世界の亀山モデル・・たかひこん@デジタルデザインコース。
三重県にある亀山高等学校へ学校説明とコース説明に行ってきました。亀山と言えば「世界の亀山モデル」とかいうフレーズで液晶パネル工場がありますねぇ〜、我が家のテレビも世界の亀山モデルです(笑)・・・話がそれてしまいました。
亀山高校には3つの科があって、今回お邪魔したのは「システムメディア科」というところ、主にコンピュータを中心としたIT関連やネットワーク系、デザイン系等を学ぶコースです。
今回はまず大学の案内も兼ねて、デザインという切り口で全体の話から始めました。デザインと言っても色々なジャンルに分けられている事が多いですね、名古屋造形大学でもコース別に細かく分かれていて、デザインの分野で分かりやすいと言えばグラフィックデザイン(名古屋造形大学では視覚伝達デザインコースにあたります)やプロダクトデザイン、建築デザインといったところでしょうか。
そして、それぞれのデザイン分野の特徴を一通り済ませて、その後はデジタルメディアデザインコースについて話ました。細かく分けられたデザイン分野のコースですが、我がデジタルメディアデザインコースは従来のコース名と違って、何をするのか?はっきりしない所もあると思います。実はそこにポイントがあって、PCなどのデジタル技術の進歩でデザインの作業がここ数年で大きく変わりました、そしてそれは技術革新と共に歩み、いまや各ジャンルでくくるには難しいデザインの仕事が増えています。
特にそういった新しいセクションのデザインを注視し、従来のデザインと繋げたり切ったりしながら未来を見据えるデザインの提案を進めて行く事がデジタルメディアデザインコースの特徴です。もう少し分かりやすく説明するとインターネットが日本に普及し始めたのは1993年頃、そして今やインターネットはHTMLだけにとどまらずFLASHなど新しい技術、サーバサイドによるコンテンツの配信などが当たり前となり、そういった分やの技術職やデザイン職が存在します。しかし1993年以前はそんなデザインの仕事は無かった訳ですね、20年も経たないうちに仕事の仕方が変わって来たのはまぎれも無い事実で、昨今の携帯電話の進化などを考えても、今後5年先は今では考えられないような新たなデザインの仕事があるかもしれません。
そして、そんな事に柔軟に対応して行く事が、将来に渡って特にPCを中心としたデジタル関連のデザイン業を行う上で重要になって来るとコースでは考えています、ちょっと未来をデザインしてみたい!なんて人は是非デジタルメディアデザインコースへどうぞ!!
アか?ヤか?どっち??・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
先週で1年生グラフィックデザインの基礎授業が終了しました、2ヶ月間でPhotoshopとIllustratorというソフトウエアを中心に、デザインの基礎的なノウハウを学んできた訳ですが、最後の週の課題は「ダイヤグラム」制作でした、ダイヤグラムはいわゆる図式で表された表の事をさします、ダイアグラムと記載されている事もありますが、どちらも英文字で「diagram」なのでこれは日本語故の曖昧さなのでしょうかね?どちらが正しい日本語なのかちょっと分かりません・・・・。
グラフィックデザインといっても多種多様で色々なものがあります、前回の本の帯など文字を組む事もまさにグラフィックデザインですし、電車の吊り広告やポスターなどの広告もグラフィックデザインです、多くのグラフィックデザインであふれている世の中ですが「必要な情報をどのように提示するか?」という大前提がデザインでは行われています、そんな中でもダイヤグラムは特に「情報」をどのよに再編して魅せるか?という事が顕著に現れます、難しいのは「飽きさせず分かりやすく伝える事」それと「なるほど!」という驚きを伝える事ですね。
前者は、ダイヤグラムでは必須だと思います、なにより情報を分かりやすく伝える事が出来なければ意味がありませんからね、デザインする前に扱う情報が何者なのかによりますが、だいたいは何かの集計結果として数字の事が多いので、それを一目でわかるような感覚的な表現に仕立てる事がデザイナーの腕の見せ所でしょうか、後者も内容にもよりますが、だいたいは見えなかったものが見えてくる、という驚きがあるものでして、それがまたダイヤグラムの面白い所です。
その他、駅の路線図など実務的でなおかつ公共施設にあるもの等は、かなりシビアな設計が必要になってきます、地図を含むものは実際に作ってみるとかなり難しい作業だったりします、今回の課題ではそれぞれ自分の好きな項目を調べ、それをダイヤグラムにしたようです。
色々と面白い作品が出来上がっていました、なにより情報をどう魅せるか?という点においては、たった2ヶ月間の授業でかなり習熟度が上がっているように感じました、それぞれ課題にした内容に合ったデザインでなおかつ魅力的に編集する事が出来ているように思います、最後の発表と合評もなかなかいい雰囲気でした。
みかん生産では中国が世界1位だって事しってました?
名古屋造形大の女子の・・・・以下省略。
ギターの歴史。
3年生は今週地獄・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は「LG MobileDesign Competition2009 私の形態」の携帯電話コンペに向けた制作の最終プレゼンテーションでした、応募までにはまだ少し時間がありますが、来週からこの携帯電話コンペに向けて制作してきた2ヶ月間を学内のD2D3ギャラリーにてまとめて展示します、ですのでコンペに提出してもまだまだ作業が続きます、つまりやる事がてんこもりなので3年生は休む間が無いのです。
そして今日の最終プレゼンテーションで完成し、あとは応募と言いたかったのですが、結果的に全グループに手直しが必要という事になってしまいました、先週の時点で時間が無いのでかなりシビアに作業するようにと言ったのですが、全体的に甘くみたようで結果的に突貫作業だと言われても仕方ない部分もチラホラ、予定よりも手直しにかかる時間が必要になってしまいました。
こうなると、応募データの編集と同時に、展覧会に向けたパネル制作も行わなければならず、展示のためのプリントアウトやパネル張り等の作業を考慮しても、今週の木曜日までにはレイアウトやデザインを全て終了させる必要があります、社会に出ても最終的に慌ててるって光景は良く見ますが・・・今回のプレゼンの出来に付いたクレームの工数をこなすとなると、おそらく今週の3年生は地獄でしょうねぇ・・・
でも、試練だと思って頑張りましょう、せっかく提案できるところまで来たのですから、審査員に良い評価をもらう為にも、レイアウトやデザインなどにもっと気をつけて完成度を上げる事に徹して努力すれば、来週からの展示もふくめて良くなると思います。
出不精の得意技「家から出ない!」でインフルエンザ対策もばっちり!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
関西方面では豚インフルエンザで学校関係も休校が相次いでいます、いまのところ東海方面では感染がありませんが、もし愛知県内で感染があれば、名古屋造形大学もインフルエンザ対策として休校などの措置が取られる可能性があります、名古屋造形の学生さんおよびご父兄の方々に置かれましても、インフルエンザ対策とともに名古屋造形大学ホームページに掲載されます「インフルエンザの対応について」を一読していただいて、もし愛知県内で国内感染者が出た場合は、名古屋造形大学ホームページに、その後の休校等の対応方法を掲載しますので確認をお願いいたします。
今日は4年生の卒業制作プロポーザルの再提出日でした、今回は前回の問題をふまえてリファインしたものを、おなじくテーブルにならべ、それぞれ作品の内容説明を行ってもらいました。
内容もさながら、ペーパーとしての編集能力とか、いわゆる「みてもらう」ためのデザインという部分も含めて作るというのが今回のテーマなのですが、やはりまだまだ内容に対しての詰めを行っている段階という事もあって、まだまだ甘い感じです、しかしながら先週より進歩した感じもあって、今後の制作や就職対策につながって行けばと思います。
一人一人説明を聞いて、それに対して応答していくってのってかなり時間がかかります、とくに卒制ともなると早い段階で方向性を決めて行かないと、後で時間が無くなってどうしようもなくなりますのでしっかりと聞いていく必要があるのです、で、結局今日は1時間以上オーバー・・・
実は昨日も3年生のプロダクトデザインコースとの共同授業の携帯電話コンペ出展の為のグループワークのプレゼンだったのです、こちらも提案に対する厳しい意見が相次ぎ、たった8グループのプレゼンに対して授業時間では間に合わず30分オーバー・・・ここ最近プレゼンテーションのオンパレード!みたいな感じで、若干皆お疲れ気味な雰囲気ですが(笑)もの造りをするには、相手を納得させて行く事も重要、デジタルメディアデザインコースでは少し頻繁にプレゼンを行う事で、進行の把握と作品クオリティーの向上を目指しています。
ボスが現在アイスクリームを断絶してるのはナイショです!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は3年4年合同のオープンキャンパスに向けてのグループワークのディスカッションでした、5月に突入してオープンキャンパスまで時間が迫って来たので、そろそろ各グループ何をするか決めて報告してもらいました、およそどのグループも方向性が決まりつつあり、問題点も発見できるようになってきたので、来週あたりから本格的に実現に向けて始動です。
で、授業終了かと思いきや・・・5時半過ぎに1年生が教室に何故か戻って来ます、なんでかな?と思ってたら3、4時間目の実習授業時間中に合評が終了出来なかったので、6時間目に延長して合評が行われていました。
こんな時間に合評ってのはかなりイレギュラーなのですが、皆の作品を一同に閲覧し、それぞれの意見が聞ける合評はデザインを志す者にとってとても重要な機会となります、限られた授業時間ではやはり対応できないボリュームがメディアデザインにはあって、たまにはこういうイレギュラーな実習というのも必要だと感じます。
1年生は、グラフィックデザインで使用するPhotoshopとIllustratorというソフトウエアを習得するとともに、紙面およびデザインの基礎的な知識を学ぶ授業を坂野先生の指導で受けています、今日の課題は「1年(2009年)」をダイヤグラムやピクトグラムといったグラフィックで表す(文字使用禁止)というもので、それぞれが1年というキーワードから何を導きだして、それをグラフィックとして表せるか?がポイントとなります。
合評は以前の記事で紹介したのと同じく、全員の作品をテーブルに並べ、全員で投票、その後その作品について本人からのプレゼンと、投票した各自からの意見が述べられました、今回は授業時間外って事で専任教員も参加、さらに上級生も何名か参加、さらにさらに遊びに来ていた卒業生まで参加して、1年にとってはちょっと緊張した感じのスタート。
人数が多いので、それなりに気合いの入った合評になったと思います、作品はさすがにまだ1年生って事で、問題点も指摘されていましたが、色々な意見を聞く事で切磋琢磨し、物を作るという事やデザインとはどういう事なのか?という事に関心を持って接してくれたらと思います。
最終的に7時過ぎという長丁場となりましたが、教員にとっても学生にとっても有意義な時間だったと思います、1年からそんなに頑張らなくてもって思われるかもしれませんが・・・デジタルメディアデザインコースではこんなイレギュラーな事も度々起こしつつ、常に前進するために気合い入ってるって事なんです。
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は入学してそろそろ1ヶ月が経った1年生の授業をのぞいてみました。今1年生はグラフィックデザインの基礎として、PCの基礎をはじめPhotoshopとIllustratorというグラフィックデザイン関係では基本となる2つのソフトを扱う授業を坂野先生のもとで受けています。
デジタルメメディアデザインコースでは約2ヶ月をかけてグラフィックデザインのノウハウを習得します、PCの扱いやソフトの技術的習得は勿論必要なのですが、それ以上にデザインには色々な考え方や構成力、応用力が必要になってきます、一辺倒にソフトの使い方を習っていても実はあまり意味がないんですよね、デザインには随所に制限や条件、ルールなどが存在していて、それらをどう組み合わせ、なおかつ優れた提案ができるか?という事もとても重要です。
今日は、あるルールに基づいて用意されたフォーマットと写真のみを使って「心地よい色」をテーマにPhotoshopで加工するという課題に取り組んでいました、制約の中で限られた素材と時間でよりテーマに近い提案をする、もちろんソフトを使うのでそれらのノウハウも同時進行で進める必要があるので、それなりに技術力とセンスが必要です。
ちょうど取材に行った時は制作を終了してプレゼンに入る所でした、コンピュータ室から場所を移してまずは全員の作品を机に並べて、それぞれ3点2点1点の持ち点を良いと思う作品に投票して行きます、この投票のコマがチップとまた洒落の効いた演出・・・表に点数、裏に名前が書いてあって誰がその作品に何点ベットしたか分かるようになっています。
後は点数の高い人から順に作品についてプレゼンテーション、ここでは作家自身が作品について説明するというよりむしろその作品いベットした人が指名され、何故この作品を選んだのか?を答えるという事を重要視していました、つまり、条件やルールに沿った上でテーマがより客観的に表現されているか?を観察する事ができるという事ですね「心地さ」といっても個人差がかなりありますから、作り手も受け手も客観的意見を参考にする事を知っておく事は重要です。
最後までプレゼンテーションにつき合えませんでしたが、かなりテンポのよい授業でした。
若者はメール7割、電話3割の利用率らしいケイタイ事情・・・・
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
前回の記事で書きました携帯電話コンペ「LG MobileDesign Competition2009 私の形態」のためにプロダクトデザインコースと共同で授業を既にスタートさせ、今日はその1回目のプレゼンテーションを行いました。
今年は色々な事をかなり前倒しでスタートしていて、すでに先週の段階でグループ分けを行いコンペ説明会を受ける以前から動き出していました、そして1週間でプランを提案してもらうというハイペースで進んでいます。
今日のプレゼンは、まだまだプラン出しの段階で、これからという感じですが、それぞれ様々な視点から携帯電話を掘り下げていました、インターフェイスやマテリアルからのプランもあれば、携帯を使う状況などからデザインをプランするグループもあったり、なかなかバラエティにあふれていました。
去年もプロダクトデザインコースの学生とデジタルメディアデザインコースの学生による共同授業を進めましたが、今年は去年より具体的なコンペという目標があるので、アイデア出しはスムースに進んでいるようです、特にデジタルメディアデザインコースの3年生は、多い人で4件ほどの案件を同時進行しているので、その点を考えてもなかなか良いペースのプレゼンが出来たように思っています、また、プロダクトデザインコースの学生は立体的なスケッチが上手いのでより明確なビジュアルイメージで提案してくれて、お互いの長所を上手く使って今後も頑張って欲しいと思います。
そして3年生は明日また別件のプレゼン、さらに来週は携帯プランの2回目のプレゼン、と、まだ2週目というのにプレゼンの連続・・・タイトなようですが、社会のペースはもっと早いので、この調子でどんどん進めて行きたいと思います!
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