6月5日 午前 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
この時期毎年恒例の工房安全講習会に参加してきました、デジタルメディアデザインコースで特に良く利用するのは木工加工室。デジタルメディアデザインという名前がついているコースなのでPC関連が多いように思われがちですが、実はアナログな作業も多数あって、例えば展示前などは展示台の制作など木材を使った作業も頻繁にあります。
また特殊な作品制作を行う場合なども、それにあった工作をする必要があるので木工等を利用する事もあり、大学内の工房を使わせてもらう事もちょくちょく発生します、なので担当する教職員は工房でどんな機械が使えるのかや、万が一の怪我の場合どう対処するのかをこうやって集まって講習を受けています。
例年の事なので、だいたい工具類の把握や操作の手順、怪我の対処などは分かっているのですが、年に1度こうやって集まる機会に再確認する事は安全のためにも大事ですよね、これからも怪我の無いように良い作品を制作して行けたらと思います。
卒業生の修了展 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岐阜県大垣市にある情報科学芸術大学院大学(通称・IAMAS)の卒業制作展にあたるIAMAS2013・第11期生修了研究発表会を観てきました。ちょうど11期生にはデジタルメディアデザインコース(当時は情報デザインコース)を2年前に卒業した増田くんが在籍しており、今回の修了研究発表で修了作品および論文を発表していました。
2年前のデジタルメディアデザインコースの卒業制作では影を使ったインスタレーション作品を発表しましたが、今回も影をテーマに使った作品となっていて、一貫したテーマで研究に取組んでおり、6台のプロジェクターに3台のKINECTセンサーを使った規模の大きな展示を行っていました。
IAMASは全国的にも少し珍しいメディア系の研究に特化した大学院大学で、今までも先端的な表現や新たなビジネスモデルの提案、斬新な研究テーマなど興味深い作品が多く発表されています、デジタルメディアデザインコースを卒業した後にもまだ大学院として研究を続けたいという学生には、もちろん名古屋造形大学のデジタルメディアデザインの大学院に進学して欲しいのですが、このIAMASも特徴的な大学院大学ですので、学生達の新たな進路や研究場所として一つの選択肢として推薦しています。
あけましておめでとうございます。
2013年もデジタルメディアデザインコースをどうぞよろしくおねがいいたします!
旧年中は大変お世話になりました、去年は例年よりも多くのイベントや展示を行いました、いろいろな方との出会いもありました、そしてなによりも去年はついにコースの学生数が総勢100名を超えました!これもひとえに皆さんの暖かいご支援のおかげだと思います。
2013年は更に飛躍するべく様々な事に挑戦して行きたいと思います。これからを担う若い世代に受け入れられるコースであり続けるために、また社会から支持されるコースであり続けるためにも、コース教員・職員、学生一同一丸となって頑張って行きたいと思います!
改めまして、本年もよろしくおねがいいたします。
(教員・職員・学生一同)
写真が届きました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年度からデジタルメディアデザインコースで写真基礎の授業を担当してくださっているプロフォトグラファーの漆脇美穂先生から、秋の芸術祭の時のライブ写真が届きました。
3日間開催された芸術祭では様々なバンドによる野外ライブが行われるのですが、デジタルメディアデザインコースの学生の参加率が結構高くて、漆脇先生が撮影されたショットに多く写っているという事で、せっかくなのでブログに使って下さいと写真を譲ってくださいましたのでブログにアップしました!
漆脇先生はデジタルメディアデザインコース以外にもグラフィックデザインコースなどで写真の授業を担当されていて、名古屋造形大学では大学案内のパンフレットの写真なども撮影されています、また前回の記事で紹介した「高北幸矢インスタレーション「落花の夢」」の作品集やパンフレットの写真も撮影されていて、プロのフォトグラファーとして活躍されています。
11月30日午前・金沢で講評会 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作のスポット授業の講評会を行いました、5日間という短い時間の授業だったのでArduinoを実際に使った作品を制作するのはちょっと難しいと思ったので、今回はこれらのデバイスを応用する事で制作できるインタラクティブコンテンツの現状を踏まえて、皆にインタラクティブをキーワードに作品や広告の企画を考えてきてもらいました。
前半が実物投影機によるプレゼン組で後半がPCによるプレゼン組という段取りで講評会は進みました、1人3分を予定してたのですがみなさん結構完結に企画を説明するので実際は2分ほどで進む感じでした、起承転結がはっきりしていてテキパキ端的な感じが印象的。前半の実物投影機でのプレゼン組はアナログ的な手法で攻めてました、割り箸にキャラクターを貼付け実演したりと印象的に気持ちを捕まえてくる感じがなかなか面白かったです。
全体的にスライドは絵を中心に文章は少なめで口頭で説明をするという流れでした、印象的な絵を持ってくるなどプレゼンの構成もそれなりに皆考えていてさすが3年生という感じ。ざっくりと分けると、普段の生活と密接に関連する項目に着目しつつ、インタラクティブコンテンツがそれをどう効果的に変えて行く事が出来るかという所に焦点が当たってる企画と、ゲームやアート的な感じのエンターテイメント的要素が強い企画に別れていた感じですね。
どこがとどう違うのか?と言われるとなかなか表現しにくいのですがデジタルメディアデザインコースの学生とはまた違った印象を受けるシーンがしばしばあって個人的にとても有意義な時間を過ごせました。今回の授業に参加してくれた視覚デザイン3年生のみなさんありがとうございました!また機会がありましたら名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースにも遊びにきてください!
11月26日午後・金沢で講義 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でのスポット授業1日目の夕方に「インタラクティブコンテンツってなにができるの?」という題目でインタラクティブコンテンツの簡単な紹介と、デジタルメディアデザインコースで制作してきたスイッチの作品紹介や制作過程などを紹介する講義授業をさせていただきました。主催の視覚デザイン以外のコースからもたくさん参加してくれていたのが印象的でした。
1990年代ころから日本でも盛んになったメディアアートのざっくりした流れから、センサーやデジタイザ、コンピュータを用いたインタラクティブコンテンツ制作のここ15年ほどの変化を紹介しました。また4年前から活動しているスイッチの作品から、制作過程における様々なノウハウを盛り込んで紹介し、インタラクションを起こすための人と作品の関係を繋げるインターフェース設計(デバイスやセンサーの設計など)や、実際の展示から分かる多くの人の反応や様々な問題点改善点をお話させていただきました。
講義の最後にゼミ生のヨシオカくんから「プロジェクションマッピング ワークショップ」で制作したプロジェクションマッピングとインタラクションを融合した実験的な作品を実際に動作させた状態で紹介してもらいました。
この講義を通して、これからプロトタイピングやインターフェース設計、あるいはインタラクティブに変化するコンテンツや広告など自身の研究や表現に取り入れたいと考えている金沢美術工芸大学の学生達に良いきっかけとなればと思います。
11月26日午前・金沢で授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学で視覚デザイン3年生対象にArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入という1週間のスポット授業を行ってきました。
金沢美術工芸大学の視覚デザインには、以前デジタルメディアデザインコースでグラフィックデザイン基礎を担当していただいていた坂野先生が専任講師として在籍されていて、その関係で今回授業をやって欲しいという依頼をいただきました。視覚デザインのグラフィック分野にもインタラクティブ系のノウハウを導入して行きたいとの事でした。授業は1週間という事で26日27日はArduinoの基本操作、そして28日29日はArduinoなどを応用したインタラクティブコンテンツの企画提案の制作、30日に企画の講評会で終了という流れでした。
今回はArduinoの基本という事で、とりあえずオライリージャパンから出版されている「Arduinoをはじめよう」を基にプログラムを書き込んでLEDを光らせるところからアナログ入力の光センサーを繋げ、一連の「入力→出力」を体験してもらうという流れで行いました。助っ人として4年ゼミ生のヨシオカくんとホラグチくんにも来てもらい、3名で授業を対応、基本的な操作やプログラムの動作、書き込みなどを彼等が担当してくれました、Arduinoの基本と言ってもイロイロとセッティングや動作確認など複雑な事もあるし、エラーが起ると対応する必要があるので彼等が来てくれて本当に助かりました。
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