ついに建ちました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「汗かくメディア」に向けて夏休み後半も絶賛制作中のスイッチメンバー、ここ最近は本体にあたる”壁”の設計と制作を行っています。夏休み前半に制作していた40個のセンサーを埋め込むための壁は幅約5m高さ2.5mと巨大・・・それなりの重量になるので、設計もかなり大変。
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なにより真夏の木工工作はとにかく暑い!エアコンなんてもちろん無い木工室で連日大汗をかきながらの制作はとにかく疲労が激しいですね。今回の作品は大きいだけに作業工程が多くて時間がかかる、連続して制作するためには結構な体力と気力は必要で、夕方を過ぎると皆バテて来るんですよねぇ・・・・
デジタルメディアデザインコースお得意の言い訳「毎日マウスしか持たないから」なんていうのは聞きませんからねっ!というかデジタルメディアデザインコースは実は体力仕事が多いんですよね(笑)若いのにもうちょと体力付けて欲しいなぁ、とにかく僕より先にバテないでね。
ここ2日間木工室に詰めて制作して、このほどやっと1ユニット分の壁が自立!作品筐体の壁ができあがるまであともう少しです。展示までもう2週間を切っていますからね、作業もそろそろ佳境に入ってきています、来週にはセンサーを組み込んで実装実験が出来そうな感じです。
そうだ京都へいこう! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
日曜日に日帰り強行で京都へ行ってきました、目的は京都近代美術館で開催されていた「生存のエシックス」展を観るため。この展覧会は京都市立芸術大学創立130周年記念事業として開催され、生命、医療、環境、宇宙など各方面の研究やプロジェクトを紹介するというもの(展覧会は終了しています)
各方面の研究はそれこそ宇宙事業から医療、それに芸術的アプローチと多方面に渡っていて、それぞれがなんら関係無いように思えて実はどこかで繋がっていると感じる展示になっていたように思いました、おそらくそれは美術作品を展示するという使命がある美術館で開催されたという点に他ならないように感じます。
美術館というのは本来芸術作品と呼ばれるものが鎮座する場所ですが、マルセル・デュシャンがレディ・メイド作品を置いたあの事件のように、芸術の世界は多種多様な表現であふれかえるようになり、今では現代美術のような表現への挑戦が日々繰り返されるようになりました、90年代にはそれらにコンピュータ技術が加わりメディアアートと呼ばれる作品も多く制作され、昨今の芸術美術の世界はさらに異分野のと協作(コラボレーション)なども頻繁に行われるよになりました、そういう時代におて今回の「生存のエシックス」展は今を映したような展示だったように感じます。
名古屋造形大学のような美術やデザインという造形を志す人にとっても、もはや各ジャンルに捕われた表現や考え方だけでは新しいものが産まれない時代となっていて、美術やデザインも社会との柔軟な接点を持ちつつ異分野との関連を模索しながらあらたな表現を産み出していく事が必要なんだと思います。