11月26日午後・金沢で講義 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でのスポット授業1日目の夕方に「インタラクティブコンテンツってなにができるの?」という題目でインタラクティブコンテンツの簡単な紹介と、デジタルメディアデザインコースで制作してきたスイッチの作品紹介や制作過程などを紹介する講義授業をさせていただきました。主催の視覚デザイン以外のコースからもたくさん参加してくれていたのが印象的でした。
1990年代ころから日本でも盛んになったメディアアートのざっくりした流れから、センサーやデジタイザ、コンピュータを用いたインタラクティブコンテンツ制作のここ15年ほどの変化を紹介しました。また4年前から活動しているスイッチの作品から、制作過程における様々なノウハウを盛り込んで紹介し、インタラクションを起こすための人と作品の関係を繋げるインターフェース設計(デバイスやセンサーの設計など)や、実際の展示から分かる多くの人の反応や様々な問題点改善点をお話させていただきました。
講義の最後にゼミ生のヨシオカくんから「プロジェクションマッピング ワークショップ」で制作したプロジェクションマッピングとインタラクションを融合した実験的な作品を実際に動作させた状態で紹介してもらいました。
この講義を通して、これからプロトタイピングやインターフェース設計、あるいはインタラクティブに変化するコンテンツや広告など自身の研究や表現に取り入れたいと考えている金沢美術工芸大学の学生達に良いきっかけとなればと思います。
11月26日午前・金沢で授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学で視覚デザイン3年生対象にArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入という1週間のスポット授業を行ってきました。
金沢美術工芸大学の視覚デザインには、以前デジタルメディアデザインコースでグラフィックデザイン基礎を担当していただいていた坂野先生が専任講師として在籍されていて、その関係で今回授業をやって欲しいという依頼をいただきました。視覚デザインのグラフィック分野にもインタラクティブ系のノウハウを導入して行きたいとの事でした。授業は1週間という事で26日27日はArduinoの基本操作、そして28日29日はArduinoなどを応用したインタラクティブコンテンツの企画提案の制作、30日に企画の講評会で終了という流れでした。
今回はArduinoの基本という事で、とりあえずオライリージャパンから出版されている「Arduinoをはじめよう」を基にプログラムを書き込んでLEDを光らせるところからアナログ入力の光センサーを繋げ、一連の「入力→出力」を体験してもらうという流れで行いました。助っ人として4年ゼミ生のヨシオカくんとホラグチくんにも来てもらい、3名で授業を対応、基本的な操作やプログラムの動作、書き込みなどを彼等が担当してくれました、Arduinoの基本と言ってもイロイロとセッティングや動作確認など複雑な事もあるし、エラーが起ると対応する必要があるので彼等が来てくれて本当に助かりました。