展示はじまりました。 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「Prologue exhibition 2014」はじまりました、今週は「Technical seminar」「Game design seminar」「Sound & MediaArt seminar」の3つのゼミの展示となります。本日初日は「Technical seminar」(テクニカルゼミ)のプレゼンテーションが行なわれました、テクニカルゼミの作品が計3組。基本は自分のテクニックをより磨くためという事と、そのテクニックから新しい表現の可能性を探って行くという感じで流れています。主に”絵を描く”という事が中心となっている2つの作品と、グループワークでゲームの制作とそれに関わる販促ツールを制作するという1つの作品が説明されました。
美大なので”絵を描きたい”という基本的な願望が強い人も多いのですが、ただ”絵がうまい”とか”うまくなりたい”というだけでは大学で学ぶ理由になりませんし、技術力を上げて行ったとしてもそれが直接就職に繋がって行くかという事でもまた無いのが現実です。とりあえず絵の鍛錬を詰む事は基本だと思うのですが、その絵は誰の為に何の為に、またビジネスとしてどう応用されていくのか、あるいは他とはどこが違って新しいのか?など”絵を描く”という事ひとつとっても色々と考えるべき事はあります。
また絵を描く技術も、アナログの筆塗りから今やデジタルペイントが普通となってきています、特に若い世代はトレースラインこそ鉛筆を使いますが、それ以降はPCで制作というのが多くなってきていて(中にはトレースすらデジタルで制作する人もいます)新たなデジタルデバイスによる絵の描き方や、応用のしかた、またその利点なども十分研究していく必要がありますから、そういう意味でもデジタルペイント系のこれからは注目していきたいですね。
次回のプレゼンテーションは木曜日と金曜日です。