晴天の夜 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月15日(土)終戦記念日ですね、70年目の節目を迎えました、日本が今こうして平和である事、過去の戦争による多くの尊い犠牲によって私たちの今がある事を胸に、この日を大切な人と過ごせる幸せと平和な星空を見上げれる事に感謝です。
この日も多くの方が明治村を訪れました、明治村でプロジェクションマッピングをはじめて4年、認知度も徐々に上がってきていて「例年楽しみにしています」と声かけていただく事も増えました、おかげさまで上映前は本当に多くのお客さんでにぎわっています、家族連れや恋人、友達、たくさんの方がこうして来てくださる事に感謝です。
今年は天候にもすごく恵まれ、連日連夜開催するお盆の時期もおおむね晴れています、15日は比較的涼しく明治村の夜は過ごしやすかったです、また晴天で星空がとても奇麗でした!プロジェクションマッピングと星空のコラボレーションは現代ならではの楽しみ方ですね!プロジェクションマッピングは19時から15分おきに1日6回上映しています、是非この夏の思い出に明治村へお越し下さい!
2週目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月8日、明治村でのプロジェクションマッピング「宵街映写」も2週目となりました、初回上映での不備を一部修正しての上映となりました。今回の制作はギリギリまでかかっていた事もあって、実際投影してみたら思ったよりも・・というカットがいくつかあったのでそれらを修正しています。またエンドクレジットも意味が分かりにくいという指摘があったので、そこも修正しました。
上映は順調、天気も良く、毎回、夏の夕暮れを多くのお客さんが楽しんでいます! まだ少し日没が遅いので第1回目の19時上映が明るくて厳しく、今週も15分遅らせての上映となりました、明るいと映像が鮮明に見えないですので、矢も得ない処置となりますご了承ください。
レクチャー たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月2日(日)宵の明治村2日目、プロジェクションマッピングを行なうためにはあたりまえですが現地で設営や運用するスタッフが必要です、今回のプロジェクションマッピングプロジェクトには例年と違って多くの参加志願があり総勢30名にもなります、しかしながら2年1年が多く実際の制作では残念ながらそのほとんどがアシスタントとしての参加となりました。というのも実際の映像制作にはそれなりの技術力が必要です、ゼミ生である4年3年や去年のプロジェクションマッピング経験者ならともかく、未経験でかつソフトウエアの使い方もままならない2年1年にとっては少し敷居の高い作業が多く、納期までに確実に作り上げるため制作に携わる時間的な束縛もなかなか出来ないのが現実です。
ということで、実写映像パート、アニメーションパート、3DCGパートともに、数少ない4年3年のメンバーがそのほとんどを制作していますが、2年1年にもプロジェクションマッピングを運営する過程を経験してもらう事が大事です。映像制作以外にも現場での運営も大事な事なので、この日は開始前に2年1年に現場での設営と運営のレクチャーを行いました。
主に監督である3年の松本さんと水野君が中心となり、現場の機材配置や配線の説明、それに毎回のセッティングを説明してました。プロジェクションマッピングは野外で行ないますが、それらに使う機材のほとんどが野外用に設計されたものではありません、マッピングの根幹であるプロジェクターはもちろん、利用するPCやケーブルの接続部分などは必ず防水対策などが必要になります。極力現地セッティングを少なくするために常時敷設しておきたいのですが、それらの運営は結構大変、今回はそういった部分も知ってもらうため、全員でぞろぞろと会場を徘徊してレクチャーしていました。そして自然との戦いは何も天災だけじゃないんですよね、野生動物も結構厄介、とくにカラス・・・毎回ケーブルの養生や櫓の防水ビニールなどを破かれます、今年も2日目にしてすでにケーブル養生をつつかれました、これ食べ物にみえるんでしょうかね?(焼き芋っぽいけれど)
実はプロジェクター台の櫓をトタンでしっかりしたものにしたのは防雨だけじゃなくカラスなどの動物対策でもあったのです、ケーブルもこのままだとつつかれるという事で、この後対策しました、いやはやイベントを運営するというのは大変です・・・ということで2日目も無事上映。1ヶ月間という長丁場の会期、順調にトラブルなく運営できると良いなと思います。
宵街映写2015、初日 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月1日(土)宵の明治村初日を迎えました。この日は前日に行なった搬入でまだ終わっていなかった部分を昼過ぎから現場入りして最終調整、特にケーブルの取り回しや防水対策はを行いました。音声ケーブルや映像ケーブルの一部は敷設した状態のまま約1ヶ月放置しなければならないので、養生等がとても大事、去年は台風が来たりといろいろ天災になやまされ、映像ケーブル、音声ケーブルともに水没するという事もあり上映中に切断するなんて事も起こりました・・・今年はそれをふまえ特に映像伝送にHDMIエクステンダーを導入するなど対策しています。
また、毎回ごとにプロジェクターやPCなどの機材は撤収する段取りになっていて、面倒なのですが投影前に必ずプロジェクターを合わせる作業が発生してしまいます。プロジェクションマッピングは建物と映像がマッピングされている事が最大のポイント、映像がズレていては意味が無いのですが、毎回プロジェクターを撤収するため都度ズレを修正しなければなりません、なので始まる前にどうしても調整の時間が必要となります、しかも調整は画面が見える状態でないと出来ないので、まだ日が長い夏の夕方は上映時間までに調整を済ませる事が困難だったりします、初日もやはり19時では明る過ぎて画像調整が出来ず、15分延期してスタートとなりました。
という事で、なんとか無事「宵街映写2015」上映スタートしました! 是非みなさん起こしください!
ついに搬入! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月31日(金)明治村で「宵街映写」の搬入を行いました。例年この時期は猛暑、そして今年も猛暑!明治村のある犬山市からほど近い多治見市では38度を超えたとか・・・いやはや暑いですね。
毎年搬入はプロジェクトメンバー総出で行なっているのですが、今年は映像制作メンバーは大学で引き続き作業となりました、本番を明日に控えてまだカンパケまで上がってない状況が続いていたため、現場搬入チームと映像制作チームに別れての作業です。ですのでちょっと搬入の記録(写真)があまり無いのが寂しいですが、とにかく今年の「宵街映写」プロジェクションマッピングの制作はいろいろとギリギリな感じでした。
もちろん去年と違う新しい事もとりいれて行かなければならないし、去年できなかった事に挑戦もしていますから、それなりにコンテンツはまた去年と違って進化してる部分も多々あります、そういう事への挑戦も含めてやはり全体的に時間が厳しかったですね、メンバー全員へとへとな毎日ですが、もうひと頑張り!とりあえず、搬入をなんとか済ませ、映像制作チームも合流して夜の7時過ぎにプレス上映を行なう事ができました。
時間との戦いだ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宵の明治村「宵街映写」にむけたプロジェクションマッピング制作メンバーは毎日毎晩時間に追われて制作しています。今年は去年の経験者がほとんどいなく新たに参加したメンバーで構成されているという事もあって経験不足から全体的に遅れが生じてしまいました・・・大きな構成としては実写、平面、3DCGの3つに別れているのですが3DCGがもっとも遅れており傍観している訳にいかなくなりました(苦笑)
ということで、わたくしたかひこんも急遽制作メンバーに加わり現段階のプロットをCGに起こす作業を手伝う事に。全体的に3DCGはなかなか思ったように制作出来ない感じで、特に去年制作に携わった先輩達が今年はメンバーにいない事から、去年のノウハウをうまく引き継ぐ事ができず手探り状態が長く続いている状況でした。こうなってくるととにかく時間との戦い・・・ということで、やりきるためにまず自分の制作場所を改造!で、モニターだらけとなりました(笑)
3DCGもいろいろなソフトがあって、どのソフトが使えるか?で業界での活用方法も大きく変わってきます、主に業界で使われるソフトを覚えて行くのが近道ではあるのですが、もう背に腹は変えられない!使えるソフトでなんとかするしかない!ということで僕が使える3DCGソフトがLightWaveなので、ほとんどをLightWaveで組み立てました(笑)
あ、ちなみに授業でLightWaveは使ってません・・・まぁなんにせよ完成すればOKなのよ!Mayaや3ds Maxを覚えたい学生達を尻目に、ソフトを覚えるとかそんな悠長な事言ってられんでしょ!勉強しながら・・・・とかそんなのは要らないです!って事で独断と偏見でLightWaveで行きます!
アナログ作業こそ必須! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月24日(金)、炎天下のなかキャンパスでは明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」のためのプロジェクター用台座の櫓をマピングチームが制作していました!去年は連日雨に泣かされ、プロジェクターはじめ機材を濡らさないようにどう設営するのかが課題でした。一応毎年雨天の事を考えて設営をしているのですが、去年は最終日の突然の豪雨で機材を水没させるという事故まで起こしました・・・・
ということで、プロジェクター設営のための櫓をマッピングチーム監督の水野君に設計してもらいました。今までの経験から問題だった事を彼に伝えた結果、しっかりした屋根や風防をつけるべきですね!という事で、櫓の基礎となるアルミフレームの上に立派な屋根をつける事となりました!
屋根は木造で、透明なポリカーボネートのトタンを使ったものとなりましたが、毎年木造部分は雨や夏の湿度で痛みが激しく使い捨てとなっていたので、防腐を兼ねて今年はちゃんと塗装する事にしたそうです、ということでほんと暑いなか大変そうでしたが塗料を使うという事で炎天下での作業となったようです。デジタルメディアデザインコースという名前ですが、展示やイベントにはアナログ作業こそ実は必須ですよね!
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