さぼりぎみ・・・・情報デザインコース@たかひこんです。
先週の木曜日の2年生の授業風景のUP です。はい、さぼってました・・・スミマセン。
この前までは「貼り紙のデザイン」というテーマで授業を展開していましたが、今は「紙面デザイン」というテーマで、展覧会のフライヤーを想定したA4サイズの裏表の紙面デザインを行っています。
この日の授業は与えられた条件を満たしつつ、両面のデザイン案を3個ほど制作してくるという事でした、皆の数多くのデザイン案 を机に並べて、良い所、悪い所をディスカッションしながら簡単な合評を行いました。
次回は、これらをふまえて決定案を制作してくる事になってます、さて、どんなデザインが上がってくるのか楽しみです。
名古屋造形大学には「視覚伝達デザインコース」と「イラストレーションデザインコース」があり、主に紙面のデザインについてはこの2コースがメインで行っています。
ではどうして「情報デザインコース(来年度よりデジタルメディアデザインコース)」で紙面デザインについてやるのか?という事になると思うのですが、紙面デザインはデザイン関連の項目の中でもきわめてポピュラーな存在であり、なおかつデザインを学ぶ上で基礎的な要素を多く含んでいます、また紙面デザインを制作するツールとして使用する「Photoshop」や「Illustrator」という2つのソフトを扱えるかどうかは、今後の学習やデザインにとって大きなポイントとなるため、紙面デザインを通じて技術の習得も大切な要素の一つとなります。
さらにもう一点は、デザインのルールを知る事です、デザインとはある「ルール」を設定する事のように思います、つまり伝えなければいけない情報をどのように伝達するべきかという「ルール」を決めて行くことが必要です、文字の大きさや文字の場所、行間や文字詰め、文字の色、背景の色、マージン、イラストの有無、写真の有無、必要とされる情報の添付、などなど、たったA4サイズの中にも数多くの要素を盛り込まなければいけません、それを見やすく、なおかつインパクトのある「デザイン」を行うというのは、実はとても難しい事でもあるのです。