



















2月17日(金)卒展記念公開講座「糸数弘樹さんによる「クリエイターとして大切なこと」(ハリウッドで学んだ知識や経験)」を開催しました。
糸数さんは1962年生まれの沖縄県久米島出身。 琉球大学教育学部を卒業後にカリフォルニアのArt Center College of Designで工業デザインを学び、Warner Bros. Companyで「バットマン」シリーズの舞台となる架空都市ゴッサム・シティのビル群や特殊効果などを手掛ける。その後、2014年までWalt Disney Animation Studiosのトップクリエーターとして「シュガーラッシュ」「塔の上のラプンツェル」など30本以上の作品に参加されています。
アメリカへ留学し、アルバイトしながらArt Center College of Designへ入学するまでの紆余曲折の話しから、大学時代のアメリカの学生達の作品に対する姿勢など、興味深い話しは尽きません!その後、映画関係のCGクリエイターとしての仕事では、2Dのキャラクターを3DCGのモデルにモデリングする難しさ、2Dをそのまま3Dにしても2Dアニメーションのように表現出来ないため、横から観た時に違和感なく3Dでレンダリングできるように観る方向によってレンダリングイメージが破綻しないよう専用のモデルを何体も作ったお話や、「アナと雪の女王」での背景のモデリングでは数百本のつららにこだわったお話など、資料とともに3DCGでアニメーションを作る難しさや魅力、それにクリエイターとしての姿勢など盛りだくさんで90分があっという間でした。
とにかくアーティストとしてプロ意識をもって仕事に取り組む事、どんな小さな仕事でも全力で制作する事、また現在はインターネットがあって色々と調べる事ができるので、とにかくリサーチが大事、十分に調べる癖をしっかり付ける事、そしてなにより、とにかくやってみる事が大事、失敗を恐れていては何も出来ないので、とにかく挑戦して失敗したらそれを糧に次へ進み続ける事が大切というメッセージを学生達に話されていました。経験に基づくいろいろな話しがあってとても良い記念講演となりました。糸数さんありがとうございました。
2月17日(金)卒展会場にてAO入学前プログラムを行いました。この日は来年度4月からデジタルメディアデザインコースに入学が決まっているAO入試合格者の5名と推薦入試での合格者の飛び入り1名の計6名がプログラムに参加しました。
5時に集合し、まずデジタルメディアデザインコースの展示を一通り観てもらいました。会場には作品を出展している4年生の誰かが常に作品説明のため常駐しているので、といあえず作品の説明など彼等に任せながら、体験型の作品を体験してもらったりしました。その後、6時30分より行なわれた卒展記念公開講座で糸数弘樹さんの「クリエイターとして大切なこと」(ハリウッドで学んだ知識や経験)に参加。色々と観て聞いて来年度から大学やコースで学ぶ内容のイメージがついたのではないでしょうか。
第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展
2月14日(火)〜2月19日(日)まで。なお最終日19日は午後5時までです。
名古屋造形大学4年生、院2年生達の集大成を是非ご高覧ください!
https://www.nzu.ac.jp/gex/2017/
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