



















浜松は静岡県。静岡県は実は僕の出身県だったりします・・・ワタナベ@デジタルメディアデザインコースです。
昨日のつぶやきでも書きましたが、浜松へ行ってきました。
タイトルの通り、目的は「文化庁メディア芸術祭・浜松展」の最終日のシンポジウム、“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses”を聴く(見る)ためです。
なんだか、途中まで書いたところで、先にアップされたたかひこんの記事にシンポジウムについてはこっちへ丸投げ、なことが書いてありましたが、大丈夫です、書いてます。
このシンポジウムは、
『カウボーイビバップ』『Genius Party』(BABY BLUE) を手掛けた渡辺信一郎さん。
『攻殻機動隊S.A.C』を手掛けた神山健治さん。
『カウボーイビバップ』と『攻殻機動隊S.A.C』の両作品の音楽を制作した菅野よう子さん。
さらに両作品の脚本を手掛けている脚本家、佐藤 大さんの司会。
というアニメーションファンならたまらないメンバー。コアなファンがたくさん来ているのだろうなぁ、などと考えながらたかひこんとともに浜松へ向かいました。
11時30分からの座席指定でしたが11時過ぎに到着したときにはもう既に列ができ始めていました。(この隅の方でたかひこんはキャンセル待ちの列に)
そんなことを経て、14時から始まったシンポジウムは、まるで4人の贅沢な教員による実技授業のよう。アニメーションにつける音楽によって観る人に与えるイメージがどれだけ変わるのか?ということを、実際の「甲殻機動隊S.A.C.」や「カウボーイビバップ」のシーンから、すでについている音楽をいったん外し、そこに菅野よう子さんや渡辺信一郎さんが、さまざまな別の曲をつけてきてくれたものを観客は観て聴いてみることで、どのように変化するのかをまずは実体験。
ハリウッド風の曲では感動巨編のエンディングのようであったり、刑事ドラマ風の曲では安っぽい犯罪の解決シーンに見えてしまったり、エレクトロポップな曲では美少女戦隊風に聞こえたりと、笑いや納得の連続でした。
さらには、用意されたピアノを菅野よう子さんが弾きながらライブでアニメーション映像に合わせていくことによって、『雰囲気を作っているのは音楽の中の「曲」(いわゆるメロディーライン)ではなく「呼吸」のようなもので、同じ曲でもアレンジやアニメーションの様々な部分との「呼吸」を作っていくことで、これもまた観客に与えるイメージが大きく変わる』ということを実体験することができました。
具体的には「ネコ踏んじゃった」の曲をアレンジ・呼吸を変化させて演奏することで、色々な状況のシーンで「ネコ踏んじゃった、なのに、すごく合う!」みたいな気持にさせられちゃうのです。ちょっと魔法にかかったような(笑)。
シンポジウムというくくりでしたが、まるで授業のようで、そしてミニライブのようでした。デジタルメディアデザインコースの3年生も2名参加(本当はもっとたくさんのデジタルメディアデザインコース学生が申し込んだのですが抽選になってしまったため。残念。)していたので、とてもいい経験になったと思います。行けなかったみんなにお土産話してあげてください。
今回の記事長いです、スミマセン時間に余裕ある人は読んでください・・
たかひこん@デジタルメメディアデザインコース
文化庁メディア芸術祭・浜松展へ急遽行って参りました。何故急遽かというと、今日で終了だなんて思って無かったから・・ようするに展示期間を勘違いしていたってだけなんですけどね・・・
浜松展では開催期間中にいくつかイベントがありまして、その一つ“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses”といシンポジウムには実は前々からエントリー予約を入れていたんですが、デジタルメディアデザインコースの教職員はボス以外落選という・・・がっくしな結果で、ボスだけ行ってくればいいさ!って思ってたんですが、まさか作品展示も同日までとは思ってなくて、急遽行く事にした訳です。
で、行ってみて、シンポジウムの整理券を受け取るのにボスだけ並び・・・みたいな寂しい状況だったんですが、キャンセル待ちの整理券を配るというので、慌ててもらいに行ったら、なんと、これ、会場に入る事が出来たんですよね〜ラッキーでした(笑)
今回のシンポジウム“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses ”はアニメーション界では有名な『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治 監督と『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎 監督、それにアニメーションの楽曲などを手がけ、絶大な人気の菅野よう子さんという、まぁ、アニメーション好きにはたまらない3名の出演とあって、人気が高くて参加は諦めていたんですが、日頃の行いが良いって事ですね(自画自賛)
で、シンポジウムの詳しい感想についてはボスに任せるとして(改めて記事書いてください、ボス、と投げておく)わたくしたかひこんは、作品展示について少しレポートを。
今回の浜松展は「音」をテーマとしていて、文化庁メディア芸術祭と関わった今までの作品郡から「音」に関する作品をピックアップして展示を行っていました、メディアインスタレーション系にいたっては、実はわたくしたかひこんの友人知人が何名か出展していたって事もあって、展示は観たかった訳ですが、いやはや、観る側ではなく出展する側になりたいものです、いや、むしろデジタルメディアデザインコースからもいずれ文化庁メディア芸術祭に出せるようになりたい、頑張らなあかんと思った次第です。
「SONIC Floor」はその展示部屋に驚いた・・・天高がやけにあるこの部屋はいったい何の部屋??作品も実は初めて観ました、設置やセッティングが大掛かりで大変そう、と何故か違う心配をしてしまう。ステッキで床を振動させると音が響きます、光るインタラクションとあいまって心地よく制御されています、詳しくはオフシャルページで。
「Duper/Looper」はステッキで叩いたリズムをまねします、なによりステッキの置き場所のクオリティにボスが関心してるのが面白かった、プロの作業ってこういうところからだと思うとか言ってましたよ、若干屈折した見方な我々ってたぶん嫌な客・・・。
「ためいきまじり」はなんとも脱力系が良いんですけど、蛇口の動きを取るのに使ってるテグスが指に引っかかるのが弱点ですね・・過去に学生作品の仕込みをした時に蛇口内のコマ下にショートストロークの赤外線を入れて動きを取った事があるので、そうすると良いかも、それとため息はやっぱり蛇口から聞こえて欲しいな、逆にブラッシュアップ出来そうなのがくすぐるんですけどね(職業病か・・)
別企画でSUAC展示作品ってのもありました、静岡文化芸術大学の学生さん達の研究作品だと思います、デジルメディアデザインコースと基本やってる事同じみたいな(笑)逆にいえばライバル・・・でっかいマウスの「らっとらいとらいど」やっぱネズミにはシッポ必要です!が、やっぱり線は邪魔なんで、普通のしっぽにして無線が良いなぁ、xBeeとかで飛ばしてシッポはアンテナと言い張る!
「おはなしパネル」カード系ですね、こういうのってやっぱりどこもやりますね、デジタルメディアデザインコースの卒業制作展でもカード系ありました、むしろメディア表現系では定番なんかな?
と、ま、色々あるんですけど、きりがないのでこの辺で、あとは写真をお楽しみください。
(2009_11_03_文化庁メディア芸術祭・浜松展)
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