



















豪華なセッション・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
森本千絵さんによるスーパーレクチャー「森本千絵のCMプランニング」が行われました。スーパーレクチャーは活躍する著名な方を名古屋造形大学にお呼びして、公開授業を行ってもらうというもので、毎年数名の方に来ていただいています。
森本千絵さんは、武蔵野美術大学を卒業後、博報堂に入社、2007年に「株式会社goen(ゴエン)」を設立し独立。日産自動車「NOTE」、DIC企業広告、三菱地所企業広告「創造力会議」などの広告や、Mr,Children、キマグレン、坂本美雨、ゆずなどアーティストのPV、アートワークを多く手がけるなど、CM、広告等で大活躍のアートディレクターです。
今回のスーパーレクチャーはCMや広告といったメディアデザインを手がける方という事で、デジタルメディアデザインコースのボスこと渡邊先生のもとで企画を進めていました、そしてレクチャー開始早々の挨拶で見覚えのある方が登場!あれ、あのスキンヘッドは!?って思った学生も多かったのではないでしょうかね(笑)そうです、なんと去年スーパーレクチャーでCMプランナーとして講演していただいた中島信也さんの登場です!中島信也さんは森本千絵さんの先輩で、森本さんの引率で付き添ってきたら会場まできちゃった・・なんて事言ってましたが、かわらずの関西弁が良いですね〜わたくしも関西出身なんで、中島さんのトークを聞くと落ち着きます(笑)
森本千絵さんは人との「縁」を大事にされると何かの記事で読んだ事がありますが、実は我がコースのボスと森本千絵さんと中島信也さんは、武蔵野美術大学繋がりなんです、つまり先輩後輩の関係。今回のスーパーレクチャーが豪華なトークセッションとなったのも「縁」によるものなんでしょうかね〜。
講演は森本千絵さんと中島信也さんのトーク形式でスタート、Mr,Childrenのベストアルバムの広告を手がけた際のエピソードでは、プレゼンでの失敗談や制作に携わる様々な人によってクリエイションされていく様、沖縄の堤防に歌詞を描いた時の地元の人の暖かさなども織り交ぜながら、それぞれの「縁」で物が出来上がって行った事を紹介してくれました。
そのほかMr,Children「SUPERMARKET FANTASY」の制作裏話では、プレゼンの祭に準備した資料なども紹介、デジタルメディアデザインコースでも最初にプロポーザルを作ったりしてプレゼンに臨む事が多い訳ですが、実際の仕事で作られた表に出ないこういう資料がみれるのも良いですね。またPVの撮影現場の裏話では、天蚕糸(テグス)でオブジェクトをぶら下げて撮影しているなどCGでできる事が増えている中でも、あえてアナログな手法で撮影を行っている事など、興味深い内容もたくさんありました。
三菱地所の「創造力会議」やDIC企業広告「イロニンゲン」の制作には、従来の手法とは少し違ってワークショップから導きだすプランニングの説明もありました、プランを立てる時は自分の中から色々と掘り出してきて考えて行く訳ですが、それには自ずと限界があります、しかし世の中には多くの人がいて、色々なところにヒントや知恵が落っこちているものですよね、森本千絵さんはプランニングのプレゼンの祭に一番押したいプランを3番目以内に入れるらしいのですが、それまでにも数多くのプランを出しているようです、さらに加えて子供達や学生達とワークショップを行う事で、発見できる色々な事があるみたいで、それらを匠にプランニングに利用している点などはさすがです。
終止、森本千絵さんと中島信也さんのトークセッションで楽しい80分はあっという間でした、最後は何故か講義室の端っこで記念撮影・・・端っこで少し暗かった事もあって、実はほとんど手ぶれ(爆)10枚中見れるの3枚ほど、急な無茶ぶりでもその場にあったセッティングをすぐ導きだせる撮影技量が要る・・・精進します。
(2009_10_1_森本千絵のCMプランニング・ギャラリー)
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