マルチタスク・・・

教員・職員, 研究

豊聡耳が切実に欲しい今日このごろなデジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

現在同時進行している案件が多すぎる件・・・とでも言いましょうか、ここ最近色々な事がふってわいたように出現してててんやわんやという状況なのです、コンピュータ系の言葉でいうならマルチタスクで処理をするという事ですかね・・聖徳太子の豊聡耳がうらまやしい訳です(ちなみに豊聡耳は10人の話を同時に聞いて的確に答えたと言われる聖徳太子の逸話の事です)

以前にも何度か書かせてもらったのですが「LABOX(名古屋造形大学ART&DESIGN実験室)」での最初の展示企画『TETRA』の三部作目『TETRA Part.3 土の音』がいよいよ今週金曜日からスタートします、それで、もちろん三部全部にコラボレーションという形で参加している僕は火の車・・・授業や他の研究項目の締め切りなどが同時に来て、なおかつ会議などの業務も連発という有様で、えらいこっちゃなのです。

TETRAのためにMax/Mspでプログラムを書きつつも、研究項目の書類に必要なイラストも描きつつ、進級制作展の展示計画や作品の相談にのりつつ卒業制作の展示計画を告知しつつ、情報デザインプロモーションの進行状況をチェックしつつ議事録に目を通しつつ意見を書き込みながら、2月の外部展示に向けてのプロポーザル会議を明日に控えつつ木曜日はTETRAの搬入なのです。

日々スケジュールがタイトに組まれるホワイトボード・・・とか。

デジタルメディアデザインコースだけど、イラストも描きますねん・・とか。

たまにMax/Msp・・・とか。

ねこ・・・とか。

メタボ・・いやいや、ボスとドーナツ・・・とか。

学生も課題や制作など学生生活で忙しく充実した毎日を送っていると思うのですが、教員もそりゃもう色々と忙しく動いている訳です、と、日々デジタルメディアデザインコースのため努力してますよ!というアピールでしたぁ〜、おわり。

追伸:明日から視覚伝達デザインコース3年生による展覧会「GRAPHIC VISION 2008」が開催されます、他のコースだけど宣伝しときます(笑)是非ど〜ぞ。詳しくはこちらで。





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やさしい美術・研修旅行1日目

1年生, 2年生, 学生生活, 研究

旅はいいねぇ。デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

名古屋造形大学には「やさしい美術」というプロジェクトがあるのですが、このプロジェクトが文部科学省の大学教育の充実を目的とした「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」通称(現代GP)の平成19年度の支援に選定され現在精力的に活動しています、そしてその一環として来年の夏に開催される予定の「越後妻有トリエンナーレ」に出展する準備を進めていて、その制作拠点として新潟県十日町市に空き家を1件借りました。

今回はその空き家の視察と片付け、さらに「やさしい美術」を展開する予定の県立十日町病院への作品プロポーザルのプレゼンテーションが行われました、この一連の作業のため名古屋造形大学発でツアーが組まれていたので、デジタルメディアデザインコースとしてなにかしら協力出来る事があるか?また学生の参加を促す事が出来るか?などを検討するために、デジタルメディアデザインコースの学生数名とともに新潟まで行ってきました。

「やさしい美術」はもとより「越後妻有トリエンナーレ」にも興味があった僕は「やさしい美術」の活動に以前から何度かお邪魔させていただいていて、冬に雪中研修に行った記事も書きましたが、今回はデジタルメディアデザインコースの学生も連れて行く事ができるという事で、デジタルメディアデザインコースとしても「やさしい美術」や「越後妻有トリエンナーレ」に参加できるかもしれないというチャンスに恵まれました。

初日のこの日は、十日町病院を見学、前回の「越後妻有トリエンナーレ2006」で展開された「やさしい美術」の十日町病院病院内での展示状況を含めてプロジェクトメンバーによる説明をコースの学生達にしてもらいました(妻有トリエンナーレ2006では「やさしい美術」の展示は非公開で行われました)

小児科の落書きコーナ、落書き用紙が心電図の再利用でした(笑)

その後「やさしい美術」プロジェクトメンバーが病院側に作品プロポーザルをプレゼンテーションするというので、それにも参加、来年に向けての大まかなビジョンが見えたような気がします、またデジタルメディアデザインコースの学生が今後どのように関係して行くか考えるためにも良い機会だったと思います。

院長先生をはじめ、お忙しい中、病院関係の方々も多く集まっていただいて、プロジェクトメンバーのプロポーザルが一つ一つ発表されました、まだまだこれから詰めて行く事も多いと思いますが、夏までにどんな展開がされて行くのか楽しみです。

我らデジタルメディアデザインコースの学生も真剣に話を聞いていました、今後関わってくれるかどうかまだ彼等の中でも半信半疑な部分もあるかと思いますが、病院という特殊な場所で芸術に何が出来るのか?はたまたデザインで何が出来るのか?病院側のニーズと芸術やデザインの関わり方を考える上で、必要な表現力やスキルは何か?など、色々と考えるべき事は多くあるように思います、そのような事を実践的に考えて行けるという意味でも、この活動はとても有力だと思いますし、病院のサインや導線を考えるといったむしろデザイン的なアプローチから俯瞰的に観察して行く事もできる良い機会ではないか?と思っています。





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NAGOYA DESIGN DO 公開審査

イベント・展覧会, 教員・職員, 研究

デザインで生活が豊かに、が、理想・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

今日は「NAGOYA DESIGN DO」の公開審査に参加して来ました、今年のテーマは「食べるということ」です。昨今は「食の安全」とか「食料不足」「肥満」など食に関してのニュースが良く飛び交い、さらには環境問題や地球温暖化が伴う事で「食」もより社会性を帯びたテーマとして捉えられる事が多くなってきました。

そんな事から、出展された作品の多くが社会との関係性をよく追求しリサーチしたものが多かったように思いました、というよりもそもそもデザインは社会との関係性の上に成り立っている分野でもあると思いますので、提案に社会性が少なからず反映されるのは必然なのかもしれません。

提案は様々な切り口で「食」を捉えアプローチしていて、全体的に社会性というキーワードが強い事には違いないですが、バラエティに飛んだ提案があったと思います、中にはアーティスティックな提案もあって若干デザインという側面からすると弱い部分もあると審査員の指摘もありましたが、この辺りは解釈が難しいですね、クリエイションという意味ではアートもデザインも同じ土俵にいると思うのですが、それが社会やユーザに対してどうあるべきかという思考でアートとデザインは違ってくるのでしょう、特に今回の審査で頻繁に出たのは”デザインとして”どうなのか?という事だったようにも思いました。

実はデザインの公開審査に参加するのは初めてで、今回参加してとても興味深い印象を受けました、また、さすがに入選作品にもなってくるとプレゼンテーションがかなりしっかりしています、コンセプトに多少のブレがあったりもしますが、かなり芯の通った提案がされていて、大学の実習授業で行うプレゼンテーションレベルでは全く足りないと感じました、勿論プロの参加もありますのでそれなりのクオリティの物もありますが、学生の参加も多く、驚いたのは17歳という若さで入選したグラフィックデザインは、そのコンセプトの訴え方、制作に対する考え方や方法など、プレゼンテーションがとてもしっかりしてました。

グランプリをはじめ、入賞作品についてはWebページで後日詳しく発表があるかと思いますが、それぞれ入賞に値する作品だったと思います、最後に、入賞された方々おめでとうございます!





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横浜トリエンナーレとか

レポート, 教員・職員, 研究

ちゃんとした仕事ですから!・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

週末に「横浜トリエンナーレ」に行ってきました。
現代美術の展覧会なのでデジタルメディアデザインコースの内容とは若干違う方向性ですが、電気メディアやデジタル機器が浸透した現代では、こういった美術展や美術作品にも随所にデジタルメディア技術が導入されているのが面白いですね。

デザインにしてもアートにしても、現代技術があるからこそ出来る表現というのも良く目にします、そういう意味でも多くの事例を観ておく事は、今後私たちの制作活動において、またデジタルメディアデザインコースにおいても勿論重要な参考事例が随所に観られる可能性があるので、色々な展覧会などを観ておく事が大切だと思います、デジタルメディアデザインコースの皆さん是非一度行ってみてください、新しい発見があるかもしれません。

横浜トリエンナーレと同じくして「BankART Life2」が「BankART1929」で行われています、横浜トリエンナーレと共通チケットが売ってるので両方観られる方はこちらのほうがお得です!
Life2の展示も現代美術色が強いですが、なかなか見応えのある面白い展示が多かったです。

あと、デジタルメディアデザインコースにより近い感じの美術展を良く企画するギャラリーだと、新宿にあるICCギャラリーですね、多くのメディア系作品を展示しています。芸術の分野でも特にメディアアートと呼ばれるジャンルに属していますが、ここで展示される作品郡はデジタル社会における表現活動の一旦を垣間みる事ができる貴重な場所です、実はもうすぐコースの東京研修があって2年生全員で訪れる予定です。

ちょうど土曜日に行ったら「HOW TO COOK DOMOCOMODAKE?」がやってました、キノコだらけ(笑)ニューヨークで行われた展示が人気で、DOCOMODAKEの古里日本でも展示が実現したようです、でも展示期間が13日までなので、2年生の東京研修の時はもうやってません・・・。





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『TETRA Part.1 花と成るもの』展のお知らせ

イベント・展覧会, 教員・職員, 研究

海と言えばテトラポット・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

『TETRA Part.1 花と成るもの』展のお知らせです。
先の日記で幾度か紹介していました「LABOX(名古屋造形大学ART&DESIGN実験室)」での最初の展示企画『TETRA』を開催しています。

20080904_02.jpg

『TETRA』はそれぞれ分野の違う4名の作家によるコラボレーションで実現する3部作による展示です、第一回目は『TETRA Part.1 花と成るもの』として、濱田樹里(日本画)×外山貴彦(メディアアート)による展示を行っています、会期は9月12日(金)〜10月5日(日)までです。

『TETRA Part.1 花と成るもの』・ 濱田樹里×外山貴彦
時間:9月12日(金)〜10月5日(日)11:00〜20:00*金・土・日のみオープン
場所:名古屋市中区栄2-4-11 チサンマンション広小路209号 LABOX(名古屋造形大学ART&DESIGN実験室)
注!(毎週 金、土、日、のみのオープンなのでお間違いなく)

p9127092.jpg

みなさんのお越しをおまちしております!





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工作してます。

教員・職員, 研究

カーネルパニックでパニックな今日このごろ・・・
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。

昨日は3年のヒダカ氏が自身の展示についてお知らせを書いてくれましたが、今週から来週にかけて学内外共に展示やイベントが目白押しなんです、今週末にはオープンキャンパスもありますし、それぞれに向けて準備や制作がてんこもり状態です。

そして、私もついに展示する事とあいなりました、以前個人的な作品として制作したのはいつだったか忘れました・・・というくらい久しぶりに 制作し始めた訳なんですが、楽しい反面、色々と大変なのであります。

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学長ブログに既にアップされてますが、栄にオープンするギャラリー・・じゃなく、あくまで実験室って位置づけなのですが、アートとデザインの造形実験を行う「LABOX」による最初の展示に出展する事になりました、展示や会期に関してはまた改めて掲載しようと思います。

さて、今回の展示は「LABOX」のコンセプトでもある「実験的」という事もあって、私自身は表現の可能性を追求していく過程の一つという感じで進めています、1回目は日本画と、2回目 はビジュアルデザインと、3回目は陶とのコラボレーションという形式をとりながら、3ヶ月間3回に分けてメディアとの実験的な掛け合わせを行って行きたいと思ってます。

今日は作品のボディーを造ってみました。

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木を切って穴あけてサンディングして、後は色塗りです、卒業制作展で展示台を皆で造った記事を載せた事もありますが、デジタルメディアという名が付いてるコースではありますが実はこんな作業が結構重要で、具現化した物を見せる事が出来るというのは強みになります・・・が、教室が汚れるのはご愛嬌という事で・・・

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実は夏休み前からこっそりスタジオ撮影とかやってました。

sany5831.jpg

プログラムもだいたい出来てきて、あとは全てをまとめるだけです、小出しに制作風景の写真を載せましたが、作品の全容は「LABOX」で確かめてください!

余談ですが、最初のカーネルパニックって言うのは、簡単に言うとコンピュータがいわゆる落ちるという状態です 、忙しくなってきて右往左往してる矢先に頻発するようになって実はちょっと焦ってたりします、展示に影響でなければ良いのですが、コンピュータを使う作品制作は色々と大変です。





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Googleも3Dメタバースのサービス『Lively』を始めました

お知らせ, 教員・職員, 研究

デジタルメディアデザインコース、コース代表の渡邊です。
たかひこん氏が出張中ですが、うちのコースにとっては重要なニュースネタなので投稿します。

タイトルのとおり、Googleが3Dメタバース(いわゆるセカンドライフ的な3次元ネット接続) サービスを昨日からはじめました。現在はまだ、Google Japanからは行けませんが、本国サイトでLively(ライブリー)というサービス名称で始まりました。

さっそく、アカウントを作って(Gmailアドレスを持っている人はすぐに作れます)インしてみました。
さすがGoogle。プラグインをダウンロード・インストールして、ブラウザ上で動かします。セカンドライフのような独立した専用ソフトは必要ありません。

さて、適当にインするルームを探していると、ルーム名にJapan の表示が。ここに入ってみることに。入って、そこにいる人たちとチャットしてみようとすると、???日本語が、入力できない。。。 どうやら、まだ日本語入力に対応できていないようです。と、そこにいたその部屋の管理人のアバターが日本語で話しかけてきました。なぜ?

ひょっとするとテキストエディタで日本語入力した文字をコピー&ペーストしたら表示できるのか?と、ものは試しですぐ実行。思ったとおり日本語でチャットすることが可能になりました。

次に、自分のルームを作ってみることに。セカンドライフではSIMという 島のような場所を基準にしていますが、ライブリーではルームを無料で作ることができます。
Livelyのルーム(島ですけど、見た目は)

とりあえず、今日はこのぐらいにして詳しいことはまた次の機会に。

このように、いろいろなところでネットワーク上の3Dによるサービスが次々に始まってきました。早稲田大学や法政大学などのメジャーな一般大学でも先週ぐらいからセカンドライフ上の実験を大学として始めたようです。名古屋造形大学では昨年の11月から日本の大学としては3番目に、アート・デザイン系の大学としては一番初めにセカンドライフへ進出し、現在までに様々な実験を進めています。

デジタルメディアデザインコースでは今週末7月12日(土)・13日(日)に行われるオープンキャンパスにおいて、希望する高校生の皆さんにこのセカンドライフを体験してもらう「デジタルオープンキャンパス at セカンドライフ」を行います。
ユニーさんとのTシャツコラボレーションを行っている2年生の学生がやさしく教えてくれますから、是非お越しください。





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