プレゼンにプレゼン・・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ファカルティ・ディベロップメント(Faculty Development)の研究会が行われました、通称FDと略されていますが、簡単に言うと教員の授業内容や教育方法などの改善・向上を目的とした組織的な取組みの事を言います。
3月3日に教職員を集めピックアップされた10名の教員による授業内容のプレゼンテーションが行われました、そして発表のくじを引いてしまったわたくしたかひこんはその10名のうちの1人・・・宮古島の発表から帰ってきた翌日で資料作成がギリギリで実はかなり大変だったというのはナイショです(笑)
デジタルメディアデザインコース2年の授業内容の紹介を中心にプレゼンテーションを行いましたが、一番伝えたかった内容は、デジタルメディアデザインコースの授業運営の特徴。昨今デザイン系の業界はITメディアの発展と供に学生達は覚えなければいけない事や技術も膨大、さらに加速的に新しい事が登場する時代において従来のデザイン教育は既に破綻していて、今を見据えた運用が欠かせません、授業時間内で事足りる事が無いというのが現場の実情です。そこでコースではネットワークインフラを利用し、授業内の対面教育に加え、授業外時間のコミュニケーション量を増やし、情報の共有を出来るだけ円滑かつタイムリーに行う事を推奨してきました。
googleのサービスなども利用して、メールはもちろんデータ共有、グループによるディスカッション、学内サーバの利用、さらにはtwitterやスカイプなどのコミュニケーションツールもアカウントを持っているユーザ(学生)に限りますが、授業時間外のコミュニケーションに役立てる時もあります。
学生達のネットワークリテラシーも年々向上の傾向にあって、twitterなどの利用もさほど問題が起りません、IT関連に強いコースの特徴なのかもしれませんが、すでに3年ほど実験的な導入も含めて続けていますが、授業の効率化や充実にかなり貢献していると感じています。