のこり1ヶ月! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宵の明治村まであと1ヶ月!制作時間がどんどん短くなってきました、現在制作の状況はというと・・・もう毎日が戦場です(笑)映像制作ってそれだけでも大変ですが、プロジェクションマッピングの映像制作はさらに投影した状態との兼ね合いがあるので、調整や見え方など多くの要因をすべて考慮して作らなければいけないのでさらに大変です。
3DCGから映像エフェクトから様々な素材を現在制作中で、夜はPCを起動したままレンダリングをかけておくという感じで進めています、ただ、まだ壁面に対して良い視覚効果を演出するには問題点も多くあって、それらをどのように解決していくかという課題が残っています。現在制作している様々な表現がぴったり合うかどうかテストが必要な部分が実際のところ多いので、明日3度目の現場入りをして投影テストをする予定です。
まだまだ作業がたくさん残っていますが、頑張って間に合わせたいなと思います。
深夜2時までかかった・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
レーザーカッターが大学に導入されたという事で、これ使わない手は無い! と、いうことで宵の明治村のためのプロジェクションマッピングの実験用に投影する建物の図面からトレースラインを書き出して大学で投影実験できる模型を作ってみました。
プロジェクションマッピングは建物に投影する事が多いですが、実際の建物に常に投影して実験する事が困難なのも事実、そこで建物の模型を作ってそこに投影しながら映像のアタリを取る事にしました、レーザーカッターは正確に切断してくれますので、図面さえあればほぼ同じ比率で切り出せます、レーザーカッターはプロジェクションマッピングの実験にはうってつけ(かも)せっかく導入されたので利用しない手は無いですよね!
今年の宵の明治村のプロジェクションマッピングでは、一昨年に使用した札幌電話交換局を使います、なので札幌電話交換局の壁面をレーザーで切り出しました、石レンガの形を彫刻し、窓を切り抜き、立体的な物への投影で歪む映像の感じをこれでつかみます。特に窓の凹みの部分では具象的な映像が極端に歪みます、歪みが酷いと何が投影されているか分からなくなるので、窓の位置やレンガの彫り込み位置などをこの模型に投影しながら調整しようという試みです。
おまけデータを作って、あとは切るだけ!って思って始めた作業ですが、まったく思ったほど楽な作業じゃなかったです・・・特に今回はオープンキャンパスでこの模型を使いたいという事もあって、オープンキャンパスに間に合わせるため時間の無いなか作業、結局深夜の2時までかかってとりあえず完成・・・この模型これから実験してみて使えるよだったら、今後のプロジェクションマッピングの制作効率が上がりそうです!
ロケの様子が届きました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村の制作チームからロケの様子が届きました!
宵の明治村に向けたプロジェクションマッピングの制作を続けている明治村制作チームですが、今年は実写映像と3DCG、それにエフェクトの大きくわけて3つのセクションで動いています。
それぞれのセクションが同時に作業を進めていますが、今回は実写映像担当が明治村にてロケを行なっている様子をご紹介します。去年と一昨年はアニメーションが中心でしたが、今年は実写映像と3DCGをメインに仕上げを目指していて、実写のパートは明治時代を題材にしたストーリーになっています。そのため実は明治村で撮影をさせていただいています。
デジタルメディアデザインコースでは実写撮影の出来る機材をいくつか持っていますが、本格的な撮影やスタジオを持っている訳では無いので、今ある機材で最大限の映像撮影となります。今年は4Kサイズの撮影ができるビデオカメラも導入しましたが、今回はレンズ交換が出来る一眼カメラを使ったHD撮影としました、一眼カメラは元々写真を撮る為に設計されているので、動画撮影にはリグなどの補記類や技術が必要となります、ですが一眼でしっかり動画撮影する機材を準備する余裕が無いので、若干不安な部分もありますが最低限のシステムで撮影を行なっています(良い機材欲しいなぁ〜)
それでも、照明、音声、など必要最低限はあるので、チームはそれらを工夫しながら撮影を続けてきました、慣れない作業もあって、失敗もいくつかしているようですが、そういう経験を積んで行く事で色々とノウハウを吸収しているようです、2週間ほどの期間に撮影を随時すすめ、昨日実写撮影のパートはほとんど終わったようです。撮影現場の写真が送られてきたので載せておきます!結構いろいろなシーンを撮ってるみたいですね、衣装は明治村さんからお借りしました、汽車や建物、それに小道具の電話機など、まさに明治時代そのもの!(当たり前か・笑)さてどんなストーリーになるのか楽しみですね。
慣れたものです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宵の明治村に向けたプロジェクター投影テストに行ってきました。今年もプロジェクションマッピングを行なうという事で、とりあえずプロジェクターからの投射映像がちゃんと建物に投影できるかどうかテストしました、今年は札幌電話交換局の2面の壁面を使って映像を投影する予定で進めています、2台のプロジェクターからの映像が左右うまく合うかどうかと、建物の図面から抜き出した細かいディティールが実際の建物と合うかどうかを実験しました。
プロジェクターによる投影自体はもう慣れたもので、マッピングして合わせるのもそんなに苦労なく、だいたい合わせる事が出来たのですが、問題は投影するコンテンツ・・実際今回投影に使いたいいくつかのテスト映像を出力してみたのですが、建物の形で歪む事で何が映っているのか分からなくなったり、3DCGでの見え方と、実際の建物の見え方、パースなどが全然違ってくるので、その辺りの整合性をどう合わせて行くのか?といった課題が浮き彫りとなりました。
想像はある程度していたとは言え、予想よりかなり大変な作業が必要だという事が実際の投影で分かったので、これからその対策に苦戦しそうな感じです、完成まで後2ヶ月、作業量を考えるともう時間があまりありませんね、さて出来るのか?!とりあえずまた時々進行状況を報告したいと思います。
本格的に動きだしました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
3回目となる宵の明治村への参加、今年もプロジェクションマッピングを行なう事となりました。制作メンバーは去年と全く入れ替わり、3DCGゼミの学生を中心に3DCGと実写の合成で制作する事でだいたい落ち着きました、現段階でストーリーや絵コンテをほぼ終え、明治村さんとの打ち合わせを続けながら撮影テストや投影テストに入っています。
未経験の部分も多いので、メンバーも手探り状態が続いています、ほぼ毎日制作に時間を使い、いろいろな調整に取り組んでいる真っ最中です。先週の日曜日にも撮影テストと投影テストで明治村入りしていましたが夕方の投影テストでは雨が降って来たため急遽中止、明日また改めてテストに行く予定です。今は明日の投影テストに向け素材制作中、実際に投影して建物に画像が合うかどうかが最大のポイントですね、計算した画像サイズや比率で問題なければ後は楽なんですが、また明日のテストの様子をブログでも紹介したいと思います(写真提供・浅野)
今年はどんな事が出来るかな? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
25日の夕方から明治村にて今年の「宵の明治村」に向けた投影テストに行ってきました、今年はどんな事が出来るか?というところからのスタートなので、いくつか持ち合わせているプランが本当に実現可能かどうか?という事を確かめるために複数の地点をまわってきました。
プロジェクションマッピングは基本お金のかかる催しです、恒久的に置く訳でもないのに専用設計する割に短い期間で撤去となるので、実質かなり割高感のある展示物。そして世間はすでにもうプロジェクションマッピングとはどういう物か知っているので、規模が肥大化したり新たな趣向が必要となってきて余計に予算を圧迫するという事に・・・事実世間的に認知度が上がった事で、どこもプロジェクションマッピングを是非やりたいと要望を良く聞きます、ですが、いかんせん規模に対しての予算が高いので、だいたい予算との兼ね合いをみながら、限られた予算と、限られた機材、でなんとかするしかありません。
そういう意味でも2年間続けてきた宵の明治村でのマッピングも、新たな事を模索したり規模を大きくしたりしたいのですが、やはり予算や機材の限界が大きくのしかかってきます。大学が持っている機材は基本教育用のもので、イベント用に耐える物を持っている訳ではないので、流用や応用でなんとかなる範囲で、かつ、学生達のマンパワーだけでどうにかする範囲で考えなければなりません、なのでいくつかの可能性を探るために今回も何パターンかの投影テストや測量を行いました。
結果的に、何が出来るか(可能か)は持ち帰って検討になりますが、予想以上に厳しい部分があるのも事実。昨年同様ただ投影するというだけならそんなに問題無いのですが、投影範囲を増やす場合や複数の場所を設定する場合、また機材の設置が難しい場合など、想定したプランを実行するにはいくつものハードルをクリアして行く必要がまだまだあって、今年は何をやるかというのはまだ言える状態ではありません。実際テストしていくつか不可能な部分が出て来ているので、それに代わる方法など解決しなければいけない課題も多数発見しました。ですが出来れば去年とまた違うね、とか、新しさを演出できれば良いなと思っています、夏までまだ少し時間がありますので、これからしっかり詰めて行きたいと思います。
春でした! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年の「宵の明治村」のための視察に15日明治村に行ってきました、2年間続けた「宵の明治村」でのプロジェクションマッピングですが、今年も何かしら参加する形で話をすすめています。
この日はとりあえず何が出来るか?を検討するために、施設内を見学してまわりました。去年、一昨年と行なった場所を基本としながら、新しい表現が可能かどうかを含めて検討しました。この時期の明治村は春の陽気でとても暖かく過ごしやすい!とても観光日和!春の明治村なかなか良いので是非行ってみてください〜
約2時間ほどうろうろと見て回りました、去年と違った手法や表現が出来たらと思っているのですが、なかなか野外でのインスタレーションはハードルが高くて、出来る事が限られているのも事実、そのなかでも最大限新しい事に挑戦したいとは思っていますが、まだまだ検討の余地がある事が多くて、どうなるかはまだまだ未定。とりあえず計測したデータや建物の設計図とにらめっこしながら可能性をみながら現在図面を書いています、来週早々にまた現場で投影テストを行なって、具体的に何が可能かどうかを検討して行きたいと思います。
← Previous Page — Next Page →