タイトルがオタク度満載でスミマセン・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
我がコースに「ねぎとろ丼・ナスの浅漬け付き」がやってきました・・・と、タイトルからお察しがつく人は、デジタルメディアデザインコースにぴったりの人材です。
逆に言うと、さっぱり意味わからん、という人は普通です。普通で良かったと思っているそこのあなた、そんなんではデザインなんて出来ません!普通では無い人になりましょう(意味不明)
ボーカロイドって知ってますか?DTMソフト(音楽をPCで作る事をディスクトップミュージック(DTM)と言います)の一つで、歌声を再現できるのが特徴なのですが「初音ミク」と言ったほうが認知度があるでしょうか、そのほか「巡音ルカ」など幾つか種類が販売されています。
で、なんで「ねぎとろ丼」かと言うと、ボーカロイドにはそれぞれに非公認ながらマスコットがありまして、その最初の由来が「初音ミク」を題材にした動画で歌いながらネギをふっていた事から、初音ミクのマスコットとして「ネギ」が定着したのだとか・・・どーでも良いちゃどーでも良い事っすが、その流れで後に発売された「巡音ルカ」などにもマスコットを付けるというオタクな世界が広がって・・・結果「巡音ルカ」のマスコットは「まぐろ」でもって「初音ミク」と「巡音ルカ」で「ねぎ」と「まぐろ」でねぎとろ、ついでに男性ボーかロイドの「がくっぽいど」はボーカリストGacktの声をベースにした音源で、こちらのマスコットはどうやら「ナス」らしく、あわせてナスの浅漬け。
結局、何が言いたかったかというと「初音ミク」と「巡音ルカ」と「がくっぽいど」をコースで卒展や制作、研究のために買いました、という報告がしたかったという事です、お後がよろしいようで・・・。
マスク売り切れ・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
金曜日に千葉県にある国立がんセンター東病院の隣にある臨床開発センターへ行ってきました、以前も記事で紹介しましたように、最先端の技術や研究を臨床に役立てるために日々開発や実験が行われています。
今回も仕事の関係で打ち合わせに行きました、細かな内容までは書けないのですが他の分野の先生方と進めている案件で、デザインやアートという分野だけでは計り知れない部分が多々発生します、臨床センターに行って打ち合わせと書けば医療関係との何か、と想像が付くと思うのですが、デザインが医療に対して何が出来るか?を考えるというと分かりやすいでしょうか。
今回の出張はインフルエンザ騒動の真っ最中で、新幹線での移動はちょっと警戒してしまいますね、あまりの過剰反応も問題では?とニュースでささやかれはじめていますが、日本を東西に行き来する新幹線はさすがにマスクしたほうが良いかなと思いました。
新しいものは使ってみたい、でも書き込みは久し振り。デジタルメディアデザインコース@わたなべです。
昨日から東京・新大阪間の東海道新幹線(N700系のみ)の車内で無線LANが使えるようになり、ネット接続ができるようになりました。13日のたかひこんの書き込みにあったように、東京に来ていまして、僕は14・15日にも学会などがあり東京にいて、今まさに名古屋に向かっている新幹線の中から書き込んでいます。
ネットへの接続可能な場所が次々と増えていきます。いろいろな可能性が広がっていきます。接続する機器はパソコンでなくてもいいのですから(例えば、ゲーム機でも無線LANが使えるものがありますね)あんなことやこんなことなどいろいろなことを実験してみたくなりますよね。
してみたくなったあなたはもうデジタルメディアデザインコースに向いている!ということです。
※ちなみに写真右下奥に光っているのは電源コンセントの通電サインのランプです。
今はPCをバッテリー駆動で動かしながら書いています。
世の中知らない事がいっぱいだから面白いと思った今日この頃。
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
昨日、ちょっと仕事の関係で千葉県にある国立がんセンターへ行ってきました、国立がんセンターはがんの臨床開発などを行う臨床開発センターが併設されていて、日夜がん治療にための医療開発が行われています、今回はちょっと番外編的な内容ですが、興味深い事が多かったので長々と書いてみたいと思います。
今回は画像診断と呼ばれるCTやMIRといった機器を使う診断の最先端を見学する事ができました、これが想像を遥かに超える驚きの連続でした・・・CTやMIRについては皆さんも良くご存知かと思います、CTはX線を使った器具で、簡単に言うとレントゲンのデカイの、体を輪切りにした画像を生成する事が出来ます。
このCTは、レントゲンと同じくX線を利用してるので放射線が出ます、つまり被爆するので、常に従事されるお医者さんは患者さんとちがい被爆量が増えるので、随所に遮蔽壁が設けられてます、放射線を通さない鉛を使った鉛ガラス(クリスタルガラス)はなんと300万前後とか・・・。
MRIは磁気を使った診断装置、核磁気共鳴画像法と言うそうな、 超伝導磁石で強力な磁場を作ってるので、磁石にくっつく金属は全て外さないと近づけません、磁気を利用するデッジタル機器は使えないので、もちろんデジカメなんて無理、遠くから撮影。ボスがなにやら説明を聞いています、磁力で肩こり治ったりして・・・。
MIR室で使う医療機材は全部磁力対策品らしくコストが高いらしいです、ステンレスは磁石に付かないのでステンレス製の物が多かった、酸素ボンベや車いすなどは危険で、下の絵にあるように磁場が強くて引っ張られて飛んで行くらしい・・・恐ろしい。でも職業柄か随所に貼られたデザインがやっぱり気になってしまいます、絵でもボンベ飛んでます(笑)
そうそう病院でみられるこの扇風機みたいなマークは、放射能標識と言います、スリッパにも放射能標識(笑)放射能や放射線が出る施設や物に記載されます、危険を表すピクトグラムですので是非覚えておきましょう。
画像診断のなかでも、造影剤などを体内に入れる方法がありますが、そのなかでもポジトロン断層法PETという核医学はちょっと桁外れの驚きでした、CTやMIRは組織の形態を観察するので形態画像というらしく、PETなどの組織機能を観察するのを機能画像といいます、この機能画像を撮影する事で体内にあるがんを見つける技術が凄いんです。
まず、がんはブドウ糖を大量に接種するらしく、体内で正常な所以外でブドウ糖が大量に接種される場所を疑う事で、がんを見つけ出す事が出来るらしいのです、それでブドウ糖がどのように体内を循環するか観察するために、ブドウ糖に類似した化合物に放射能をくっつけて投与し、体内を循環させ、放射能が出す放射線を観察する事で、がんの場所を特定するそうな・・・何とも複雑。
それで、放射能をくっつける?って??放射線を発する物質を作るために、なんと病院内に原子炉がありました!!厚さ1mくらいの扉の向こうに鎮座する原子炉、たまたまメンテで停止してたので撮影できましたが、放射線測定器がひっきりなしにピピピ鳴ってました、本当に大丈夫なんやろか・・
難しすぎて分からんですが、原子炉等で生成した陽電子を薬として化合する機械、放射線が出るんで厳重な装置でした。
これも、動いてないって事で、扉を開けてくれました・・さっぱりわかりませんが、これで投与する薬を仕込んでるんだとか・・・扉を開けると、開ききるまで警報音が鳴るあたり、映画みたい。
ここでも放射線被爆の対策が随所にあって、薬を患者さんに投与するぶんには被爆量は安全だそうですが、投与するお医者さんは常に被爆にさらされるので、投与の際に薬剤シリンダーからの放射線を遮蔽するためのタングステン制の筒を見せてくれました、真ん中の穴に薬剤を入れるらしい・・・それで、これ1こ200万円なり、高いっ。
がん治療の中でも最先端医療に、陽子線治療というのがあります、これはもうなにもかも桁外れ。
簡単にいうと、陽子を高速に加速させてがんに直接照射するという事らしいのですが、照射される陽子はサイクロトンという機械で光の60%ほどまで加速できるそうです、秒速30万kmの60%って・・・?
最近実験で人工的にブラックホールが作れるかも?というニュースがありましたが、あの装置の小さい版と言えば分かりやすいでしょうか、加速された陽子は患部に照射されるのですが、照射角を変えるためにベットの後には回転ガントリーって機械があります、角度を変えるための装置がなんと3階の建物サイズ・・・あまりのでかさに唖然、カメラに収まりません。
やっぱりきになるインターフェイス(笑)そういえば、どの機械にも緊急停止ボタンらしい赤いデカイのが付いてました、用途とデザインの関係性を観察するには医療現場はとても興味深いです。
ちなみに、この陽子線治療を受けるための治療費は保険対象外で2,883,000円とWebに書いてあります、生きるために安いか高いか!って庶民な僕には到底考えられません・・・・
その他、実験用につかう機器、これはネズミを使ったがんの実験で使うNanoSPECT/CTという機械、ネズミ用で2億円。
ついで、実験中にネズミの体温を下げないようにしてあげる暖房ベット(青いシリンダー部分がベット)、ネズミ用コタツみたいなものが500万・・・とお値段の桁が違いすぎてよく分かりません。
兎に角、知らない事ばかりで、驚きの連続でした、医療の先端でデザインが出来る事は何か?を考える良い機会になりましたし、今後、このような医療現場とデザインの関係性や結びつきを考え、インターフェイスやグラフィックで少なくとも医療に貢献できる何かがあるかもしれません、むしろすでに現在ある施設を見渡すだけでも随所にデザインによる貢献が見て取れます、しかし、まだまだ不足している部分も多いと現場にいるお医者さんや研究者の方からも聞きました、長くなりましたが、今後のデジタルメディアデザインコースの行く末を考える上でもとても重要な場に参加できたと思います。
新聞を読まないと、知らない事が多いんだなぁと実感した、デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
毎度の事ながら、春休みでネタ不足なので、今日は思い出にふける事にします。
おもいだすなぁ〜2月の忙しさを・・・2月は展示会が目白押しだったんで、ほぼ休み無しで辛かったなぁ・・でも、努力は無駄にならないんです、誰かが必ずみてくれているんです、1に努力2に努力、努力は面倒ですけど、それ無しでは何事も前進しないって事・・・と、自分をほめてみた。
で、本題。
冒頭、新聞を読まないと・・と書きましたが、ネットでニュース記事を参照したりと、なにかと新聞というメディアから遠ざかっているダメな現代人の僕ですが、それが仇となって、自分達が新聞に掲載されている事に全く気がつきませんでした(笑)気がつけば中日新聞デビューです(画像クリックで大きくなります)
中日新聞、2009年2月17日の朝刊の13(文化)面に、エキゾチック展の記事が掲載されてます、しかも使用された写真が、僕たちスイッチの作品「まわる、うつる、ひろがる」でした、ちゃっかり写真に僕も写ってたり(笑)記事にも名古屋造形大学情報デザインコース(来年度4月からデジタルメディアデザインコースへ改名)とちゃんと載って、宣伝もばっちり!
失敗は今頃気がついてブログに載せてるって事ですかね・・・情報は生物みたいなものなので、旬を逃すとこういう事になってしまいます、反省・・・でも新聞デビューが嬉しいので良しとしときます。ちなみに、わたくしたかひこんの作品は2002年5月27日にも中日新聞に掲載された事があったりします、東海圏とは何かと縁があるようです。
エキゾチック展に関するブログ記事は以下からどうぞ。
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/?p=1318
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/?p=1332
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/?p=1364
ついでなんで、作品を観れなかった人のために、映像を上げておきます。
最後は鴨鍋でしめました、うまかった。デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「エキゾチックーひかりのまち」展が10日間の会期を終え、無事終了いたしました、ご来場くださった方ありがとうございました。
愛知県児童総合センターという美術館とは違う場所で、さらに子供がメインターゲットとなっていた今回の会場は、作品を作る側にとってみればかなり難しい環境でした、頭で考えているより現場の状況は想像以上に過酷でした、戦場をかいくぐってきた独楽達の勇姿をごらんください・・・もう、ほんとぼろぼろです、スクリーンも傷だらけ。
逆に言うと、それだけたくさん遊んでもらったという証拠です、楽しんでもらえた記録が独楽に刻まれたのだと思います。
3個とも先はまったく潰れて、身長が15mmくらい縮みましたよ、それでもなんとか最後までまわり続け花を咲かせていました、せっかくなので今後どこかでまた展示できたらと考えています、次回の為にも今回の展示で得たデータはとても貴重なものとなりました、独楽の強度もさながら、今後も色々と試して行きたいと思います。
「土の音」も過酷ななか、かなりの個数が割れましたがなんとか最後まで展示に耐えました、陶芸作品が割れるというのは、陶芸という文脈からするとあってはならない事ですが、触れる陶芸という意味で渡邊さんの作品はとても親近感のある陶芸作品だと思います。
子供達にとっては持ち運べる良いサイズだったみたいで、持ち上げて運んで、最後戻す時にコロンと投げて割ってしまう事が多かったですね、最終的に30〜40個割れてしまいましたが、それぞれ無事終了する事ができて良かったと思います、最後に皆で鴨鍋をつついて終了しました。
さて、息つく間も無く明日は卒業制作展の搬入です、怒濤のように色々な事が展開していますが、デジタルメディアデザインコースもそれだけアクティブに動いているという事で、卒展でもみなさんのお越しをお待ちしております。
デザインを考える時、対象となるターゲットユーザとかある程度決めますよね、でも子供をターゲットにするのは勇気がいる事なんだと改めて思った・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「エキゾチックーひかりのまち」展も会期の半分が過ぎました、展示会場は先にも書きましたように愛知県児童総合センターで行われています、要するに子供がわんさか来る訳なのです。
平日はそうでもないのですが、土日祝日ともなるとそれはもう恐ろしいほどひっきりなしに子供達がやってきます、譲り合って独楽で遊んでくださいねぇ〜。
作品は若干の不安定要素も有るのですがおおむね順調に動いています・・・が・・・最初の土曜日でステージと独楽は傷だらけ・・・動作にそんな支障が無いとは言え、子供達は容赦なく独楽を扱います、素直に回してくれれば良いのですが、勢いつけてかなり上から落としてまわしたり、何故か独楽の柄をもってステージの映像を叩いたり・・・そんなこんなで独楽の先が毎日のように破損して、どんどん独楽の背が低くなってます、破損の度にもって帰って削りなおしましたが・・・最近あきらめモード・・・独楽の素材を検討しないとなぁ・・・。
一応この独楽、中には精密機器が入ってるので・・・もうちょっとやさしくあつかって欲しいのが心情なんですけど、独楽自体が乱暴にあつかう玩具という事もあって、会場ではえらい勢いで吹っ飛んでいったりしてます(笑)
順次独楽を増やして、今は3個が動作するようになってます、次の土日が展示最終になるので、興味もたれた方は是非独楽を回しにきてみてください、僕は無事最終日まで独楽が保つ事を祈ってます・・・・。
渡辺泰幸さんとのコラボレーションの「土の音」は、案の定と言いますか、なんと言いますか、やっぱり割れます・・・中には持ち上げてポイって投げる子もいたりでヒヤヒヤものです、ここ数日で15個ほど割れてしまいました、美術館と違う場所での作品展示の難しさを思い知ったと言う感じです。
展示しながらのトライアンドエラーが良いのか?微妙なところもありますが、今回の展示で色々と分かった事もあるので、今後に活かせたらと思ってます。
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