ついに始まりました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
なんだかんだと4ヵ月かけて制作していきた宵の明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」ついに初日を迎えました。天気が少し心配でしたが無事初日5回の上映を行なえました、天気の事もあって少しお客さんの入りも心配していましたが、たくさんの方に来ていただけて嬉しい限りです。
3年目になる「宵街映写」、例年はアニメーションなど美術系大学らしさがメインでしたが、今年は例年よりもよりプロジェクションマッピングを意識した作りを念頭におき、加えて美術系大学らしさみたいのものをどう表現するか?というところを主に学生達にアイデアを出してもらいました。またデジタルメディアデザインコースだから出来る表現もという事もあって、結果的にアニメーション表現をやめ3DCGと実写を組み合わせたストーリーのあるドラマ仕立てとなりました。
まだまだ至らない部分もありますが、学生達が4ヶ月作り続けました、そんな彼らの作品を是非みなさんの目で観ていただきたいなと思います。上映期間は8月2日(土)、3日(日)、9日(土)〜17日(日)となっています。
そうそう、今回の制作には東海テレビさんの取材が入りました、制作過程も含めていろいろと取材していただきました、スーパーニュースという番組で放送は11日を予定しています(放送日時は変更する場合がありますので、また追ってお知らせいたします)是非こちらも合わせてご覧いただければと思います!
そろそろ追い込み! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
連休最終日の21日、営業終了の夕方から明治村に入り「宵の明治村」にむけたプロジェクションマッピングの4回目のテストを行いました、明治村マッピング制作チームは祝日返上で作業に取り組んでいます、本番まで10日を切りましたからね、そろそろ作業も追い込みです。
午前中に西別院の搬出をしたスイッチメンバーも昼に合流し(明治村制作と両方に関わってるメンバーも居るので)そのまま明治村入り、この日は特にシステムを構築する上でのケーブルの取り回しをどうするかが課題。プロジェクターやスピーカーの位置を決めて電源ケーブル・映像ケーブル・音声ケーブル等をどこを通して、どれくらいの長さが必要になるのかを計りました。
昨今のプロジェクションマッピングの事を思えば札幌電話交換局はかなり小さい被写体ですが、それでもまわりを取り巻くように機材を配置するので結構な長さのケーブルが必要になります、また昼は普段通りに営業されている事もあって、敷設する場所も結構限られてきます、計算して分かったのは・・・これ、結構大変かも・・・って事。
日が暮れたころから投影の実験もついでに行いました、画像を壁面に合わせる事はここ何回かのテストで簡単になってきましたが、一番の問題は映像に映っている物がちゃんと見えるか?というところ、例えば文字が入ると建物の起伏で潰れてしまいますので、文字を画面のどこに入れるかとかも微調整が必要です、それに色味やコントラストも重要な要素、PCモニターで観るとちょっと派手?ってくらいに強めの色とコントラストを付ける感じで、とにかく常に投影した状態で制作できないのがプロジェクションマッピングの難しいところですね。
明日からオープンキャンパス たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明日から2日間7月のオープンキャンパスを開催します、デジタルメディアデザインコースではたくさんの体験講座やワークショップを用意しています。デジタルメディアデザインコースの学生達が今現在取り組んでいる様々な研究や、メディアデザインの新しい表現やデザインの提案を体験したり、観たり、聞いたりする事ができるようになっていますので、是非この機会に名古屋造形大学へお越し下さい!
詳しくは公式ホームページからどうぞ。
https://www.nzu.ac.jp/digital/oc/
毎年恒例で人気の液晶ペンタブレット体験。今年はこの春新たに導入した新しい22インチ液晶ペンタブレットとともに、今回Wacomさんから特別に貸していただいた24インチの液晶ペンタブレット3台を加え、最新のWacom製品の体験コーナーを設置しました、是非この機会に液晶ペンタブレットの性能を体験ください!
また、流行のプロジェクションマッピングのノウハウを制作・体験できるコーナーも新たに設けました、プロジェクションマッピングに興味ある方にはまたとないシステムの中身を見れるチャンスです。それに加え「宵の明治村」に向けた制作の一部映像も模型にマッピングした状態で上映しています。
その他、コマドリアニメーション、ゲーム体験、プログラミング体験などなど、多くのワークショップを準備しています。デジタルメディアデザインコースに興味ある方は是非カフェでくつろぎながらスタッフの在学生達と大学生活の事など気楽に話してみてください!色々な事を教えてくれますよ!明日も暑くなりそうですが、みなさんの起こしをおまちしております!
写真は今日の準備風景です。
気合いと根性!! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
3度目の明治村マッピング投影テスト、前回の問題点を改善しつつ、様々なレンダリング結果や3DCGのカメラ設定による見え方の違いなどを現場でテストしました。特に前回問題だったのは、図面から起こしたベースの画像が厳密に建物を合わないという問題・・・これが合わないと意味ない・・。
と、いうことで、図面でも合わないならしょうがない、写真で合わせたろじゃないか!ってことで、最終手段は気合いと根性!!プロジェクター出力の画素数と建物の大きさを計算しながら、写真をひいてピクセル単位でレンガ1個1個まで全部書き出したった!!訳でございます。プロジェクションマッピングは根性、根性、ど根性!
結果レンガやレリーフ全部ぴったり合うど根性マッピングのベースが出来ました(笑)投影テストでもぴったり合ってたので、これをベースに素材を作ればそれっぽいマッピングが出来るはず!あとは残り1ヶ月で3DCGやエフェクトの映像を作り続ける不眠不休の作業を残すのみ!! つまり本当の地獄はこれからです・・・。
のこり1ヶ月! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宵の明治村まであと1ヶ月!制作時間がどんどん短くなってきました、現在制作の状況はというと・・・もう毎日が戦場です(笑)映像制作ってそれだけでも大変ですが、プロジェクションマッピングの映像制作はさらに投影した状態との兼ね合いがあるので、調整や見え方など多くの要因をすべて考慮して作らなければいけないのでさらに大変です。
3DCGから映像エフェクトから様々な素材を現在制作中で、夜はPCを起動したままレンダリングをかけておくという感じで進めています、ただ、まだ壁面に対して良い視覚効果を演出するには問題点も多くあって、それらをどのように解決していくかという課題が残っています。現在制作している様々な表現がぴったり合うかどうかテストが必要な部分が実際のところ多いので、明日3度目の現場入りをして投影テストをする予定です。
まだまだ作業がたくさん残っていますが、頑張って間に合わせたいなと思います。
深夜2時までかかった・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
レーザーカッターが大学に導入されたという事で、これ使わない手は無い! と、いうことで宵の明治村のためのプロジェクションマッピングの実験用に投影する建物の図面からトレースラインを書き出して大学で投影実験できる模型を作ってみました。
プロジェクションマッピングは建物に投影する事が多いですが、実際の建物に常に投影して実験する事が困難なのも事実、そこで建物の模型を作ってそこに投影しながら映像のアタリを取る事にしました、レーザーカッターは正確に切断してくれますので、図面さえあればほぼ同じ比率で切り出せます、レーザーカッターはプロジェクションマッピングの実験にはうってつけ(かも)せっかく導入されたので利用しない手は無いですよね!
今年の宵の明治村のプロジェクションマッピングでは、一昨年に使用した札幌電話交換局を使います、なので札幌電話交換局の壁面をレーザーで切り出しました、石レンガの形を彫刻し、窓を切り抜き、立体的な物への投影で歪む映像の感じをこれでつかみます。特に窓の凹みの部分では具象的な映像が極端に歪みます、歪みが酷いと何が投影されているか分からなくなるので、窓の位置やレンガの彫り込み位置などをこの模型に投影しながら調整しようという試みです。
おまけデータを作って、あとは切るだけ!って思って始めた作業ですが、まったく思ったほど楽な作業じゃなかったです・・・特に今回はオープンキャンパスでこの模型を使いたいという事もあって、オープンキャンパスに間に合わせるため時間の無いなか作業、結局深夜の2時までかかってとりあえず完成・・・この模型これから実験してみて使えるよだったら、今後のプロジェクションマッピングの制作効率が上がりそうです!
ロケの様子が届きました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村の制作チームからロケの様子が届きました!
宵の明治村に向けたプロジェクションマッピングの制作を続けている明治村制作チームですが、今年は実写映像と3DCG、それにエフェクトの大きくわけて3つのセクションで動いています。
それぞれのセクションが同時に作業を進めていますが、今回は実写映像担当が明治村にてロケを行なっている様子をご紹介します。去年と一昨年はアニメーションが中心でしたが、今年は実写映像と3DCGをメインに仕上げを目指していて、実写のパートは明治時代を題材にしたストーリーになっています。そのため実は明治村で撮影をさせていただいています。
デジタルメディアデザインコースでは実写撮影の出来る機材をいくつか持っていますが、本格的な撮影やスタジオを持っている訳では無いので、今ある機材で最大限の映像撮影となります。今年は4Kサイズの撮影ができるビデオカメラも導入しましたが、今回はレンズ交換が出来る一眼カメラを使ったHD撮影としました、一眼カメラは元々写真を撮る為に設計されているので、動画撮影にはリグなどの補記類や技術が必要となります、ですが一眼でしっかり動画撮影する機材を準備する余裕が無いので、若干不安な部分もありますが最低限のシステムで撮影を行なっています(良い機材欲しいなぁ〜)
それでも、照明、音声、など必要最低限はあるので、チームはそれらを工夫しながら撮影を続けてきました、慣れない作業もあって、失敗もいくつかしているようですが、そういう経験を積んで行く事で色々とノウハウを吸収しているようです、2週間ほどの期間に撮影を随時すすめ、昨日実写撮影のパートはほとんど終わったようです。撮影現場の写真が送られてきたので載せておきます!結構いろいろなシーンを撮ってるみたいですね、衣装は明治村さんからお借りしました、汽車や建物、それに小道具の電話機など、まさに明治時代そのもの!(当たり前か・笑)さてどんなストーリーになるのか楽しみですね。
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