恐怖の?中間審査 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎年この時期の恒例行事、ゼミ生の中間審査が行なわれました、ことしは4年3年合わせて合計39の発表がありました、個人制作する学生もいればグループワークで制作する学生もいて、毎年バラエティに富んでいるのが最近の傾向です。会場には1年2年も入り、デジタルメディアデザインコースの全員が参加します、後輩達は先輩達の発表する姿をみながら、各発表に対してコメントを書いてもらっています。
今年はゼミ担当の非常勤の先生方も全員参加され、合計6名の教員で評価しました。前期の最初にプロローグ展でおこなったプレゼンテーションで、それぞれのこの1年間の研究内容の発表がなされているので、それをふまえた前期での作業量や進捗と今後の展開を3分間でプレゼンテーションしてもらいます、教員はその発表内容について評価します。また今年は合計点数の平均が2.5点以下だった場合は失格となり夏休み開けにもう一度再考したものを再プレゼンテーションというルールで行いました、再プレゼンになった人はこの夏休み頑張りましょう。
9時20分からスタートした中間審査ですが、今年もやはり予定通りは進まず、終了したのは午後7時を過ぎていました・・・長丁場みなさんお疲れさまでした。
ついに始まりました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
なんだかんだと4ヵ月かけて制作していきた宵の明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」ついに初日を迎えました。天気が少し心配でしたが無事初日5回の上映を行なえました、天気の事もあって少しお客さんの入りも心配していましたが、たくさんの方に来ていただけて嬉しい限りです。
3年目になる「宵街映写」、例年はアニメーションなど美術系大学らしさがメインでしたが、今年は例年よりもよりプロジェクションマッピングを意識した作りを念頭におき、加えて美術系大学らしさみたいのものをどう表現するか?というところを主に学生達にアイデアを出してもらいました。またデジタルメディアデザインコースだから出来る表現もという事もあって、結果的にアニメーション表現をやめ3DCGと実写を組み合わせたストーリーのあるドラマ仕立てとなりました。
まだまだ至らない部分もありますが、学生達が4ヶ月作り続けました、そんな彼らの作品を是非みなさんの目で観ていただきたいなと思います。上映期間は8月2日(土)、3日(日)、9日(土)〜17日(日)となっています。
そうそう、今回の制作には東海テレビさんの取材が入りました、制作過程も含めていろいろと取材していただきました、スーパーニュースという番組で放送は11日を予定しています(放送日時は変更する場合がありますので、また追ってお知らせいたします)是非こちらも合わせてご覧いただければと思います!
撤収作業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
みなさま連休はいかがお過ごしでしたか?7月19日、20日で開催された納涼盆おどりも無事終了し、本堂で展示したMotionもなかなか好評でした、ご来場くださったみなさまありがとうございました。
そして連休最終日の21日は朝からMotionの撤収作業に入りました、午前9時から本堂に設置したプロジェクター等の機材を下し、取り回したケーブル類を回収しました。
撤収作業はほぼ1時間半ほどで完了、設営と違って搬出はやはり早い!スタッフの学生達もこういう作業にもう慣れているので手際がよくてとてもスムーズ、貴重な展示体験とともに、お祭りだった事も手伝って、夏の思い出みたいな感じですね(しみじみ)来てくださったみなさまの心に何かしら残る作品になっていれば幸いです。
そして午前に搬出をすませ、そのまま僕達は大学に機材をおろして夕方の明治村のテストに移動するのでした・・・
好評のうちに無事終了 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋西別院の納涼盆おどり2日目、この日は天気もよく午後3時から予定通りスタート、昨日来てくれてた子供達もリピートしてくれているみたいで、開催からお客さんが途絶える事なく好評でした。
なかなかこういった仕組みのものを体験する事が無いという事、そして、ましてやお寺の本堂でとなるなおさら珍しいですからね、多くの方が楽しんでくれていました、特に子供達はかなり走り回っていました、一応本堂なのであまり走り回るのもちょっとね・・とは思ったりもしましたが(汗)まぁ、とにかく大人も子供もこの特殊な空間を楽しんでいただけたかなと思います。
展示途中に幼稚園児達が作った牛乳パック灯籠とコラボレーション、これがまた良い雰囲気!本堂が光にあふれててとても幻想的でした。
総括として今回の展示はなかかな貴重だったと思います、色々な場所で展示してきましたが、お寺での今回の展示は僕たちもとても新鮮でした。最初に話をいただいた時は制限が多くていろいろ無理じゃないかな?と思ってましたので、僕たちもかなり控えめなプランを提案していたのですが、逆にMotionで派手に演出したいという希望をいただいて、安全な足場と天井からプロジェクターとセンサーが吊れたら可能です、と無茶を承知で答えたら、条件がそろうか検討します!というまさかの返答が来て、気がつけばこの展示が実現してました、ご協力くださった名古屋西別院の皆様、作品を体験してくださったみなさま本当にありがとうございました。
お寺へ搬入 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋西別院で行なわれる納涼盆おどりに光のアート作品として、本堂内でデジタルメディアデザインコースのプロジェクトグループ「スイッチ」による作品「Motion」を搬入しました。
最初のバージョンは大名古屋電脳博覧会の会場だった名古屋市民ギャラリー矢田の第1展示室に合わせて専用設計していたので、今回は西別院本堂内に合わせて設計を変更、別院の本堂では壁面投影が出来ないため床面のみの構成としました。
朝9時に現地入り、まず最初はプロジェクターの位置を決め、それからセンサー等の各部品の位置を決め、次にケーブルの取り回しを設計します、映像投影面が広いので長いケーブルだらけ・・・位置決めが出来たらあとはいよいよ設置、床面に投影するためにプロジェクターとセンサーを天井に吊り下げます。
僕たちもまさかお寺の本堂に吊っても良いなんて許可出ないと思っていたので、最初は全然違う作品のプランを持ち込んだのですが、打ち合わせで投影テストをしてると主催の方がどうしても映像で床を埋めたいとの事で、逆に吊れませんか?と質問され、若干こちらがたじろいだというのはナイショの話です(笑)安全な足場があれば・・・という事で、足場を準備してくださったので、吊りの作業は結構順調に進みました、ただプロジェクターをワイヤーで吊っているので2台の映像を合わせるのにかなり苦戦、結局ぴったりは合わせられない!という事で映像補正という最終手段・・・。
搬入途中、檀家さんのお参りが入って1時間ほど中断するというお寺だからこそのハプニングがあったりしましたが(笑)その間は控え室でお経を聴いて瞑想してみたり(ただ疲れて居眠りしてたという噂も)、とにかくお寺でインタラクティブ作品を展示するなんて思ってもみなかったので、ちょっと面白い経験になりました。
本番のおまつりで、展示作品に対してみなさんがどんな反応をされるのかちょっと興味ありますね、ましてやお寺の本堂ですからね。本日19日と明日20日(共に午後3時から8時30分まで)の2日間開催されます、是非おでかけください!
丈夫なアート・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ゴールデンウイーク最終日「キンダー・フィルム・フェス in 刈谷」でスイッチによるメディア作品の展示を行ないました。この日の開場は12時、それまでにすべてを動いた状態にするため、センターオープンと同時に昨日の残りを設営開始、「まわる、うつる、ひろがる」「なげる、あてる、ひろがる」「Motion」の3つの作品すべてが動いたのはなんと開場の12時、ギリギリセーフといったところでした、危ない危ない・・・。
開場と同時に凄い数の子供達!キンダー・フィルム・フェスで上映される映画を観に来たお客さん達が中心なのですが、チケットが完売するほど盛況で、それだけの子供達が映画の前後に一気に押し寄せてくるという感じでした。たった4時間という短い時間の展示でしたが、常に途切れる事なく展示会場は子供達だらけ。
体感型の作品という事で、とにかくボールなげたり走り回ったり独楽回したりで、もうあちこち暴れまくり、作家側からするともう会場は修羅場、一応子供の扱いにも耐えれるようにという事も念頭においた設計を心がけてはいますが、予測の斜め上を行くのが子供達、それが集団となればもう手のつけようがない・・・ボールを投げて遊んでね、って最初は注意してたけど、全く効き目ないので、開始30分ほどで諦めました、もうなんでもいいや、投げて叩いて、どうにでもして!って感じ(笑)とにかく「丈夫なメディアアート作品」が最大の目標になりつつある今日この頃です。
壊れないように色々工夫してますが、さすがに今回はハードでした、いくつか耐えれず独楽1個と壁のセンサー2個が完全沈黙、まだまだ修行が足りないようです。
異分野と たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ここ数年、医学・工学・芸術学連携としてバイオメディカルインターフェースワークショップに参加するなかで、様々な研究を行なう先生方と知りあう事ができ、それが切っ掛けとなって、今日は関西学院大学総合心理科学科の片山先生の研究室へお邪魔してきました。
関西学院大学先生の専門は生理心理学、脳波から得られる様々なデータから知覚・注意・記憶といった認知過程の解明などの研究をされています。その他、文学部心理学の小川先生、広島大学の林先生を交え、今回は現在研究と開発を行なっているインフォームドコンセントのシステムにおける一つの課題として、表現に使われているデザインやイラストが与える心理的問題点をどう解釈して行くべきか?という我々の問題を題材に、デザインや芸術の評価や、その判断等を心理学的な側面から数値化できるのか?等、様々なコラボレーション研究の可能性を雑談を交えながらディスカッションしました。
心理学の実験質(防音室) 脳波測定のインターフェースもちろんこれという研究課題がすでにある訳ではなく、異分野連携を視野にいれながら、心理学・芸術学、あるいはデザインと医療における問題解決の方法などの模索など、それぞれの先生方の興味が繋がって新たな研究課題が産まれると良いですね、というざっくりとしたお話をしただけですが、来週は名古屋造形大学に皆さんをお招きして、デジタルメディアデザインコースの研究内容をご紹介しながら2回目のディスカッションを行なう予定です。
異分野連携から産まれる研究って目から鱗的な発見や驚きがあるので、今後も引き続きこういった関係を続け、いつかちゃんとした研究課題として立ち上がって行くと面白くなりそうです。
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