



















2月9日(木)福島県は三春町にある「福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)」へ渡邊先生と外山の2名で行ってきました。東日本大震災により原子力発電所の事故をうけ、放射線の問題や環境問題、それにエネルギー問題など、様々な困難が福島県をはじめ日本全国に波及しました。そして特に福島県では、事故後の環境回復や、事故における影響、それに放射線に対する知識の浸透など、そこに暮らす人々との交流から様々な努力がなされています。コミュタン福島の入り口には生々しい福島第一原子力発電所の事故当時の様子が模型で再現されており、映像ブースでは震災に関する情報がまとめられた約10分の映像が閲覧できます。
ちょうど訪れた時に、小学生達の団体と遭遇しました。子ども達にも震災で起こった事や原発事故の内容、それに放射線についてスタッフの方がちゃんと向き合って話されているのが印象的でした。特にこの施設では環境回復をテーマに、福島の自然豊かな環境の学習から、事故による放射線の知識、また放射線とどう付き合っていくか、それに私たちの身の回りに昔から存在する自然放射線への理解など、難しい課題をわかりやすくまとめたブースがちりばめられており、KinectやAR技術を応用したICTを上手く使ったインタラクティブな学習システムなども導入されていました。
デジタルメディアデザインコースでは、とくに自然放射線などの存在と、放射線の理解を深めるためのツール制作、それにデザインによって、それらの難しい課題をわかりやすく伝えて行く方法は無いか?などの研究課題に、放射線を専門とされる先生方とともに取り組んでおり、今回はその関係で福島を訪問しました。
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