ついに卒展スタート! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
第17回名古屋造形大学卒展が愛知県美術館ギャラリー(愛知芸術文化センター8階)でスタートしました。初日は午前9時40分よりオープニングセレモニー。学長の挨拶から始まって、オープンのテープカット。バックミュージックには名古屋音楽大学カルテットによる演奏が行われました(オープニングセレモニーについては学長ブログをどうぞ)
オープニングセレモニー・テープカット 名古屋音楽大学カルテットによる演奏デジタルメディアデザインコースの展示も無事初日を迎える事ができました、開催期間の6日間トラブルなく作品が動作する事を祈りつつ、皆様のお越しをお待ちしております。あ、ちなみにデジタルメディアデザインコースの展示は旧名称の「情報デザインコース」となっていますのでよろしくお願いします。
初日にも関わらず、この日はコースの在学生が何名か訪れてました。また卒業生も来てくれました、去年の今頃は主催側だったのに今は客という立場、作品に対して先輩として色々と意見を言ってましたよ、1年社会に出るとまた成長するもんですねぇ(笑)というか、もうあれから1年なのかぁ・・としみじみ思ってしまいました。
今年の卒展は公式に写真撮影が可能です、デジタルカメラや携帯のカメラで撮影してもらう事ができますので気になる作品があれば写真に納めてください。ただ、それらをWeb等にアップする場合は写真に写り込んだお客さんなどの肖像権などに十分配慮してお使いください、また私的利用以外でご使用になりたい場合は必ず学校関係者ならびに作家に許可を得てください。
やっぱり最後までやってた・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒展の搬入作業が行われました、前に行われていた日展の搬出の関係で毎年午後1時からスタート。まずは1階にある保管庫に前日搬入された作品郡を搬入用大型エレベーターで8階のギャラリーまで運び込みます。このタイミングでさらに学校から来たトラックが同時に絵画や立体作品を搬入するので、もう搬入口はスゴイ事になります。
それでも今年は8階ギャラリーまで作品を運び込む作業が比較的スムースに進んだ印象でした。でも本番はここから、各コース決められた部屋に作品を持ち込んで設置に取りかかります。デジタルメディアデザインコースは電源を使う作品が多いので、同時に電源をどう取り回すかを確認しながら、各自の作品を位置決めしていきます。それと同時に今回業者さんが入らなかったぶん自前で作って来たギャラリー中央の三角形の壁を建てる作業を行いました。
事前に少しシミュレーションしていた事もあってか、ほとんど問題も出ず、以外と簡単に建てる事が出来ました、しかも素人にしてはかなり奇麗に上がったと思います(自画自賛)ちなみに、この三角形を形成するにあたって中に1人入ったまま作業しなければならず、なんでかわたくしたかひこんがその役目(涙)中に脚立ごと閉じ込められ、最後は脚立を使って脱出という段取り、なんで僕はこんな役目ばかりなんでしょか?
そうそう、今年もまたまた新兵器を導入しましたよ(って去年も同じような機器を新兵器と言ってた)これが去年のものとは比べ物にならない性能です。本来は土木や建築の現場で水平などを出すためのレーザー墨出し器なんですが、自動で水辺に補正してくれるという優れもの、また光量もかなり明るく水平垂直が出せるので、パネルなどの展示にかなり威力を発揮します、これは良い買い物をしました。
その後、順調・・という訳でもなく、相も変わらずデジタルメディアデザインコースの展示作業は時間がかかってしまいました。若干学生達は時間配分の感覚が経験不足気味で甘く進んでしまって例年通りまた8時に完成せず・・・結局9時過ぎまでかかってしまったのはご愛嬌。
ま、作品の性質というかコースの性質というか、設置する物が複雑だったり、電源関係やPCなどの機器調整など工数が多いので仕方ない部分もあるので・・という言い訳をしときましょう。
最後に記念撮影そして、やはりまたデジタルの恩恵というかなんというか、搬入作業の写真は実に377枚と膨大になってしまいました、今回はそこから82枚に絞り込んでギャラリーにアップしました。厳選しても82枚もあるのかよっ!って、はい、そこ、思わない!
作業の雰囲気、それに学生達の表情など、本人達はもとよりご父兄方にもご子息のがんばりを観て欲しいし、受験を考えている高校生達にもコースや搬入作業の雰囲気が伝わればと思います。
チョコの日。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は卒展(卒業制作展の事を、名古屋造形大学では公式に「卒展」と言ってます)の前日搬入でした。全コースの作品数を合わせると膨大な量になるので、あらかじめ美術館の保管庫に半数を前日に搬入しておきます。体育館に集められた梱包された作品群をトラックに積み込む作業が午前中に行われました。
今年のデジタルメディアデザインコースの作品は、前回から何度かブログにも書いてますように壁など大きな物がたくさんありまして、序盤にほとんどを積んでもらったのですが、かなり面積を取ってました・・・また、大物が多くて視覚伝達デザインコースの学生さん達にも一部手伝ってもらいました、ありがとうございました。
最初にトラックに積み込む順序などを考えてから作業になるんですが、視覚伝達デザインコースの先生と相談してたら「あれと、それは、デジタルメディアと視覚伝達の作品ですよね、それからあの、壁に立てかけてあるのは絵画コースの作品だから別ですね」って言われてました(笑)スミマセンあの壁にもたれかかってる大きなのは絵画じゃなく我がコースの作品と壁なんです・・・写真にも運んでるところがありますが、油画や日本画と間違えられて妙に納得してしまいました。
数が多かったけれど、人数もそれなりにいて前日搬入作業はスムーズに進みました、いよいよ明日は搬入当日です、ちょっと大きな物が多いので大変そうですが、頑張ります!
去年より花の開花が早いっすね、デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
学内にあるDギャラリーにて「桃美会賞展」が開催されています。
第16回名古屋造形大学卒展の作品で各コースから優秀だった作品に桃美会賞というのが与えられます、優秀賞といったところですね、そしてその作品を一同に集めた展示を「桃美会賞展」として学内で今月28日まで展示しています。
デジタルメディアデザインコースからは、平田絵梨さんの作品「Around The Secret」が選ばれ展示されています。この作品は、いわゆるミュージシャンが映像作品として作る「PV(プロモーションビデオ)」なのですが、今までのPVとは違ってインタラクティブ(双方向性)であるのが特徴です。
インタラクティブと言っても、ゲームのように全ての行程にユーザが関与するというタイプではなく、あくまでPVとしての要素を大事にした作りとなっていて、基本はシーケンシャル(時間軸を持って流れる)に進む映像作品が基礎となっています、その音楽と共に流れる映像に対してマウスカーソルを重ねる事によって映像に変化(アニメーション)が現れる仕組みが組み込まれているのが特徴です。
昨今、映像に対する多様性、さらにはメディアの多様性によって、テレビというメディアに固執した映像作品だけでは無くなってきました、特にWEB関連ではインターネット上で映像コンテンツを楽しむスタイルも徐々に増え始め、コンピュータ上で観る映像も増えています、マウスやキーボードというデバイスとの組み合わせでWEBなどで利用されるリッチコンテンツは発展し、映像もYouTubeなどのよにWEB上に取り込まれつつあります、そんな現代の流れに対し、今まであった映像の良さを残しつつ新しい展開を予感させるコンテンツというのが今後望まれているのでは無いでしょうか。
「Around The Secret」は一見、マウスをロールオーバー(画面上を移動させて重ねる、クリックはしない)すると映像の一部がアニメーションするという、いままでのインターネット上のコンテンツとそう変わらないように感じるのですが、PVとしての映像の力とインタラクティブというコンピュータの世界を実は絶妙に組み合わせた作品だと思います、おそらく今後このようなPVのあり方というのが出て来る時代が来るでしょう、平田さんにはその先駆者として今後も作品制作や研究を進めていって欲しいところです。
作品は結構地味な印象なんですが、じつは先見性のあるコンテンツで、今回はその辺りを評価しました、メディアの氾濫でこのようなメディアコンテンツは混沌としているのも事実ですが、そんな中からポツポツと新しい表現が出て、いずれそれが大きなムーブメントとなる事もあります、悪く言えばやった者勝ちという世界でもありますが、一歩先のデジタルコンテンツ開発が将来を豊かにする可能性もありますし、最近なにかと言われるエコに対しても新しい提案ができる可能性もあります、そしてデジタルメディアデザインコースはそういう事に目を向けているコースでもあるのです。
最後に、桃美会って事で、学内の桃の花も満開です、今年は少し早く咲いた感じです。
もうすぐ卒業式だから、思い出の第16回名古屋造形大学卒展をドーゾ。
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
卒展を終えてもう1ヶ月が過ぎました、時間の流れが最近早いと感る今日この頃です、今週は卒業式があります、ついに卒業ですねぇ〜。
連休に入ってまたまたネタが不足気味なので、今日は第16回名古屋造形大学卒展のデジタルメディアデザインコースの展示風景の映像をお届けいたしましょう、と、言ってもかなりいい加減に撮った突撃インタビューなんで、クオリティの低い事(笑)ほとんど作品の事が分からないのはご愛嬌って事で・・・それでもってしょっぱなから「デジタルメディアクラスの」って・・・デジタルメディアデザインクラス(*1)ですから。
我がデジタルメディアデザインコースのボスは気の利いたコメントが出来なかったのでカットです(爆)と、いうことで、かなりいい加減な映像でスミマセン・・・ま、楽しくやってるって事で、みなさん是非デジタルメディアデザインコースへどうぞ!、それとアドリブに強い人歓迎。
(*1)今年度卒業生は、視覚伝達デザインコース・デジタルメディアデザインクラス在籍です、それ以降の来年度新4年生から新2年生までは情報デザインコース在籍、4月に入学してくる新1年生はデジタルメディアデザインコース在籍となります、コース化と名前改変が4年間の間で行われたのでコース名が複雑ですが、対外的に基本は「デジタルメディアデザインコース」を使用しています。
終わってしまうと、ちょっと寂しいような・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
第16回名古屋造形大学卒展、無事終了いたしました、多くの方に訪れていただき本当にありがとうございました、作品の完成、展示までの道のりは学生も教員も紆余曲折があり、それこそ1年間かけてなんとか形に仕上げたという感じですが、終わってしまうと少し寂しいですねぇ〜。
展示最終日は5時に閉館、そこからの搬出は搬入と違って作業が早く、作品がどんどん片付けられて行きました。
なんだかんだで終わりを迎え、4年生達もそれぞれ満足した感じでした、あとは卒業式を迎え、4月からはもう社会人ですねぇ、これからが人生の本番かもしれません、頑張ってください!(ちょっと人ごとやったり・・・)
実は大学時代の専攻は映像コースCGクラスだった・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は名古屋造形大学・卒展記念公開講座がありました、今回の講師は堤幸彦さん、堤さんといえば現在公開中の20世紀少年第2章の監督ですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
愛知県は名古屋市出身でテレビデレクターから出発し「バカヤロー! 私、怒ってます」の「英語がなんだ」で劇場映画デビュー、「金田一少年の事件簿」「ケイゾク」「TRICK」などのテレビドラマの監督としても有名ですね。
講座の最初に監督自ら手がけた作品のダイジェストを上映、その後、なごやかな雰囲気で監督になったいきさつなどをお話されました。
途中から6名の学生を壇上に呼び、トークセッションという形式に、各学生からの質問に答えて行くスタイルで、学生の質問への返答といい、話のテンポといい、間といい、テレビデレクターをやっていただけあってさすがです。時折笑いを誘うお話は「それからそれから」と次を聞きたくなる感じでついつい引き込まれます、1時間30分があっという間でした。
公開講座後は卒展会場へ、今日は土曜日とあってお客さんの数もかなり多かったです、なにより卒業生達が多く訪れ、後輩達の作品を熱心に観て回ってました、デジタルメディアデザインコースとしても卒業生がこうやって卒展などに顔をだしてくれる事にとても感謝しています、彼等にとってコースが学生時代の良い思い出であると同時に、いつまでも慕われるコースでありたいと思います。
また、在学生の後輩達も多く訪れてくれています、ま、理由としては先輩にあたる4年生達の作品を観て、良かったと思う作品を3点選んでその理由を提出しなければならないので、展覧会に1回は来なければいけないという事なんですが・・・でも後輩達は皆、それなりに作品を観て自分たちの未来や先輩達の制作から得るものも多いかと思います、皆、1作品1作品かなり入念に観て回っていたのが印象的でした。
卒展もあと残す所明日1日となりました、まだご覧になってない方は是非お越し下さい。
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