10月15日、明治村撮影最終日。実写によるドラマパートの撮影はこの日が最後で、主に明治村にある路面電車を使った撮影を行ないました。あらかじめ路面電車での撮影を依頼していましたが、実走しての撮影は安全のため営業時間前に済ませる必要があり、朝8時に撮影開始しました。
まず最初は乗降車のシーンや車内のシーンの撮影、車両は動かさず固定カメラでの撮影だったのでこのあたりのシーンはスムーズに終了。営業時間まで残り時間が少なくなってきたので次に走行シーンの撮影へ、わざわざこの日のために運転手の近藤さんに来ていただいて電車を走らせてもらいました。主には駅に到着するシーンと駅から出発するシーン、それと走行シーンの3つを撮影しました。
走行シーンはマッピングで使う音楽の感じからちょっと印象的なイメージにしたくて路面電車を俯瞰で追いかける絵コンテを描いていました、そのため走行中の路面電車を空撮用ドローンで追いかけるという少し危険を伴う撮影が必要で、実は1週間前のテスト撮影時に電車無しで飛行させて安全性の確認を行なっていました。昨今ドローンによる事故や事件があり全国的に規制する流れになっています、今後は法的にも許可無く飛ばせなくなるという事もあって明治村での撮影も慎重にならざるをえず、路面電車の電線や線路脇の木々との接触などを心配される担当者の方とお話しながら、安全性の確認をした結果、撮影の許可をいただきました。
これで明治村でのロケは終了、あとは撮った映像を編集していく作業が残っていますが、この時点で本番まで2週間を切っている事実、本当に完成するのか?という不安のなか作業する日々がこれから続きます。
10月14日、昨日に引き続き明治村にてプロジェクションマッピング用の実写パート部分の撮影を行いました、この日は今回のプロジェクションマッピングにおけるキーパーソンになる「おばあちゃん」役の加藤さんを加え撮影を行ないました。
キャスティングとして参加くださった加藤さんは名古屋音楽大学声楽コース1年生の学生。たまたま名古屋音楽大学の高橋学長から依頼を受けていた出張授業を10月9日に行なった時に加藤さんが授業を受けてくださり、ご挨拶させていただいたのが切っ掛けで今回急遽出演していただく事になりました。
実際のところなかなかおばあちゃん役が見つからずに右往左往していて、候補に上がっていた方々も都合がつかずに断念する事が続いていた矢先、授業で加藤さんと出会って「イメージ通りの人だ!」って思っていたのですが・・・その夜「いよいよ誰も都合が付かない四面楚歌状態です」とコース主任の渡邊先生から悲痛な電話が舞い込んできて(笑)授業でいい人に会いましたアポとってみます、ということで高橋学長や担当教員の松下先生に無理言ってつないでもらいました。急なお願いにも関わらず快諾いただいて感謝しています。
撮影は朝の8時30分からスタート、「おばあちゃん」役の加藤さん「なおちゃん」役の池場さんの台詞の読み合わせや、撮影監督の長瀬さんによる演技指導などなど、やる事は膨大にありますが、撮影できるのはこの日のみ!必要なカットはこの日に全て撮り終えなければならないので、事前にテストしていた撮影方法や段取りをふまえながら各自テキパキと作業をこなしていました。
お客さんには撮影時ザビエル天主堂から一時的に退場していただいたりと、ご迷惑をおかけする事も多々ありましたが、おかげさまで順調に撮影する事ができ午前中にほぼ撮り終えるというスケージュール通り、13時にはほとんどを終え撤収する事ができました。ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました!
10月13日、明治村にてプロジェクションマッピング用の実写パート部分の撮影を行いました、以前から幾度かにわけて現場にて撮影のテストを繰り返してきましたが、13日、14日、15日の3日間で本編で実際に使う素材の撮影を行ないました。
基本的に撮影は営業時間前に現場入りし、お客さんの入る前に大掛かりな撮影を済ませるという段取りです。この日は特にザビエル天主堂内での撮影と、天主堂前でのクレーン撮影を営業前に一通り行い、その後営業時間中は呉服座前や宇治山田郵便局前でクレーンを使った撮影を行いました。そろそろスタッフ達も機材操作など撮影手順に慣れて来た感じで手際良く動いてはいるのですが、撮影作業はそれでも段取りが多くなかなか予定通り進んで行かないのが現実ですね、結局この日は撮影許可時間ギリギリの14時までかかりました・・・
若干みんな疲れた状態でしたが遅いランチを明治村内で食べて撤収。プロジェクションマッピング制作に関わらず、ちゃんとした物作りをしようとおもうと何事もやはり大変ですね、それもまぁ良い経験と言えばそうですが、コースで抱えているプロジェクト案件の制作の裏側の大変さというのは造形大学関係者も含めてあまり知られてないところなので、学生達が日々奮闘しながら制作している姿をブログで知っていただけたらと思います。
テストを重ねる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月8日(水)午前、明治村は聖ザビエル天主堂にてあかりの明治村プロジェクションマッピング用の実写映像パートのテスト撮影を行いました。本番では2名の役者を使う予定なのですが、撮影毎に役者に参加してもらう事が実質困難なため、役者がそろう日に全て撮影を終えたく、この日はその時の段取り、たとえばカメラの位置やライトの位置、役者の台詞確認、立ち位置、それから音声録音の状態確認を行いました。
音声は非常勤で来ていただいている上山先生にも朝から明治村入りしていただいて、音声担当の学生に現場指導していただきました。明治村の営業前に教会に入って撮影を開始するのですが、そのまま営業時間に突入するため、お客さんの合間をぬっての撮影、以前のような外の撮影が少ないのでまだ融通はきくのですが、それでもやはり中断する事が多く、予定通りにはやはり行かないですね。ここ数日は現場での撮影が続きます。
毎朝8時30分集合!そしてまずはラジオ体操から! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
あかりの明治村プロジェクションマッピングまで一月を切り制作できる時間がいよいよ少なくなってきました。いろいろとテストなど準備を重ねながら徐々にですが進んでいます、そしてここ最近は毎朝8時30分に現地入りし撮影を行なっています。
とりあえず明治村事務所前に集合したらラジオ体操第1で準備運動から(笑)なぜか恒例になりつつあって毎朝とりあえずラジオ体操してから機材を現場に持込みます。撮影は主に電話交換局から聖ザビエル天主堂までの道中で、営業開始前のお客さんのいない時間にクレーンなどを使った大掛かりな撮影や、演者以外の人がフレームに入って欲しく無いシーンを中心に行なっています。
カメラ位置、ライティング、演者の動きのテスト、など撮影準備が整うまでにいろいろとやる事があって1カット撮影するのにも結構時間がかかります、お客さんのいない時間は準備を含めて約1時間、そして肝心の撮影出来る時間は準備が長引けば長引くほど短くなります、実質撮影をしているのは10分とかそのくらいですかね・・・10時頃になるとお客さんが来られるのでしばしば撮影は中断、毎日朝8時30分から12時30分まで撮影を行なっていますが、なかなか思ったようには進まないですね、学生達には本業の授業などもあるので、とりあえず昼過ぎには大学に戻って授業、とにかく合間をぬって作業という感じです。
10月ですね 秋ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
あかりの明治村にむけたプロジェクションマッピング作品の制作が日々進められています。秋のプロジェクションマッピングも実写パートがあり、先週の金曜日に明治村で撮影のためのカメラテストを行いました。主に聖ザビエル天主堂内での撮影が多いのですが、限られた時間で撮影を遂行するためにキャストを入れる前に撮影行程の確認とテストを行ないました。
撮影にはカメラ、照明、音声、それに役者のそれぞれを限られた時間内にセットして移動する必要があります、本番の撮影時にあーしようか?こーしようか?とあまりいろいろと考えてる時間も無いので事前に撮影の段取りを決めておく必要があります、この日は特に2人のキャストが共演する部分を中心にカメラチェック、ライティングチェック、音声チェックを行いました、開村前の午前8時30分に入っての作業でしたが、気付けばあっという間に11時過ぎ・・・午後からは実習授業があるのでこの日は12時過ぎに撤収、本業の授業の合間での作業なのでプロジェクト運営は大変ですね・・・。
世間は連休かぁ〜・・・(遠い目) たかひこん@デジタルメディアデザインコース
世間はシルバーウィークとやらで連休ですね!うらやましい!・・残念ながら名古屋造形大学は普通に月・火とも授業なのです。
ってことはさておき、夏の明治村「宵街映写2015」に来てくださった皆様ありがとうございました!そして上映の最後「秋、あかりの明治村であいましょう」というコメントが入っていた事に観た方はお気づきかと思います、そう、今回のプロジェクションマッピングは去年の夏から引き続き少しドラマ仕立てとなっていてストーリーがあります、そして秋に行なわれる「あかりの明治村」でのプロジェクションマッピングで物語は完結するという流れを予定しています(順調良く制作が進めばですが・・)
ということで「宵の明治村」が終わると同時にすでに秋にむけたプロジェクションマッピングの制作がスタートしてまして、現在完結するストーリーのプロット作業を急いでいるところです。ちょうど先週末、秋にむけた投影テストを明治村で行なってきました、今年の秋も聖ザビエル天主堂で行なう予定ですが、去年は無かったドラマパートが入るという事で実写映像がどれだけ見えるのか?を中心にテストしてきました。
建物が複雑なので実写は見えにくいのではないかという懸念があり、場合によってはドラマ部分を簡略化するという事も考えていましたが、結果的には良好、ある程度実写でも分かるという事で、ドラマパートは当初通り導入する事となりました。それからもう一つ重要なのが音ですね、今年もグループ校である名古屋音楽大学の協力を得て、挿入曲を現在選考しているところです、後期始まってまだ1週間ですがすでにデジタルメディアデザインコースは後期のそれぞれの行事にむけて忙しく動き始めています!
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