5月中旬 D306アトリエ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2月末にFaceBookを通じてプロジェクションマッピングによる演出が出来ないか?という案件が舞い込んできてから、何ができるかをクライアントさんと実は打ち合せを重ねていました。その間に大学行事として卒展や卒業式、入学式、それに大名古屋電脳博覧会など外部の展示などもあり、休む間もなく怒濤のようにここ数ヶ月が過ぎ、プロローグ展の対応をこなしていると、気がつけばプロジェクションマッピング本番2週間を切っていました。
今回の案件はRAURAという化粧品メーカさんの新商品発表と1周年記念を兼ねたパーティーでのサプライズ演出としてプロジェクションマッピングによる映像表現をするという事で、わたくしたかひこんが中心となって運営しているプロジェクトチーム「スイッチ」がそれを手掛ける事となりました。
4月初旬にマッピングする現場を実測した時の様子 4月初旬にマッピングする現場を実測した時の様子スイッチはゴールデンウイーク中に開催された大名古屋電脳博覧会に「Motion」という新作を発表したばかりという事からもお分かりいただけると思いますが、4月はその制作と完成に費やす必要があり、今回のRAURAのプロジェクションマッピング制作に純粋に関われるのはゴールデンウイーク開けてからの3週間というタイトスケジュール。しかも本来はスイッチが得意とするセンサ等を応用したインタラクティブコンテンツとマッピング技術によるコンテンツを提案していたのですが、会場の制限によりそれがNGとなり、スイッチで経験のない純粋な映像コンテンツのプロジェクションマッピングという初めての挑戦となりました。
とにかくまずは音楽を準備し、それに合わせた映像の演出を考える。そしてそれらは2台のプロジェクタから送出され、壁面と天上面に投射されるというところまで決めて、あとは画角の調整、壁面の特徴に合わせたマッピングスケールなどをマスキングして制作していくという流れです。そして準備した音楽がなんと16分もあってこれが大変・・1分作るのに何日もかかるのに16分って(汗)という事で連日スイッチメンバーはアトリエに籠もりながら制作地獄、写真は午前2時ころの様子だったりします(笑)それでも完成させるためメンバーは毎日毎夜頑張ってくれました!本当に良い作品を作るというのは大変な努力が必要だと言う事ですね、スケジュールにも無理がありましたが、やると言った以上は完成させる!を目標に気合の2週間でした!(あ、気合以外にも別件の制作が並行していたのでレッドブルが大量に投入されてたけど 笑)