やはり時間がかかります たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は第18回名古屋造形大学卒展の搬入日でした。午後12時半、前日保管庫に入れた作品を一気にエレベータで会場へ運ぶ所からスタート、コースでは作品だけじゃなく壁なども持ち込んでいるので最終的に展示室は物であふれかえっていました。
PCやプロジェクターなど電機機器を多く使うのもコースの特徴ですが、会場の電気容量が2系統しか無く電源容量を軽くオーバーしています、そこで隣のコースの部屋から別系統で電源を確保し、決まった機材を決まった系統に接続しなければなりません、なので会場に入ってまずやる事はそれぞれの系統から各作品まで電源をとり回す事からはじめます。
今年は自立する壁やスクリーンも多く、作業量もかなり増えているので3年生と2年生に設営を手伝ってもらいました。後輩が手伝いに来るというのはコースとして初めてでしたが、とても助かりました、むしろ彼等が居なければ終わらなかったかもしれないくらいです。デジタルメディアデザインコースとしても今後、卒展の搬入を後輩達が手伝いに来るという習慣にして行きたいなと思います。
あ、そうそう、搬入作業を逐一Twitterでつぶやいて行こうと思っていたのですが、美術館内(特にデジタルメディアデザインコースの会場あたり)の携帯電話の電波状況が悪く、ほとんど繋がらない状態で、わたくしたかひこんのiPhoneは常に圏外だったため学生も含めてあまり進行状況をリアルタイムにつぶやく事が出来ませんでした・・携帯による連絡の取り合いもままならない状況だったのであまり報告できませんでしたが、とりあえずなんとか搬入を済ませる事が出来ました、搬入の様子は写真多めでアップしておきますのでそちらをご覧下さい。
さて、いよいよ第18回名古屋造形大学卒展スタートとなりました、皆様のお越しをお待ちしております!
第18回名古屋造形大学卒展、第7回大学院修了展が開催されます。「デジタルメディアデザインコース」は旧名称の「情報デザインコース」として出展いたします。
私たちのコースはC室になります。去年の5月の発売で世間を騒がせたiPadをはじめ、携帯電話の主流となりつつあるスマートフォーンや電子書籍端末で使えるアプリケーションの提案、 webコンテンツやゲーム、音楽、映像アニメ、インタラクティブコンテンツやインスタレーション、写真、ライブなどなどバラエティに富んだ20名の作品が展示されます、まだまだ開発途上の物もありますが、彼等が未来を予測しゼミで取り組んできた彼等なりの社会への提案です、是非4年生達の集大成をご高覧ください。
『第18回名古屋造形大学卒展、第7回大学院修了展』
【会期】2011年2月15日(火)−20日(日)
【時間】10時~18時 ※18日(金)は20時まで、最終日20日(日)は17時まで
【会場】愛知県美術館ギャラリー・A室—I室(愛知芸術文化センター8階)
名古屋市東区東桜1-13-2
(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分)
https://www.nzu.ac.jp/info/info2010/776/
卒展への出展作品は、去年12月に開催したデジタルメディアデザイン展2010において発表した作品をさらにブラッシュアップしたものとなります、あれから2ヶ月の間で以前の展示で指摘された事や、アドバイスいただいた事等を反映し、よりクオリティアップと作品としての強度を上げて来ました。
例えば「もじがお」は新たにインターフェースを作り直し、より親しみやすい設計を試みました、日々の更新作業はブログにやtwitterによって配信されていて、まさに現代らしいコンテンツとアプローチの仕方で提案しています。(もじがお情報局 http://mozigao.com/blog/)
「地下ルーペ」はiPhone(展示ではiPod touchを使用)のアプリケーションとして開発、12月の展示で指摘されたコンテンツ内容の充実や複数のデモンストレーションを新たに追加、展示個数を3台に増やしてコンテンツを楽しめるようになっています(写真)
「東海妖怪散策」はiPhone(展示ではiPod touchを使用)のアプリケーションとして開発、東海地方の妖怪をデータベース化し、親しみやすいキャラデザインの図鑑となっています。今回は展示用に大きな掛け軸を制作、ひときわ目立つ妖怪掛け軸の「東海妖怪散策」の文字はなんと本人の直筆、それぞれの得意や個性が光ります。
そのほかバラエティに富んだ作品は、また後日ブログやtwitterで随時紹介いたします。
つみこめ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は第18回名古屋造形大学卒展(卒業制作展の事を、名古屋造形大学では公式に「卒展」と言ってます)の前日搬入でした。午前9時半に集合し、審査を終えて体育館に保管されていた作品を搬入用のトラックへと積み込みました。
今日はなんだか冷え込んで体育館がとても寒かったです、みな足が冷たそうでした・・毎年の事ながらデジタルメディアデザインコースは荷物が多いんですよねぇ、今年も壁や展示台の部品が大きくて面積をとってました、そして4トントラックほぼいっぱい。
4年生は展示にも慣れていて、こういう作業は結構手際が良いですね、そのぶん教職員はとても楽です(笑)若干荷物が多くて積み込む順番やなんやで時間かかったところもありますが無事積み込み終了しトラックは会場となる愛知県美術館へと向かいました。
美術館では別動で入っていた学生達が保管倉庫へ作品を搬入、こちらも手際良く問題もなくスムースに進みました、さすがです。
そしていよいよ明日が搬入本番、保管庫から搬入エレベータに乗せて展示室まで入れる作業が他コースと同時に行わなければならないので実は今日のようには行かないんですよね、明日はかなりの波乱が予想されます、みんなテキパキ動いていい展示ができるように頑張りましょう!
搬入の様子、久しぶりに写真多めでアップしました。
強行で行って来た! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒展間際でドタバタな中、強行で東京日帰りしてきました。目的は「文化庁メディア芸術祭」なにせ旬のメディア作品が一同に展示されるのですから今の傾向や動向、それに今後のデジタルメディアデザインコースの学生達の制作の行方などを見定めるためにも、これは観ておかないといけないと思い、少し強引ではありましたが国立新美術館へ向かった訳です。
今日はあいにくの雨模様で東京は冷えていましたが「文化庁メディア芸術祭」も明日でいよいよファイナルという事と連休が重なって、会場は凄いお客さんでにぎわっていました、作品によっては15分から20分待ちが発生するくらいです。
4つのジャンルに分かれていますが、そんな中でもメディアアート作品などはそんなにメジャーなジャンルでも無いのであまり普段目にする事も無いと思うのです、でも「文化庁メディア芸術祭」はさすがに規模が違いますね、これほどのお客さんの目に触れると思うと本当にここに出展できる作家さんがうらやましい、何時かはデジタルメディアデザインコースの学生達や卒業生達の作品がここに展示される事を夢見ています!もちろん自分の作品も並ぶようにこれから精進いたします(笑)
無理して観に行きましたが、卒展前でなんだか気合いが入りました、卒展も負けないように頑張るぜぃ!
貼るのだ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒展までのこり4日ほどとなりました、展示台などの大きな物は大体梱包も済んで搬入を待つばかりとなりました、そんな大きな物の中でもとりわけ存在感があるのが展示用の設営壁。毎回展示になるとなんらかの壁を作ってる我がコースですが、以前からブログでも紹介していますように今回も壁を新たに増設、そしてその度に壁紙を貼るという作業が発生する訳ですね。
壁紙貼りと言えば3年生男子という感じで、毎回壁紙貼りになると写真に登場する3年の2人ももちろん今回もしっかりと写真に写っています(笑)それぞれ得意不得意があるんで、それを補いながら協力しているというすばらしいシーンがコースアトリエでは展開されているのです!
それにしても壁紙貼りばかりしてる気がする今日この頃ですが・・そのほかにも展示に向けて色々と作業があって教員も職員も学生も慌ただしい毎日を過ごしています。
審判の時 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎年この時期の恒例「審判の日」・・卒業制作最終審査が行われました、名古屋造形大学では体育館に作品を搬入して審査を行います、デジタルメディアデザインコースも作品を持ち込んでそれぞれ作品をプレゼンしてもらっています、そしてこの段階で完成していない、あるいは完成が見込めないと判断されると卒展に展示出来ない、つまり最悪卒業出来ないという恐怖の事態となってしまうのです・・・。
審査は朝からスタート、寒さ厳しい体育館に緊張感がプラスされて空気が固い・・と思いきや、どういう訳か今年のデジタルメディアデザインコースは審査場所に作品がほとんど並んでないという事態、12月に一旦展示が終了しているので安心感が万延しているのか、どうもここ最近ルーズさが目立っていけません、本来審査の順番の時に作品が無いものは失格なんですから、もっと気合い入れてもらわないと困ります!
結局遅れながら審査は無事スタート。
今年の特徴はモバイルコンテンツが少し増えた事ですね、スマートフォン用のコンテンツなどはアプリケーション開発がメインになっているので、作品その物はスマートフォンなどにインストールされいていて片手に収まるサイズ・・・小さいだけに広々とした体育館だと、隣で審査している視覚伝達デザインコースのB1ポスター9枚とか大物パッケージがずらりと並ぶ中だとちょっと迫力負けしてしまいます・・・それでもイメージパネルを作ったり掛け軸を作ったり目立つ工夫を幾つかやってるんですけど、今日の審査をみていると、美術館も部屋が広いので本番の展示でも規模が小さく見えてしまうのが少し心配です。
さて、本番までもう残り5日、作業できるのも3日ほどとなってきました、泣いても笑っても最後、最後の力を出し切って悔いの無い作品を完成させてちょうだい!
運命の時がくる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明日は卒業制作作品の最終審査が行われます、それに向けてアトリエでは最後の調整を慌ただしくやっています、なにせこれをクリア出来ないと卒業出来ませんからね、4年生にとって重要かつ運命の日となります。それにしてもアトリエの散らかりようったら(笑)
今年は後輩達が4年の制作を手伝うというデジタルメディアデザインコースでは今まで無かった特徴があります。先輩にとってはこの切羽詰まった時期に手伝ってもらえるので、工数が多い制作でも分担する事ができます。後輩にとっては先輩達の制作を手伝う事で、将来の卒展や展示、作品制作のノウハウを学ぶ事ができ、お互いに相乗効果があってとても良い傾向です。
さて、もう審査まで時間がありませんが、みんな最後の力を振り絞って頑張りましょう!
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