6月23日(木)Prologue -prototype exhibitionにて3DCGゼミの発表が行なわれました。Prologue -prototype exhibitionでは各ゼミによる今後の研究内容について、ここ2ヶ月ほど進めてきた制作過程とともにプロトタイプを展示して発表する事になっています、おおよそこの時点で各自が何をテーマに何を研究・制作するかは決まっているのですが、その進行状況や問題点などをこのタイミングではかり、場合によっては再考なってこともあります。
この日は3DCGゼミ担当の岩田先生も参加しての発表となりました、3DCGゼミはおもに3DCG技術を使ったコンテンツの制作や表現方法などを研究題材にする事が多く、わかりやすいのは3DCGを用いた映像制作ですね。ただ3DCGと言ってもいろいろな作業行程があります、モデリングもあればアニメーションもあるし、マテリアルやレンダリングなど表現するコンテンツに合わせてどの技術がどのように必要かは大きく変わってきますのでそれぞれの研究テーマは様々です。
またゲームなどのインタラクティブコンテンツにも3DCGが多様されているようにリアルタイムに動作するものや、最近ではVRやMR,ARといった新たな表現技術やデバイスにも3DCGは欠かせない要素です、おそらく今後かなりの需要を占めてくる3DCG技術ですが、とにもかくにも基本から先端的な応用まで幅広い利用価値があるだけに、やる事や知っておく事、考える事は多岐にわたります、ゼミ生が在籍する2年間では到底足りないほどのボリュームがあるのも3DCGの世界ですが、その限られた時間のなかで自分にとっての3DCGは”ここ”という所を見つけて欲しいなと思います。