



















1月7日(日)2018年に入りました、本年もよろしくお願いします。デジタルメディアデザインコースの2018年最初の仕事は1月2日(火)3日(水)のプロジェクションマッピングからとなりました!また週末の6日(土)7日(日)で上映が6週目を迎えました。ちなみに写真は1月6日(土)のものになります。
正月早々から、たくさんの方に来ていただいています。特に初回上映の5時過ぎはザビエル天主堂前のひろばが毎回お客さんで埋まっていました。1月から新年バージョンとして映像と音楽を変え雰囲気の違うコンテンツとなっておりますので、既に去年ご覧になった方も是非お越し下さい。
12月29日(金)「きらめき明治村」聖ザビエル天主堂のプロジェクションマッピングも5週目を迎えました、そして29日・30日が2017年内最後のプロジェクションマッピングとなりました。年末年始ですが、エンターテイメント業界は逆にこういう時が仕事なのですよね、プロジェクションマッピングも大学の研究課題とは言っても、実際にエンターテイメント企画に乗せて実装しているので、学校でいうろころの冬休みは返上です。
大学はとっくに冬休みでほとんどの学生はもう居ませんし、さらに週末で年末となれば大学事務も完全に休み・・・ですが、プロジェクションマッピングのスタッフは休み返上で現場に出かけ、映像送出の準備をしています。もちろんこれが研究の一環ですし、仕事として運営スタッフをしているので、文句をいう事はないのですが、それでもこうやって動いている学生達が要るからこそ回っているいろいろな事があるって事を知っていただけたらと思います!
この日は月夜が奇麗でした、マッピング投影の方角と反対側に月がのぼるので、写真はプロジェクター投影台と月です(笑)そして年明け年始早々のプロジェクションマッピングでは映像そのものを2018年バージョンへと入れ替えます!なのでこの日は投影後に、誰もいない大学で最後のレンダリングを行いました。これで年内の仕事はほぼ完了、無事レンダリングが完了したので、良い年越しができそうです!
12月18日(月)次期プロジェクトのためのテスト投影を春日井文化フォーラム壁面で行いました。まだ詳細はこれからですが、2月末に開催予定のイベントにゼミとして参加する事を検討しています。現在、夏に行った「宵街映写」のシステムを再構築し、新たなコンテンツ制作を模索しています。
この日は現場の状況をチェックのためゼミ生達とプロジェクターによる投影を行いました。プロジェクションマッピングを検討しているのですが、都市部や町中の場合周りの明るさなどにもかなり影響されるため、プロジェクターの光量が足りるかどうかも問題になります。限られた予算や機材のなかで可能なコンテンツを設計していかなければならないのが難しい所ですが、プロジェクションマッピングの場合、おおよそ予算規模と照らし合わせで問題になるのがプロジェクターの性能になります。単純に光量が高いと値段も高くなります、特に建物の壁面を利用する規模になると8000lmから12000lmという規模のものになるのですが、その性能の機種になると買うにしてもレンタルにしても一桁違いますからね・・・どうしても予算との兼ね合いで最初のハードルとなるのがプロジェクターです。
次に、壁面のサイズと投影する距離。観賞されるお客さんの位置とかぶらない事も大事ですし、投影面の前に開けたスペースも必要となります。街路樹があったり、引きがとれなかったりする場合も多いので、現場の図面と照らし合わせながらの作業が必要となります。今回の場合、あらかじめ建物に対して可能な場所を選別していましたが、壁面に鏡が利用されている特殊な外装なのが少し心配でした。
結果的に、投影する場所は以外と街の明かりが入り込まない感じで、大学が所持しているプロジェクターでもなんとか出力出来るレベル。また壁面への投影距離や位置もワイドレンズに交換するという条件はつきますが、遮蔽するものもなくなんとかなりそう。そして壁面の鏡は予想通り映像の光はすべて反射されてほぼなにも映らない状態でしたが、全面に投影されているビジュアルが何かは判別出来そうなので、とりあえず結論としてこのまま進める事になりました。また詳細がはっきりした頃に進展などブログで紹介したいと思います。
12月16日(土)毎日寒い日が続きますね、そんな寒い毎日ですが「きらめき明治村」には多くの方が訪れておられます。聖ザビエル天主堂を使ったプロジェクションマッピングも3週目を迎えましたが、順調に上映しています。
上映中、多くの方がスマートフォンやカメラで撮影されているのが印象的ですね、これも時代ですね〜! マッピングやイルミネーションはインスタ映えする写真などにはもってこい!かもしれませんね(笑)三脚を立てて本格的なカメラで動画や静止画をおさめておられる方も結構いらっしゃいます。良い動画や写真が撮れたら是非SNSやインスタグラムなどにアップしてください!そしてついでに名古屋造形大学も宣伝していただけると大変助かります(笑)
12月2日(土)いよいよ「きらめき明治村」がスタートし、聖ザビエル天主堂を使ったプロジェクションマッピングは初日を迎えました!夕方まで前記事の”日本旅行企画の「なりきりバスツアー」”の対応のため、担当教員はギリギリの現地入りとなりましたが、ゼミの学生スタッフはすでに事前に会場入りし、準備万端。初回上映を問題なくこなしました。
コースでは色々な事が同時進行している事が多いので、プロジェクションマッピングの制作に従事しているゼミ生でも時には別の作業を行なっていたりします。この日は「なりきりバスツアー」のワークショップスタッフとしてプロジェクションマッピング制作の学生7名がそちらに詰めていたため、明治村の現場ではマッピングスタッフ2名が仕切りと運営を行なっていました。
今回のプロジェクションマッピングは運営を簡略化するためオペレーションボックスを常設するなど対策を行なったので、実は2名体制ですべて運営できるように設計しています。なので現地2名での運営は通常運行なので、メンバーが他の作業に従事していても問題は無いのですが、さすがに初回は少し心配ですよね・・・12月初旬の上映は17時15分から20分置きに8回上映され、初日はすべて問題なく上映する事ができました。
12月1日(金)プロジェクションマッピング前日のこの日「きらめき明治村」のプレスリリースが行なわれました。そしてプレスリリースでは報道関係の取材が入りますが、今回はCBC放送の「イッポウ」の生放送の取材が入りました!いままでCBCさんをはじめいくつかの放送局からプロジェクションマッピングの取材はおうけした事がありますが、生放送は初めてですね!やり直しが効かない本番一発撮り!
撮影の段取りはすでに台本で決まっていて、あとは時間がくれば随時進行していくという状態です。プロジェクションマッピングはコーナーの後半、事前準備として学生スタッフがインカムを付けて待機、デレクターからの指示で本編を再生するという段取りでした。17時に通常通りイベントのイルミネーション点灯が始まりプレスリリースにむけた会場向けの演出がスタート、プロジェクションマッピングは17時15分に上映するのがイベントスケジュールとなっており、まずは通常通りの段取りで1本上映を行い、その後放送にむけて待機。あとは番組MCから明治村へふられたら生放送スタートです。
インカムを付けた学生オペレーターの手元には放送を受信してるテレビモニターがあって、放送の進行をそれで観ながら動向を見守ってました。そして明治村へカットイン、デレクターからの指示でマッピングの再生をスタート、あとはレポーターの方がタイミング良く紹介してくれて、放送枠ギリギリまでプロジェクションマッピングを流していただけました!マッピングの本編が3分ほどなんですが、ほぼ2分が放送に乗っかった感じになりました。いやぁ〜とにかく失敗しなくて良かったですね。
11月28日(火)明治村でこの冬に開催される「きらめき明治村」のひとつのイベントとして、聖ザビエル天主堂にプロジェクションマッピングを行います。聖ザビエル天主堂のプロジェクションマッピングといえば2014年と2015年のそれぞれ秋にデジタルメディアデザインコースで制作した作品の上映を行なっていましたが、2016年は行なっていませんでした。そして2017年ははきらめき明治村の趣旨に合わせた形で復活ということになりました。
この日は搬入日、投影する映像はDigital Media Design Exhibitionの展覧会の裏で実はゼミ制達がずっと作っていました。コース展の傍らで別のイベントのコンテンツ制作が進むというダブルタスクはまぁ日常茶飯事なコースですが(笑)今回の映像はきらめき明治村の趣旨に合わせて約3分という短いものなので制作は以前の事を思うと軽減できていました。が、実は裏があって12月と1月で映像を入れ替えるという事になっています、なので実質は6分以上の尺を作らないと行けないんですけどね・・・でも時間差があるので制作に少し余裕があると言う感じですかね。
昼間の通常営業に影響しないように今までは毎回機材を片付けていたのですが、今回は運営コストの事もあってプロジェクター等の設備を毎回出し入れする形式をやめて常設する形になりました。なので少し無骨ではありますがオペレータ用のボックスが建ちました。ここをボックスにする事で、プロジェクターやPC、ケーブルなどを常設する事ができ、毎回の開始前の機材の出し入れや接線、それに映像を合わせる作業などが省け、運営コストを下げる事ができます。
大事な事と言えば、大学といえども我々は無料でやっている訳ではありません、当然ながら何かを制作すれば制作費や人件費などコストがかかるのは当然ですので、機材費用、設備費用、制作費用、人件費など必要な予算は研究協力費という形で援助していただいています。プロジェクションマッピングは特にコストがかかりますからね、そして学生だからただ働きという訳には行かないので、援助いただく予算と照らし合わせながら可能な範囲で制作運営をすすめています。なのでコスト削減ももちろん課題になります。業者さんの事を思えばかなり安く上がってるとは思いますが、安売りをしている訳ではなく、大学やコースは研究や実験の場として使わせていただく事を前提として、明治村さんと協力してコンテンツ提供を行なっています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |