



















色々あってね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
とある日のゼミ生達のディスクトップ事情をお届けしましょう。ええ、机の上と言う名のPC画面の事ですが(あ、一部本当の机の上も混ざっておりますが)写真に撮ってみるとなかなか興味深い昨今の美大芸大のデザインを学ぶ学生達の事情が浮き上がってまいります。
まず、デジタルメディアデザインコースは主にPCを使った制作が多いのですが、その中でも特に最近作業として多くなって来ているのがなんとプログラム、理系や工学系でもなく文系の美大芸大にとってプログラムはちょっと畑違いな気がしますが、実際はそんな事なくてですね、webをはじめとしたマークアップ(htmlというやつですね)から本格的なプログラムまでこなさなければ作品やコンテンツの実現に至らないというのが現実です。
例えば最近急激に増え始めたiPadなどのタブレット端末やスマートフォンと呼ばれる新しい形態の携帯電話などのコンテンツ開発やインターフェース開発も実は立派なデザインの領域、そしてそれを動作した状態で完成させるにはプログラムは避けて通れない道なのです、特に受験をお考えの皆さん、今デザインの現場は大きく変化しています、従来のグラフィックデザインの領域もどんどんと様変わりしていて、例えば雑誌なども紙から電子書籍マガジンへ、公共広告も紙からデジタルサイネージへと代わりつつあります、そうした新しいデザインに柔軟に対応していくには実は従来の方法だけではもはや無理となっています。
そしてもう一つの特徴は、絵を描くという事、美大芸大生にとってこれこそ真骨頂というべき所ですが、メディア表現が多様化し、自分たちが産み出す絵やイラストは色々な場で利用されます、もちろんその利用のされ方を考えるのもデザインですが、ここにも大きな変化が訪れています、そうデジタル化です。
現在デジタルメディアデザインコースの学生にはアニメーションなどの従来の技法を使ったコンテンツを開発研究している学生達もいます、しかしながらその制作現場は少し前とは大きく変わり液晶ペンタブレットなどによるデジタル入力を多様する事が増えました、もちろん原画は鉛筆と紙でという事もまだまだ多いのでその点は無くなると言う事はありませんから安心を、ただ最終出力がデジタル化により統合化されつつある現代において、より効率の良い作業をするにはデジタルペイントなどがとても向いているという判断をしている描き手が増えているのも事実です。
とはいえ、アナログの魅力ももちろんあります、手描きによる雰囲気などもとても重要ですので、そのような表現が必要な場合もあります、地道に1枚1枚手描きでアニメーションを制作してる学生もいるので、それぞれ三者三様ではありますが、技術は日に日に変化しているので、これから美大芸大でデザインを学びたいという方はプログラムも含めて是非柔軟な考え方で技術獲得をされると良いと思います。
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