11月10日(木)写真スタジオを使って4年生が卒業制作の説明パネルに使うためのカットを撮りたいということで、その準備作業が行なわれてました。写真の授業でスタジオ撮影やモデル撮影は一通り受けているので、授業でのノウハウを使って先輩の為に一肌脱ぎましょうという事で、今回撮影をかって出たのは1年生。頼もしい後輩がいると助かりますね!
準備作業が心配だと、少し院生もお手伝いに入って、後輩と先輩とそのまた先輩による撮影作業が開始されました!デジタルメディアデザイン展や卒展が近くなってきたという事もあって、それぞれ色々な作業をこなしている訳ですが、先輩後輩間でも作業を手伝ったりと共同作業をしている風景もよく見かけます。大学の授業だけでは学べない事や、色々な事が進まない事もたくさんあります、大学は授業を受けるだけのところでは無いですからね、むしろこうやって協力しながらたくましくなって行く姿が学生生活のまた良い所でもありますね!
撮影は順調にすすんだようで、後にそれを使ったパネルがちゃんと完成していました。
10月6日(木)デジタルメディアデザインコースの各ゼミアトリエでは芸術祭で開催する「Preview Exhibition」の搬入が行なわれていました。Preview Exhibitionは各ゼミ生達が12月の「Digital Media Design Exhibition」で展示発表する今年1年間の研究成果や制作をこの機会に仮展示するという企画です。
今回の「Preview Exhibition」は12月の本番の展示を極力再現するという条件があるので、展示台も使った本格的な展示形態を構築、アトリエがあちこちにあるので展示台を運ぶだけでも大変ですね・・・展示の準備をしながら並行して芸術祭で売るグッズを準備してる姿もちらほら(笑)模擬店などでもいろいろ売れるといいですね!
インスタレーション作品では汗かくメディアで展示した「あまもり」も再現しています、また3DCGゼミではVRゴーグルHTCのVViveによる展示もあります。D棟では映像作品やイラストレーション作品に関係する研究や制作が展示されています。
9月23日(金)デジタルメディアデザインコースでゼミ生対象の中間審査を行いました、ゼミ生にとっては恐怖の審査ですね(笑)毎年このタイミングで行なう審査は、5〜6月に行なったプロローグ展からどれほどの進展があるかと、12月に予定しているデジタルメディアデザイン展への出展が間に合うか、そしてもちろんそれぞれの研究内容が適当なものか、を判断します。
プレゼンテーションは午前10時からスタート、1人3分間でその後質疑応答という感じです、審査には専任講師とゼミ担当の非常勤講師の先生方。この時期になると制作や研究は既に進行中なので内容云々よりも、どれほど作業を進めて来たかが集点になりますかね。で、それぞれの審査結果はというと・・・夏休み何してたんですかね〜的な・・・採点は5点から1点まであって、平均点が2.5点以下の場合再審査になるのですが、結論からすると再審査11組16名、たぶん過去最多な気がします。全体的に作業量が少ない(あるいは作業効率が悪い)印象。
過去からすれば覚える事や、出来る事も増えていますし、社会から要求されている事も変化しています、その変化に対応するデザインや研究を提案するという事は、それなりに手探りな作業も多くなりますし、やった事のない事にも挑戦する時間が必要となります、そういう時代にいてメディアデザインやメディアコンテンツの研究や制作をしようとしているのですから、必然的に膨大な作業時間を要する事となります、なのでみんなもう少し目測をしっかり見極めてしっかり時間配分を考えましょう!
7月25日(月)まだこれから夏ですが・・もう冬支度ですね(笑)卒展ビジュアルコンペを学内にて行いました。名古屋造形大学の卒業制作展で使われるビジュアルは3年前から学生によるコンペディションで決定しています、卒展に参加する学部4年生と院2年生から卒展のビジュアルイメージを募り、卒展に出展する学部4年、院2年、それに教職員による投票により決定されます。
今年は全16作品の応募がありました、全コースに開かれたコンペディションなのですが、やはり広告などのビジュアル制作に長けたグラフィックデザインコースの応募が一番多いですね、デジタルメディアデザインコースからは唯一1点の出展がありました。
そして10日ほどの投票期間を経て今年度の卒展のビジュアルイメージは去年に引き続きなんと今年もデジタルメディアデザインコースの作品に決定しました!(写真3枚目(J)黄色の作品)選ばれたのは「歴しぃる」や小牧市のプロモーション用の棒付キャンディーの包装紙をデザインした高井さんです!おめでとうございます!
彼女が描く独特のキャラクターが卒展のビジュアルにも登場することになりました!詳細はまた最終稿に近くなって来た頃にお知らせします。
7月10日(日) 名古屋造形大学では7月のオープンキャンパスが開催されました、そろそろ受験を控える高校3年生は本格的に入試対策を考える時期になってきているかと思います。年末年始にかけて様々な入試方法がありますが、とりあえず8月末のAO入試が最初の試験という事もあって、この時期の相談で一番多いのはやはりAOですね、主にはどんな試験内容なのか?とか、何を評価するのか?というあたりが皆さん気になるようです。ちなみに今年のデジタルメディアデザインコースのAO入試の課題は去年から変更となっています、詳しくは入試情報をご覧下さい。https://www.nzu.ac.jp/exam/list/ao/
今回のオープンキャンパスでは昼から実習授業の公開授業も行ないました、デジタルメディアデザインコースの公開授業は1年生の写真基礎。一眼カメラでスタジオ撮影と自然光撮影の物取りに挑戦していました。その他、各ゼミからは体験講座やワークショップなどを出展、コース在籍のゼミ生達が高校生達にいろいろと説明していました、こういう場合教員がいろいろ説明するよりも、等身大の学生と話すほうがやはり良いみたいですね。
何度もオープンキャンパスに来てくれている方もいて、すでに学生達と面識があるなんてことも最近は多くてフレンドリーな感じがデジタルメディアデザインコースのオープンキャンパスの特徴ですね、次回8月にもオープンキャンパスを開催します、その時はAO入試のエントリーもその場で出来きますので、受験を考えている受験生の方は次回是非参加ください!
6月29日(水)Prologue -prototype exhibitionにて最後となりましたコミュニケーションゼミの発表が行なわれました。このゼミはコミュニケーションデザインをキーワードとしており、今年は教育を視野に入れた研究やコンテンツ制作の企画が多く発表されました。
ICT化が進む昨今において、ICTを応用した教育ツールも増えてきています。教育と言っても義務教育で使う教科書を電子化するといった事だけではなくて、それ以外でも教育という位置づけのものは多数あります、ここでいう教育はもう少し広義的な捉え方をしていて、 人が教わる事や人が学ぶ事をどのように捉え、またそういった行為をどのように促すか、あるいは効率よく知識を得るか、など様々な捉え方をしています。
社会における今後のICTの普及を考えても、教育や医療といった我々の生活に書かせない分野のICT化による変化は加速していくと思います、そういった分野に対してデザインやアートはどのように関わるべきか?という事は重要なポイントだと思います、デザイナーと一概に言っても様々な仕事があります、もちろんICTによってもたらされた新たな仕事も含めて、変化し続ける世の中でデザインをどのように捉え役立てていくかを考えていくと、いろいろな問題がみえてきますしそれらを解決するツールやコンテンツはまだまだたくさんありそうです。
このゼミではそういった事を考え、何が出来るかを問う事を行なっています。発表内容を聞いているとまだまだ発展の余地もありそうですが、そんな可能性が見え隠れする感じが良かったと感じました、今後制作と研究を続けながらいろいろな発見をしてもらえたらと思います。
6月28日(火)Prologue -prototype exhibitionにてゲームデザインゼミ、コミックイラストレーションゼミの発表が行なわれました。今年からスタートしたイラストレーションデザインコース、マンガコース、デジタルメディアデザインコース3コース共通のコミックイラストレーションゼミのゼミ生(デジタルメディアデザインコース在籍者のみ)もプロローグ展にて展示と発表を行います。
ゲームデザインゼミの発表の多くはゲームの開発となっていますが、ゲームも今やあたりまえの存在となり世界中で数多くのゲームがリリースされています。様々なジャンルこそありますが、様々な既存のゲームが存在する中からオリジナル性や新規性を提案するのはやはりハードルが高いですね、おおむね発表の内容で制作・研究を進める事にはなりましたが、どういった所が新しいのか?や、どういったところが既存と違うポイントなのか?という質問が結構あったように思います。ゲーム自体を作る事も、プログラミングをはじめたくさんの作業がありますから、さらにオリジナリティなどを追求していくとなると結構大変ですね、ゼミ生達の苦労の一旦がみえる感じでした。
コミックイラストレーションゼミからは、イラストレーションの可能性を各自がどう捉えるかという感じでした、例えば人を描くための教育ツールだとか、背景表現に特化した研究とかなどです。コミックイラストレーションゼミは今年からスタートしたばかりで、まだ3年のみの在籍ですから少し手探りな部分もありますが、まずはゼミ生自身が”描く”という事で何ができるか?を考えるという感じでした。出だしという事もあるのでゼミの今後の流れもこれから作り上げていく感じですね、コミックイラストレーションゼミには液晶ペンタブレット等のデジタルワークフローに特化した機材を導入していますので、これからの”描く”をいろいろと追求してくれたらと思います。
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