前編は1年生の授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は1年生と2年生の授業を少しご紹介、ちょっと文章長くなったので前編と後編に分けました。後編はまた後ほど。
1年生は森貞人先生によるドローイングの授業、森先生はアナログ手法によるイラストレーションからデジタルを利用した作品まで幅広いビジュアルイメージを造り出す現役のイラストレータで、デジタルメディアデザインコースの1年生のドローイングの授業を担当していただいています。
今日はモデルさんを囲んで人物クロッキーを行っている最中でした、鉛筆の擦れる音だけが響く少し静寂した緊張感あるアトリエで、皆それぞれのタッチで人物を描いていました、デジタルメディアデザインコースといえども手で「描く」という作業は結構重要です、さすがに高度なデッサン力やスーパリアリズムといった絵画技術までは必要ないかもしれませんが、人物の躍動感や動き、静物の重量感や背景の壮大感など、五感に訴えるようなフォルムを単純な線の描写でも良いからそれなりに表現出来るという事は、今後の制作や表現に役立ちます。
特にアニメーションやキャラクターデザイン、イラストレーションなどを作る場合には必要で、デジタル機器があふれる昨今ですが、その随所にそれらの要素が必要になる事が多いのも事実、なので手を動かして絵を描くというドローイングの授業を取り入れています。
みんな真剣な表情で描いていたのがすごく印象的でした。後編は2年生のアニメーションの授業について書きます。
(後編へつづく)