無事終了 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1日目のグループディスカッションで導きだした様々な次世代携帯端末のプランからピックアップしたプランを2日目はそれぞれがプレゼンテーション資料としてまとめ、全員の前で発表しました。
デジタルメディアデザインコースではもちろんデザインを学ぶ訳なのですが、デザインというと作る事だけではなくて、そのコンセプトや理由など明確なプランニングというのが必要になります、つまり自分が作ろうとしている物がいかに良いか、という事を第三者に納得してもらわなくてはなりません、そういった場合に必要になるのがプレゼンテーション能力。実際企業などのデザインの現場でもデザイナーは自分達が作っているデザインや表現がいかに良いか、という事を会社の上司や使っていただくお客さん、あるいは社会にプレゼンテーションしています。
資料製作中 資料製作中デジタルメディアデザインコースの授業でも課題の最終案のプレゼンテーションをはじめ、進級作品などのプランのプレゼンテーション、ゼミによる毎週の進行報告プレゼンテーションなど、数多くのプレゼンテーションを行っています。今回のAO入試は通常の入試とは全く違っていてコースで多く行っているプレゼンテーションを体験してもらうという事が主体となっています。1日目のグループワークなどではコミュニケーション力や発言力、また協調性といった部分がポイントとなり2日目の資料制作はいかにプランを良くみせることが出来るかといった構成力や表現力、また発表力がポイントとなります。
デジタルメディアデザインコースのAO入試では芸大美大で通例的に行われている鉛筆デッサンが一切ありません、つまりこの入試で求めているのは絵が描ける事だけでは無いという事ですね、逆にいうとデッサンは少し苦手だけどコミュニケーション力や発表力みたいな部分には自信があるという受験生に向いていると言えます。
資料製作中 発表で使ってた各自の構成ペーパー、結構細かい構成が書かれていましたここ最近ではPCを使ってイラストを普段から描いているという人が増えていますね、今回の資料制作でも大半の人が液晶ペンタブレットを使ってイラストを描いていました、もちろん絵が描けるだけでは資料になりませんので、文字を組んだり色を決めたり、また3分間の発表に合わせて構成したりと結構複雑な工程を制作しなければ行けないのですが、全体的にそつなくこなしていて、PCを使って何かを造るという事に違和感を感じる受験生が少なくなってきているという印象でした。
発表は3分、普段授業で使ってる発表用のカウンターを使って本格的にやってもらいました 発表の1カットAO入試では2日間楽しく制作してもらうという事も重要だと考えています、試験ですのでそれなりの緊張感もあると思うのですが、デザインやプレゼンテーションが楽しめた!という点も大事かなと思います。そして全員プレゼンテーションを行い無事終了しました、受験生のみなさんお疲れさまでした。