デザインって難しいのです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業でプレゼンテーションが行われました、お題は「貼り紙のデザインと新しいデザインの提案」。簡単に言うと街に出て貼り紙による操作の方法の追記や注意書きが施されているものを幾つかピックアップし、それぞれなぜ貼り紙が必要になったのか?を分析するというものです。
特に駅の券売機など公共性が高く、多くの人に利用される物によく見られる「貼り紙」ですが、もとのデザインでは操作方法や指示が伝わらなかった事に補足説明として添付される事が多いようです、操作を行わなければいけない物に目立ちますが、そのほか案内看板の補足など様々なものにも追加添付された貼り紙が街の中では見受けられます。
今回はそんな中から貼り紙がされた案件を1つ選び、何故貼り紙が必要になったのかを分析してもらいました。街にあるほとんどの物は用途にあわせてデザインされていますが、それが思わぬ間違いや勘違いを産み出している場合もあります、そこで、本来のデザインのどこに問題があったのか?などを考えてもらいました。例えば操作の手順や使う人の年齢層、また置かれている周りの環境や、人の動線など多くの条件を分析しチャートにして問題解決の方法を探ってもらいました。
プレゼンテーションでは問題の案件の紹介から問題提起、そして分析結果とその解決方法(新たなデザイン案)を提案してもらいました。みなそれぞれ色々な物や事に着目していて全体的になかなか興味深いプレゼンテーションでしたが、ツッコミ所も随所にあって、まだまだ経験値が必要だなぁと思ったのが正直な感想です。
2年生という事もあってまだまだ甘い部分が多い感じでしたが、これを機に今まで何気なく使っていたものや公共の色々な物のデザインやインターフェースに関心を持ってもらえたら今後の制作や研究に役立つかなと思います。
無事終了 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「PROLOGUE EXHIBITION」もついに最終日を迎えました、最後のこの日は上山先生担当のSound design seminaの学生による公開プレゼンテーションが行われました、音を中心にしたゼミでそれぞれ音楽や音響、空間演出などの提案等がありました、中にはデザインというよりもむしろアートに近い発想の作品もあり、それぞれ個性的なプランのあるゼミです。
今回もプレゼンテーションはUSTREAMで配信されました。
外部に向けての発信という事で去年からUSTREAMを利用した中継を入れたプレゼンテーションを行っていますが、中継込みのプレゼンテーションを円滑にかつ視聴者に対してプレゼンテーションするという事にはまだまだ改良の余地があって、結果的にこのようなWebサービスやソーシャルストリームを使ったプレゼンテーションや広報活動に対するやり方を少し考える必要があると感じました。
これで「PROLOGUE EXHIBITION」が全て終わりました、つまり序章となる展示が終了し、これからは本格的に研究制作に学生達が入る事になります。約5ヶ月後には作品が一通り完成してデジタルメディアデザイン展(仮名)にて発表となりますので、これから更に忙しくなると思いますが「PROLOGUE EXHIBITION」で発表されたこれらの提案が実現する事を楽しみにしています!
最後になりましたが、お越し下さいました皆様、またUSTREAMを視聴して下さった皆様、ありがとうございました。
最終週スタートです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「PROLOGUE EXHIBITION」も第3週を迎え最終週となりました、初日の昨日はInterface design seminar(外山担当ゼミ)の公開プレゼンテーションが行われました。外山ゼミではモバイルコンテンツに関する開発や研究を目指す学生が多いのが特徴です、特にここ最近携帯電話がスマートフォンに変わりつつある昨今において、iPhoneやiPad、Android端末の開発に取り組む研究テーマが出て来る事は必然的だと思います。
ゼミとして今年初めてスタートした3年生は、モバイル端末のアプリケーション開発そのものも初めてという事で、プログラムのサンプルから徐々に慣れていくという過程を現在進めています。展示されているパネルには1年をかけて制作するアプリケーションの内容について書いてありますが、実機で展示してある内容はあくまでそれに向うための習作としての物となっています。Webページの制作などを始め、最近のコンテンツ開発はプログラムを書くという作業が多くなっています、美大芸大生にとっては少し敷居の高い部分となりますが、今やそれをクリアしていかなくてはコンテンツそのものを具現化する事が出来ない状況となっています。
4年生は卒業制作に向けてプレゼンテーションを行いました、彼等にとっては最後の1年になりますね、4年間の集大成としてプロローグでの展示内容を是非具現化してほしいと思います。
最終週は3日金曜日18時まで行っています、是非ご高覧ください。
今日もプレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日はSequential media design seminar(池田先生担当ゼミ)の公開プレゼンテーションが行われました、池田先生のゼミ生は主に映像やパペットなどのコマ撮りアニメーションが中心ですが、中には映像インスタレーション等を目指す学生もいます。あ、そしてもちろん今回もプレゼンテーションの様子をUSTREAMでリアルタイム配信しました。
今年度のゼミ生は4名と少ないのですが、それぞれ個性的な表現を目指しています、公開プレゼンテーションでは担当の池田先生がそれぞれの学生のプレゼンテーションの後に総評として丁寧に対応されていたのが印象的です。クリエイションの世界では経験が物を言います、池田先生がいままで培って来た様々な経験を基に、学生達それぞれに細かなアドバイスを投げかけながら、プロローグから実勢作への次へのステップをどう進めるべきかという話をされていました。
「PROLOGUE EXHIBITION」の第2週目も残す所明日だけとなりました、学内の学生や教職員の方はもちろん、学外からのお越しもお待ちしております。
[会期] 2011年5月24日(火)〜5月27日(金)
[時間] 10:00〜18:00
[会場] 名古屋造形大学 D1-Gallery (入場無料)
ネットワークとプレゼンテーション たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Content design seminar(渡邊先生担当ゼミ)による公開プレゼンテーションが行われました、ゼミ生達は自分の研究テーマや制作の意図、それに年間のスケジュールについて皆の前で説明しました。
まだプロローグという事で構想段階のものも多いのですが、それに向けた一部のサンプルも展示されていれ、研究内容を記載したB1サイズのパネルと共に、サンプルなどをについても説明していました。
今回もプレゼンテーションの様子をUSTREAMでリアルタイム配信しました、先週の第1週目展示だったNetwork design seminar(小林先生担当ゼミ)でも同じくUSTREAM配信を行いましたが、その時にも課題としてUSTREAM経由でネットワークの先で視聴しているユーザーに対してどのようにプレゼンテーションするべきか?という問題が投げかけられました、そして今回もやはりその辺りの問題点が浮き彫りになる形となりました。
今回の展示に関して言えばUSTREAMの問題点を改善する事は時間的に不可能ですが、2回のUSTREAM配信を行ってみて、配信される画像のサイズの問題でパネル等に記載された文字などが読めない状態や、ネット越しで投げかけられる質問などがプレゼンターから見えない点など、視聴者にはプレゼンテーションの半分が伝わらないままではないかという感じでした。今後このようにネットワーク越しにプレテーションする場合、事前に準備すべきデータや資料、またブロードキャストするための複数のカメラやスイッチング等も考慮する必要があるでしょうね、USTREAMなどを駆使したネットワークを利用したプレゼンテーション等も今後増えて来ると思うので、コースとしてもこれからもこういう事例について研究する必要がありそうです。
それでも会場でプレゼンテーションを聞いていた学生達は聞きながらもPCやモバイルフォン等片手にリアルタイムにtwitterのコース公式学生アカウントや個人アカウントで頻繁につぶやきながら情報発信を行っていました、プレゼンターだけでなく会場に居たコースの学生達による情報リークなど様々な繋がりを駆使する事で出来るだけ新鮮な情報を広く届ける事が出来る可能性もあるので、今後もいろいろと実験的な事を続けていきたいと思います。
プレゼン、プレゼン、そしてプレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は1年生最初のプレゼンテーションの授業で毎年恒例の友人を紹介する「他者紹介」を行いました。自己紹介じゃなくあえて他者を紹介するには訳がありまして、例えば自分の事を説明するのだと、それほどいろいろと調べる必要はありませんよね、もちろん自分の事は自分が一番知っているのですからね(笑)だけど他人を紹介するとなれは話が違います、しかもまだ出会って1週間ほどの友人を紹介するとなると、お互い知らない事だらけ、それでも相手の特徴などを皆に分かるように説明するためには、相手の事を調べる必要があります。ポイントはそこ、つまり相手とのコミュニケーションを通じて取材して調べる事、サーベイとも言いますがデザインをするに当たって調べてまとめて行くと言うのはとても重要な作業となります、特にいろいろな案件で企画段階から作業を進めるとなると「調べてまとめる」というのは重要ですからね、まずは相手を調べ、それを発表しやすい形にまとめるという事をここ2日間で行ってもらいました。
そしていよいよ発表、発表は1人3分以内、とりあえず3分という限られた中で相手の事を皆に説明してもらいます、まずは時間的な制約でどれだけの事が説明できるか?というのを体感してもらう事、それとプレゼンテーションに慣れてもらう最初の第一歩が目的。
今回は4年や3年の先輩も何名か聴講に入っていたので、さすがに少し緊張したと思いますが、ほとんどがほぼ3分で説明できていましたし、全体的な印象は無難にプレゼンテーション出来た感じです。さて来週からは本格的なデザインの授業に入ります、作品講評やプレゼンテーションもこれから多くなると思いますが、皆自分の思っている事をうまく説明できるように普段から心がけておきましょう。
新しい1週間のスタートです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
月曜日、今日からまた1週間がスタートですね、新学期も2週目に入って各授業が本格的に動き始めています、1年生は今日から3日間かけて友達を紹介する恒例の他者紹介の授業です。初めてそろったクラスメイトはこれから4年間共に学ぶ訳ですが、その前にお互い良くしっておくのも大事、という事でデジタルメディアデザインコースでは入学して最初の授業で友人紹介をするという授業を行っています。
まず2名ペアになって、お互い相手を取材していろいろと聞き出し友人の特徴などをまとめます、そして最終的にその情報を組み立て、全員の前でその友人を紹介します、つまり最初の授業からいきなりプレゼンテーションの実践を行ってもらうのです。高校生ではあまり経験なかった事かもしれませんが、デジタルメディアデザインコースではプレゼンテーションが多いので、1年生の最初から人前で発表する事やプレゼンテーション資料の組み立て、またプレゼンテーションの時間感覚などをつかんでもらいたいと思っています。
3年4年は各ゼミがスタートしています、今日は小林先生のWeb系のゼミがスタートしました、各自これから1年間で何を研究・制作するかの発表を行ったようです、1年間は長いようで短いので何をやるかをダラダラと悩んでいる暇はあまりありません、できるだけ早めに自分の目標を決めて行く事もとても大事ですからね、始まったばかりですけどコースとしても少しペースを上げて行きたいと思います。
← Previous Page — Next Page →