の動線など多くの条件を分析しチャートにして問題解決の方法を探ってもらいました。
プレゼンテーションでは問題の案件の紹介から問題提起、そして分析結果とその解決方法(新たなデザイン案)を提案してもらいました。みなそれぞれ色々な物や事に着目していて全体的になかなか興味深いプレゼンテーションでしたが、ツッコミ所も随所にあって、まだまだ経験値が必要だなぁと思ったのが正直な感想です。
2年生という事もあってまだまだ甘い部分が多い感じでしたが、これを機に今まで何気なく使っていたものや公共の色々な物のデザインやインターフェースに関心を持ってもらえたら今後の制作や研究に役立つかなと思います。
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